-
1/26
-
2/262021年6月の受注開始からおよそ1年半を経て、ようやく納車が開始された「日産アリアB9 e-4ORCEリミテッド」。大容量バッテリーと2モーター方式の4WDを搭載した「B9 e-4ORCE」ベースの、発売記念モデルだ。
-
3/26「リミテッド」には、石庭をモチーフとしたフロアカーペットや専用のキッキングプレート、10基のスピーカーからなるBOSEのプレミアムサウンドシステムなどが装備されていた。
-
4/26さまざまな情報をドライバーに提供する、12.3インチカラー液晶の「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」。「トヨタbZ4X」や「スバル・ソルテラ」とは異なり、バッテリーの残量はパーセンテージでしっかり表示される。
-
5/26他の仕様のタイヤサイズが235/55R19なのに対し、「B9 e-4ORCEリミテッド」のそれは255/45R20。試乗車にはブリヂストンのスタッドレスタイヤが装着されていた。
-
日産 アリア の中古車webCG中古車検索
-
6/26センターディスプレイの下のダッシュボードに注目。空調などのコントローラーは、パネルと一体化している。操作はもちろんタッチ式だが、「ハプティクス」(触覚提示技術)の採用により、操作時には“手応え”が返ってくる。
-
7/26センターコンソールは電動で前後のスライド調整が可能。シフトセレクターに加え、タッチ式のドライブモードセレクターやワンペダルドライブ「e-Pedal」のオン/オフスイッチなどが備わる。
-
8/26「リミテッド」専用のブルーグレーのナッパレザーシート。前席には電動調整機構(運転席ポジションメモリー機能付き)や、ヒーター、ベンチレーション機能などが装備されていた。
-
9/26後席も快適装備は充実しており、リアエアコンやUSBポート、シートヒーターなどを完備。車体底部にバッテリーを搭載するEVならではの、フラットな床面も特徴だ。
-
10/26「B9 e-4ORCE」のバッテリーの総電力量は91kWh。WLTCモードにおける“電費”は187Wh/km(約5.3km/kWh)で、一充電走行距離は560kmとされている。
-
11/26運転支援システム「プロパイロット2.0」の操作スイッチ。ナビリンク機能付きで、高速道路では追い越し時の車線変更や分岐なども含めて走行を支援。状況に応じて、ドライバーがステアリングから手を放すハンズオフも可能となっている。
-
12/26「アリア」のモーターは、ステーターとローターの両方に電磁石を用いた巻線界磁式。アクセルを踏み込んだときには大きな力を発揮する一方で、低負荷走行時にはより消費電力を抑えることができる。レアアースの使用量が少なくて済むのもポイントだ。
-
13/26「e-4ORCE」の駆動方式は、最高出力218PS、最大トルク300N・mのモーターを前後に搭載した、2モーター方式の4WDだ。
-
14/26箱根のワインディングロードを走る「アリアB9 e-4ORCEリミテッド」。引き締まった足まわりと高度な電子制御により、2t超の車重を感じさせない走りを披露する。
-
15/26「e-4ORCE」では前後2基のモーターにより、常に前後輪に適当な駆動力を配分。ブレーキ制御によるベクタリングとも相まって、高いコーナリング性能を実現する。
-
16/26最新のモデルらしくコネクティビティ―は充実、ワイヤレスチャージャーが標準装備されるほか、USBポート(Type-A、Type-C)が前席用と後席用にそれぞれ装備される。
-
17/26「リミテッド」に標準装備されていた、リモート機能付きのパノラミックガラスルーフ。カタログモデルにもオプションで用意されている。
-
18/26試乗車はオドメーターの数字が1000kmに満たないピカピカの新車だった。今回の取材では硬めに感じた乗り味も、距離を経ると少しは変わってくるのかもしれない。
-
19/26奥行き973mm、最大幅1387mmという広さを持つ「アリア」のラゲッジスペース。テールゲートにはハンズフリー機能付きのリモコン開閉機構が備わっている。
-
20/26「アリア」のバッテリーは最大130kWの急速充電に対応。今回の取材では鮎沢PA(上り)の50kW急速充電器を利用し、30分で22.8kWhを充電。走行可能距離は198kmから303kmに回復した。
-
21/26高い注目を集める「アリア」だが、現在は66kWhバッテリーのFWD車「B6」が販売されているのみ。カタログモデルでも、ぜひ早期に「B9」や「e-4ORCE」を発売してほしい。
-
22/26日産アリアB9 e-4ORCEリミテッド
-
23/26
-
24/26
-
25/26
-
26/26

山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
日産 アリア の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。






























