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2/26シトロエンの新しいCセグメントモデル「C4」。「E-C4」はそこに電動パワートレインを搭載したモデルで、日本で販売されるシトロエン車としては初のBEVとなる。
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3/26インテリアの設計は基本的にエンジン車の「C4」と共通。ダッシュボード中央の10インチタッチスクリーンは、ナビ機能はないがApple CarPlayやAndroid Autoに対応している。
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4/26往年の「GS」や「CX」を思い出させる6ライトのサイドウィンドウ。「E-C4」には懐かしのシトロエン車を思わせるディテールが随所に取り入れられている。
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5/26テールゲートに貼られた「eC4」のバッジ。トレマが付いた“e”のマークが、どことなくキャラクターチックでユーモラスだ。
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6/26エンジン車との視覚的な識別点としては、内外装のブルーのアクセントや、専用の18インチアロイホイール「HANOI」などが挙げられる。
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7/26助手席側のダッシュボードには、タブレットを固定できる専用ホルダーを装備。使わないときにしまっておくのに好適な、引き出しも備わる。
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8/26センターコンソールのドリンクホルダーは、大きめのペットボトルなどをしまうのには適しているが、底が深すぎて、ショート缶の飲料やカップコーヒーなどを置くのには向いていない。
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9/26ユニークなツマミ式のシフトセレクター。左隣にはパワートレインの制御を「ノーマル」「エコ」「スポーツ」の3段階で切り替えられるモードセレクターが配置されている。
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10/26足まわりは柔らかめの仕立てで、「E-C4」は前後左右にナナメにと、おうように車体を傾けながら走る。
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11/26前席には背もたれの角度と座面の高さを変えられる電動調整機構(スライドは手動)や、シートヒーターが標準装備される。
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12/26タイヤサイズは195/60R18。試乗車には「ミシュラン史上最高の低燃費性能を誇る」(公式ウェブサイトより)というエコタイヤ「e・PRIMACY(プライマシー)」が装着されていた。
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13/26運転支援システムとしては、アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援機能、交通標識の読み取り機能などが標準装備される。
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14/26サスペンションには他の最新のシトロエン車と同じく、バンプストップラバーのかわりにセカンダリーダンパーを使った「PHC(プログレッシブハイドローリッククッション)」が装備される。
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15/26フロントに搭載されるモーターは最高出力136PS、最大トルク260N・mを発生。駆動方式はFWDのみで、4WDは用意されない。
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16/26メーターのかわりに装備される、フルカラーの液晶ディスプレイ。サイズは小ぶりだが、車速や走行距離、バッテリー残量をもとにした走行可能距離などが、分かりやすく表示される。
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17/26駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は50kWh。一充電走行可能距離はWLTCモードで405kmとされている。
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18/26「E-C4」はCHAdeMO規格の急速充電に対応しており、(充電器の出力によるものの)50分でバッテリー容量の約80%まで充電することができる。
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19/26エントリーグレードの「フィール」を除き、「C4」シリーズにはガラススライディングルーフが標準装備される。
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20/26「E-C4」の充電システムは予約充電にも対応。センターコンソールのスイッチとタッチスクリーンによって操作する。
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21/26大容量のバッテリーをフロア下に搭載しながらも、荷室についてはエンジン車とほぼ変わらない容量を確保している。
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22/26電動車として必要十分な性能を備えつつ、競争力のある価格設定を実現した「E-C4」。クルマの出来栄えを思うと、現実的かつ魅力的な新しいBEVの選択肢といえるだろう。
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23/26シトロエンE-C4シャイン
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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