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2/212021年10月に世界初公開、2022年1月に日本に導入された5代目「レンジローバー」。従来型よりサイズアップしたボディーが目を引くが、さらに全長が20cmも長いロングホイールベース(LWB)も用意される。
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3/21インストゥルメントパネルまわりの意匠は非常にシンプルですっきりとしたもの。操作系はタッチパネルを多用しつつ、頻繁に使われる空調には機械式ダイヤルを残すなど、使いやすさも配慮したものとなっている。
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4/21エクステリアデザインは各部をフラッシュサーフェス化。多数のデザイン要素で構成されるフロントマスクも、ヘッドランプ、グリル、バンパーとすべてが“面一(つらいち)”となっている。
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5/21リアまわりでは、縦一文字のシンプルなテールランプが特徴。従来モデルと同様、テールゲートは上下2分割で開口する。
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6/21ドアの開口と連動してステップが展開する「ディプロイアブルサイドステップキット」。約60万円(!)のオプション装備だ。
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7/21シート表皮は上質なセミアニリンレザー。ヒーターやベンチレーション、マッサージ機能、電動調整機構などが標準装備される。
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8/21LWBには3列7人乗りや2列4人乗りのシートレイアウトも用意されるが、スタンダードホイールベース(SWB)は2列5人乗りのみ。センターコンソールには後席用空調や車内灯、ブラインドなどの操作に用いるタッチパネルが備わっている。
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9/21「D300」のパワーユニットは、最高出力300PS、最大トルク650N・mを発生する3リッターディーゼルエンジンとマイルドハイブリッド機構の組み合わせ。動力性能は0-100km/h加速が6.9秒、最高速が218km/hとされている。
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10/21足まわりには、ツインバブルチューブダンパーを備えた電子制御エアサスペンションを標準装備。タイヤおよびホイールの仕様は豊富で、試乗車にはSVビスポークの手になる23インチアルミホイールと、285/40R23サイズのタイヤが装着されていた。
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11/21メーターパネルは高精細なフル液晶。機能は多彩で、写真のようにナビゲーション画面をディスプレイ全体に映すこともできる。
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12/21インフォテインメントシステムには13.1インチのフローティング式タッチスクリーンを用いた「Pivi Pro」を採用。画面にはハプティック(触覚)フィードバック機能が備わっており、操作を受け付けると指に“手ごたえ”を伝えてくる。
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13/21シフトセレクターは従来型のダイヤル式からノブ式に変更。ドライブモードセレクターはダイヤル式(「AUTO」選択時は写真のとおり引っ込んでいる)で、ローレンジの選択やヒルディセントコントロールの操作は、その下のタッチ式スイッチで行う。
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14/21足まわりには、最大で7.3°も後輪を操舵するオールホイールステアも装備。SWBの最小回転直径は、ランドローバー史上最小となる10.95mを実現した。
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15/21「オートバイオグラフィー」に標準装備されるパノラミックルーフ。無償で固定式とスライディング式の選択が可能だ。
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16/21VDA計測による荷室容量は、5人乗車時で818リッター、後席をたたんだ状態で1841リッター。荷室側壁には後席の格納やトノカバーの展開、車高の上昇・下降などの操作に用いるコントロールパネルが備わっている。
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17/21全長5m、全幅2mを超える巨体でありながら、押し出しの強さより上品さを大事にした「レンジローバー」。高級SUVというジャンルのなかでも、希有(けう)な存在といえるだろう。
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18/21ランドローバー・レンジローバー オートバイオグラフィーD300
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今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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