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1/142022年7月の発表会より、ステージ上に並べられた4モデルの新型「トヨタ・クラウン」。
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2/14「クラウン クロスオーバー」のクーペSUVというボディー形態は、クラウンとしては画期的だが、世界的にはすでに流行しているジャンルだ。
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3/14ドイツのプレミアムブランドの間では、クーペSUVは特殊なモデルではない。写真は「メルセデス・ベンツGLEクーペ」。
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4/14シトロエンの上級モデル「C5」は、従来の4ドアセダンからクーペSUVへと変身。車名も新たに「C5 X」となって再出発した。
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5/14新型「クラウン」のグローバル展開について説明する、トヨタ自動車の豊田章男社長。
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6/14“アクティブライフを楽しむワゴンとSUVのクロスオーバー”と説明される「クラウン エステート」。
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7/14「クラウン エステート」のホイールベースは「クラウン クロスオーバー」と共通。プラットフォームは同じものと推測される。
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8/14背が低いので分かりづらいが、「クラウン セダン」は他のモデルよりフットプリントが大きく、またタイヤの配置や前後のオーバーハングから、FRないしFRベースの4WDになると思われる。
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9/14現行モデルで「クラウン セダン」とボディーサイズが近い車種といえば、「レクサスLS」と「トヨタ・ミライ」。ともに「GA-L」プラットフォームを採用するセダンだ。
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10/14「クラウン スポーツ」は、“エモーショナルなスポーツSUV”と説明されるモデルだ。
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11/142021年12月のEV戦略発表会で公開された「クロスオーバーEV」。今回発表された「クラウン スポーツ」と、外観はまったく同じである。
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12/14早くも懐かしい感のある先代「トヨタ・クラウン」。エントリーグレードはFRの2リッターターボ車「B」で、その価格は469万5000円(2020年4月時点)。新型「クラウン クロスオーバー」のベースグレードと同じ2.5リッターハイブリッドの4WD車は、511万9000円から(2020年11月時点)だった。
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13/14新型「クラウン クロスオーバー」のパワーユニットは、2.5リッター自然吸気エンジン+ハイブリッドと、2.4リッターターボ+ハイブリッドの2種類。駆動方式は4WDのみで、2WDの設定はない。
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14/14歴史が長く、固定客の多いモデルほど時流に合った合理的な変更が難しくなる。「クラウン」という伝統あるモデルでそれをやってのけるトヨタの決断力は、並大抵のものではないのだ。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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