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2/20久々のBMW M専用モデルとなる「XM」。電動パワートレインを搭載したハイパフォーマンスSUVで、巨大なキドニーグリルが特徴のエクステリアデザインも注目を集めている。
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3/20リアの意匠はフロントと比べるとやや落ち着いたイメージ。ボディーサイズは全長×全幅×全高=5110×2005×1755mmと、「X5」と「X7」の間に入る大きさだが、3105mmのホイールベースはX7と同じだ。
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4/20リアウィンドウの上部に貼られた、左右一対のBMWマーク。これはMブランド初の市販モデル「M1」をモチーフにしたもので、M1ではリアの左右端に、同じく一対のBMWエンブレムが貼られていた。
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5/20エクステリアの装飾には、「ナイトゴールド」(写真)と「ハイグロスブラック」の2種類の色を用意。ボディーカラーとの組み合わせ次第で、全く異なるイメージに仕立てることができる。
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6/20インテリアについては、最新のBMW車に共通するレイアウトをおおむね踏襲。ダッシュボードには12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させた、大きなカーブドディスプレイを装備している。
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7/20操作系は、レバータイプのシフトセレクターを備えるなど比較的コンサバティブ。ただし、空調等の操作がタッチスクリーンにまとめられるなど、各所でデジタル化も図られている。
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8/20日本仕様は、ボディーカラーや内装の選択を問わず“ワンプライス”で2130万円の設定。BMW Individualのフルレザーメリノシートや「Bowers&Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステム」、4ゾーンエアコンなどが標準装備となる。
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9/20パワートレインはコンベンショナルなシングルモーター式のハイブリッドシステムで、4.4リッターV8ターボエンジンと、モーターが組み込まれた8段ATとで構成される。
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10/20ドライブモードと「Mハイブリッドモード」の操作は、センターコンソールのスイッチで行う。「XM」はMモデルなので、ステアリングホイールにはドライバーが任意で設定したドライブモードを瞬時に呼び出せる、「M1/M2ボタン」も装備されている。
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11/20ホイール&タイヤには21~23インチの3種類のサイズがあるが、日本仕様は23インチホイールと前:275/35R23、後ろ315/30R23サイズのタイヤの組み合わせが標準。無償オプションで、試乗車にも装着されていた22インチアルミホイールと前:275/40R22、後ろ:315/35R22サイズのハイパフォーマンスタイヤの組み合わせも用意される。
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12/20快適な乗り心地が印象的だったBMW Individualのフルレザーメリノシート。前席にはアクティブベンチレーション機能やマッサージ機能も装備される。
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13/20駆動システムには、専用チューニングが施された「Mスポーツデファレンシャル」付きのフルタイム4WD「M xDrive」を採用。全輪操舵機構「インテグラルアクティブステアリング」をMモデルとして初採用したり、コーナリング時のロールを抑制する「アクティブロールスタビライザー」を装備したりと、シャシーやドライブトレインにはハイテクが満載されている。
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14/20バッテリーの容量はグロスで29.5kWh。電動走行の最高速は140km/hで、電気のみでの走行可能距離は82~88kmとされている(WLTPモード)。
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15/200-100km/h加速は4.3秒、最高速は「Mドライバーズパッケージ」装着車(日本仕様は標準装備)で270km/hと、高い動力性能を誇る「BMW XM」。本国ではシステム最高出力を748PS、システム最大トルクを1000N・mに高めた「XM LABEL RED(レーベルレッド)」も、2023年秋に追加される予定だ。
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16/20BMW XM
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西川 淳
永遠のスーパーカー少年を自負する、京都在住の自動車ライター。精密機械工学部出身で、産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰(ふかん)して自動車を眺めることを理想とする。得意なジャンルは、高額車やスポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域。
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