-
1/22
-
2/222022年末に500台の台数限定でオーダー受け付けされた「GRカローラRZ」。現在は完売とのことだが、生産状況を見ながら追加販売を検討していくという。
-
3/22ボディーのベースは「カローラ スポーツ」ながら、エクステリアパーツはほとんどが専用開発。バンパーには大きなエアインテークが設けられているほか、トヨタエンブレムの両サイドにも穴が開いている。
-
4/22ボンネットにはエアアウトレットを装備。見せかけではなくきちんとエンジンルームとつながっている。
-
5/22フロントフェンダーのエアアウトレット。こちらもホイールハウスとつながっている。
-
トヨタ の中古車webCG中古車検索
-
6/22タイヤサイズは235/40R18で、銘柄は「ヨコハマ・アドバン エイペックスV601」。エイペックスV601は北米などを中心に展開されている新しいスポーツタイヤブランドで、日本には今後本格的に導入されるという。
-
7/22マフラーは3本出し。センターには排気バルブが仕込まれており、エンジンの高回転時にバルブを開くことで高出力化に寄与する。
-
8/22リアのホイールハウスやフロアトンネルなどにブレースを追加したほか、スポット溶接のポイントを「カローラ スポーツ」から349カ所も増やしてボディー剛性を強化。カーボンルーフはSMC工法を採用してコストを抑えている。
-
9/22内装色はブラックのみの設定で、視界に入るパーツをダークカラーで統一して運転に集中できるようにしている。液晶式のメーターパネルは専用デザインだ。
-
10/22ホールド性を追求したというシートは座面と背もたれの厚みがすごい。「GR」ロゴ入りのヘッドレストは一体式ではなく高さ調整が可能。
-
11/22後席は空間的には広々としているが、フロントシートの主張が強すぎるため閉所感がある。
-
12/22パワーユニットは最高出力304PSの1.6リッター直3ターボの「G16E-GTS」エンジン。駆動方式は電子制御式多板クラッチで前後のトルク配分を制御する「GR-FOUR」だ。
-
13/22変速機は6段MTのみの設定。シフトダウン時に自動で回転合わせをしてくれる「iMT」機能はステアリングポストの右にあるスイッチでオン/オフが可能。
-
14/22前後アクスル間のトルク配分はダイヤルで設定。スタンダード(始動時)は前後が60:40で、ダイヤルを右に回すと30:70に、押し込むと50:50に変わる。左に回すとスタンダードに戻る。
-
15/22スマートフォンの無接点充電器は1万3200円のオプション。クルマの性格を考えると固定できる機構が欲しいところ。
-
16/22足まわりはフロントがストラットでリアがダブルウイッシュボーン。ブッシュのピロボール化やスプリングおよびダンパーの強化が施されているが、乗り心地は悪くない。
-
17/22ステアリングホイールは「GR」ロゴ入り。右スポークのスイッチでアダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システムを設定できる。
-
18/22ペダルはアルミ製。クラッチは重いが、つながりが分かりやすくエンジン自体が大トルクのため渋滞でもつらくはなかった。
-
19/22荷室容量は「カローラ スポーツ」と変わらぬ352リッターを確保している。
-
20/22荷室のフロアボードの下には発泡スチロールを使った収納ケースが用意されている。補機用の12Vバッテリーがここに収められているのは「GRヤリス」と同じだ。
-
21/22トヨタGRカローラRZ
-
22/22

青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
トヨタ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。