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1/13きっといつかはやってくるEV社会。そこで逃れられない充電という試練に慣れるため、今回はBMWの最新EV「iX xDrive50」を借りてみた。普段の生活のなかでフツーのクルマのようにEVを使用して、どれだけ走れてどれだけ充電に時間がとられるかをチェックする。
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2/13存在感ある横長の液晶ディスプレイがダッシュボードに配置される「iX xDrive50」のコックピット。インフォテインメント系のオペレーションシステム「iDrive」が進化しすぎていて、まるでチンプンカンプン。いきなりビビッた。
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3/13BMWの最新EV「iX」(左)と、2リッター直4ディーゼルターボを搭載する愛車のエリート特急こと「BMW 320d」(右)を並べてみて、あまりのサイズの違いに驚く。
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4/13車体が微妙にラウンドしているせいだろうか、「iX」はデカく感じる。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4955×1965×1695mm、ホイールベースは3000mmで、実際のところ路面占有面積は「X5」とほぼ同等である。
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5/13「iX」で200kmほど走ると、バッテリー残量は54%に低下した。航続距離は650kmとうたわれているが、今回のような使い方だと実質的な航続距離は400km強だろうか。まだまだ走れそうだが、怖いので早めに充電することにした。
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6/13杉並の三菱ディーラーの真向かいにあるアウディディーラー。ここにはまだ充電器が設置されていない。EV「e-tron」を売っているのに店先で充電できないのはいかがなものか。
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7/13近所の三菱ディーラーで「iX」の充電をすることに。三菱車ではないので開店前にこっそり済ませる作戦だったが、急速充電スペースにはディーラーのPHEV「アウトランダー」が止まっていた。写真は移動してもらったアウトランダー(右)とiX(左)の2ショット。やはりiXの大きさが際立つ。
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8/13三菱ディーラーで、いざ「iX」の充電を開始。こちらの充電器は出力50kWの一般的なものだ。果たして30分でどれぐらい充電できるのか、興味津々である。
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9/13三菱の急速充電器では、いまひとつチャージがうまくいかず、バッテリー残量は充電前の54%から68%までしか回復しなかった。すべての充電器で、額面どおりの充電性能が発揮される保証はないのだ。
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10/131年ほど前にオープンしたばかりの新しいレクサスディーラーで「iX」の充電を行う。納車セレモニースペースには、フラッグシップSUV「LX」が置かれていた。
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11/13「iX」の充電口は、ボディーの右リアフェンダーに配置されている。普通充電用とCHAdeMO(チャデモ)対応の急速充電用のソケットが1カ所にまとまっているので、どちらを使用するにしてもわかりやすい。
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12/13レクサスディーラーで「iX」を充電中、コーヒーをサービスしていただいた。さすがおもてなしのレクサス。
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13/13レクサスのショールームは、ウルトラ広くてゴーカだった。ここまで立派なディーラーは生まれて初めて見た。レクサスすげえっ! とあらためて感心する。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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