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2/23「308」よりも遅れてデリバリーが始まった新型「プジョー308SW」。今回の試乗車は1.6リッターターボエンジンをベースとしたプラグインハイブリッドパワートレイン搭載の「GTハイブリッド」。
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3/23ボディーサイズは全長×全幅×全高=4655×1850×1485mm。先代から55mm拡大した全長はハッチバックの「308」よりも235mm長い。
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4/23全幅も先代モデルから45mm拡大。横長のリアコンビランプによる効果も合わせて、ワイド感が増している。
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5/23薄型のヘッドランプと大きなグリルがフロントマスクを特徴づけている。グリル内のドットが細かいところが上位グレードである「GT」のポイント。
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6/23タイヤ&ホイールは18インチ。フィン付きのカバーを備えたホイールは「GT」専用デザインだ。
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7/23駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は12.4kWh。WLTCモードによるEV走行換算距離は69km。
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8/23ステアリングホイールよりもメーターパネルを上にレイアウトしたプジョーならではの「i-Cockpit」。エアコンの吹き出し口もメーターと同じレベルにあるため、包まれ感がすごい。
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9/23シートにはアルカンターラとテップレザーのコンビ表皮を採用。ホールド感が高く座面は硬め。
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10/23ホイールベースはハッチバックよりも50mm長いため、後席の足元空間にはゆとりがある。5人乗りだが、中央席の座面と背もたれにはアルカンターラが使われずテップレザーのみとなる。
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11/231.6リッター直4ターボエンジンは単体で最高出力180PSを発生。モーターと合わせたシステムトータルでは225PSを発生する。
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12/23足まわりはフロントがストラットでリアがトーションビーム。同じ「EMP2」を使う前輪駆動のプラグインハイブリッドながら「シトロエンC5エアクロスSUV」のようなリアのマルチリンクサスは使われていない。
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13/232本スポークのステアリングホイールは上下のリムがフラットな形状。大きな「GT」ロゴが刻まれる。
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14/23シフトセレクターはプジョーやシトロエンブランドで広く使われるトグルスイッチ式。「R」「N」「D」の後方にある「B」ボタンで回生ブレーキの利きを強められる。
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15/2310インチの大型センタースクリーンを装備。ナビゲーションが標準装備されるのは、日本のプジョーファンには朗報だ。
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16/23シートヒーターとステアリングヒーターも完備。これらを含めた空調や360度カメラなどのショートカットをメインスクリーン下の「i-toggles」と呼ばれる部分に並べておける。
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17/23筑波山の右コーナーを行く。ハンドリングは極めて正確だ。
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18/23荷室の容量は608リッター。「GT」はキーを携帯してバンパーの下に足をかざすとゲートを開閉できる「ハンズフリーテールゲート」を装備する。
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19/23後席の背もたれは40:20:40の3分割式。センター部分を倒すとコンソールボックスとひとつながりになるところが考えられている。
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20/23後席の背もたれをすべて倒したときの荷室容量は1634リッター。背もたれに連動して座面が沈み込むため、床面はおおむねフラットだ。
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21/23「GTハイブリッド」の車両本体価格は1.5リッターディーゼルの「GT BlueHDi」よりも98万4000円高い557万1000円。国のCEV補助金などを活用すればその差は縮まる。
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22/23プジョー308SW GTハイブリッド
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23/23

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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