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1/92022年1月13日に発売された、新型「トヨタ・ヴォクシー」。フロントフェイスの大部分を占める巨大なグリルに、つい目がいってしまう。
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2/9強烈なインパクトを与える顔は、1950年ごろのアメリカ車にも多く見られた。写真は1949年製の「ビュイック・ロードマスター セダン」。格子状に並んだグリルのせいで、笑っているようにも見える。
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3/9こちらはシトロエンの「アミ6」。フロントフェイスだけでなく、エクステリアの至るところが個性的だった。
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4/9「トヨタ・アルファード」もまた、「押しの強い顔」ですぐ連想されるクルマのひとつだろう。そのデザインは、威風堂々たるミニバンを求める多くのユーザーに支持されている。
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5/9最新世代のシトロエン車には、クルマの顔の既成概念にとらわれないフロントデザインが採用されている。写真は「E-C4」のもの。「ダブルシェブロン」と呼ばれるブランドのマークも重要なデザイン要素となっている。
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6/9こちらは新型「トヨタ・ノア」のフロントフェイス。ある開発関係者は「ミニバンはボディー形状がシンプルな箱型であるため、顔まわりの個性の強さでアピールしないとユーザーになかなか振り向いてもらえない」と語る。
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7/9最新世代の「BMW 4シリーズ」に採用された大型の縦型キドニーグリルは、自動車ファンに大きな衝撃を与えた。続く「M3セダン」やピュアEV「iX」にも同様のグリル形状が使われている。
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8/9近年の三菱車は「ダイナミックシールド」と名づけられたフロントフェイスのデザイン手法を採用。躍動感と存在感が表現されている。
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9/92021年10月に中東で披露されるや、その強烈な顔で話題になった新型「レクサスLX」。水平バーを重ねた形状のグリルは、塊感を表現するだけでなく、機関を冷却し空気の流れを整える効果もあるという。

森口 将之
モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。ヒストリックカーから自動運転車まで、さらにはモーターサイクルに自転車、公共交通、そして道路と、モビリティーにまつわる全般を分け隔てなく取材し、さまざまなメディアを通して発信する。グッドデザイン賞の審査委員を長年務めている関係もあり、デザインへの造詣も深い。プライベートではフランスおよびフランス車をこよなく愛しており、現在の所有車はルノーの「アヴァンタイム」と「トゥインゴ」。
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