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1/25イタリア・シエナのチェーン系リサイクルショップのイル・メルカティーノで発見した3代目「クラウン」の玩具2台。縮尺は不明だが、全長は20cm台。
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2/252台とも塗色やステッカーで米国のパトロールカーのムードを演出している。
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3/25「クラウン」には日本のパトカーの塗色が似合うのは明らか。だが、当時輸出の際、アジア製として格下に見られることを避けたのが痛いほど分かる。
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4/25底部に記された「MADE IN JAPAN」とヨネザワの桜マーク。
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5/253代目「クラウン」前期型のフロントを緻密に模している。
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6/25フロントフェンダーには「SUPER DELUXE」のバッジも再現されている。
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7/25点灯する仕様だったと思われる赤色灯。
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8/25赤色灯の後ろには、サイレン用のスピーカー穴が見える。販売価格は5.35ユーロ(約730円)。
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9/25イル・メルカティーノ シエナ店を、フランチャイジーとして20年以上にわたって仕切るジャンニ・ビンディ氏。
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10/25もう1台の「クラウン」も同じく白×紺であるものの、フロントフードは日本のパトロールカーに似たグラフィックである。
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11/25こちらは緑色灯である。サイレンは取り付けが悪かったのか、両車とも2個中1個が欠品である。
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12/25底面。危険な加工部分が見当たらないのは見事。
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13/25第2次世界大戦前の米国車、エセックスを模したと思われるトルペード。28ユーロ(約3800円)。
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14/25緻密とは言えないまでも、内装もそれなりにつくられている。
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15/25日本製を示す文字は、実車で言うところのデファレンシャルギア部分に刻印されている。
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16/25キャンバス製のほろは開閉可能につくられているとみた。
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17/25「フォード」(1952~1953年)を思わせるブリキ製玩具。28ユーロ(約3800円)。
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18/25そのつくりから、末永く遊んでほしいと願いながら製作されたであろうことが想像できる。
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19/25「JAPAN」の文字は電池ボックスのふたに。
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20/25テールフィンの萌芽(ほうが)が見られるが、それがまだ魔物と化す前のデザインである。
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21/2520世紀初頭のドイツ製とみられるミニチュアのオーブン。
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22/25その精緻な工作精度を見よ! 1970年代に日本で一世を風靡(ふうび)したアサヒ玩具の「ママレンジ」は意欲的な商品だった。だが、マニュファクチュールが醸し出す豊かさという点では、残念ながらこの品の足元にも及ばない。
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23/25上部から。本物のオーブンと見間違えるほど。
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24/25タンクに液体燃料を入れたあと、上部の芯に点火して熱する仕組み。価格は267ユーロ(約3万7000円)。
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25/25“白いクラウン”は、イタリアでどのような人の手に渡るのだろうか。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、25年間にわたってリポーターを務めあげる。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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