-
1/17今回はイタリアを含む欧州市場で躍進目覚ましいダチアの最新情報を。手前は最量販車種でCセグメントの「サンデロ」、奥はステーションワゴン「ジョガー」。2023年、シエナの販売店であるパンパローニで撮影。
-
2/172023年3月、シエナ旧市街におけるスナップ。いずれも現行の「フィアット・パンダ」「ダチア・ダスター」「ランチア・イプシロン」、そして「プジョー208」と、販売トップ10の常連がくしくも勢ぞろいしている。
-
3/172023年のダチアは、全車にフェイスリフトが施された。手前は最量販車種「サンデロ」のクロスオーバー版「サンデロ ステップウェイ」、写真左奥はSUVの「ダスター」。2022年10月、パリモーターショーで。
-
4/17「ダチア・サンデロ ステップウェイ」。インテリアも巧みな素材変更によって若返りが図られている。
-
5/17シエナのダチア/ルノー販売店、パンパローニに掲げられた新意匠。陽光で退色しやすい赤系を避けたのは賢明だろう。
-
ルノー の中古車webCG中古車検索
-
6/17営業時間を記したボードは木目調である。
-
7/17「ジョガー」のフロントマスク。前期型のヘッドランプはそのままに、それと連続性を持たせた見事な新意匠である。
-
8/17「ダスター」のインテリア。エンジンは999ccのガソリンと同LPG/ガソリン併用、1332ccおよび1461ccディーゼルの計4種類。
-
9/17ダチア好調の理由を説明してくれたパンパローニ社のルイージ・カザーリ氏。
-
10/17外ではダチアの旧看板の取り外しが行われていた。レンズを向けると、作業員のおじさんが応えてくれた。
-
11/17参考までに、ダチアと合わせてルノーの看板も新ロゴに。
-
12/17ダチアのおすすめアクセサリーを示したPOP看板。安い順に上から並べられていて、かつ大半が100ユーロ以下である。気軽に買い足したくさせるところがミソだ。
-
13/17ライフスタイル系グッズを集めた棚を拝見。無着色の段ボールは低コストかつ、そこそこ今風である。
-
14/17再生素材を使った防水コートは129ユーロ(約1万8000円)。
-
15/17ショールームの一角に設けられたダチアの認定中古車コーナー。フェイスリフト前の各モデルが並ぶ。手前の「サンデロ ステップウェイ」は1万2750ユーロ(約180万円)。
-
16/172023年3月19日は通常は休日である日曜日にあたるが、ショールームは開いていた。
-
17/17晴れて新ロゴの看板取り付け完了。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
ルノー の中古車webCG中古車検索
マッキナ あらモーダ!の新着記事
-
第931回:幻ですカー 主要ブランド製なのにめったに見ないあのクルマ 2025.10.9 確かにラインナップされているはずなのに、路上でほとんど見かけない! そんな不思議な「幻ですカー」を、イタリア在住の大矢アキオ氏が紹介。幻のクルマが誕生する背景を考察しつつ、人気車種にはない風情に思いをはせた。
-
第930回:日本未上陸ブランドも見逃すな! 追報「IAAモビリティー2025」 2025.10.2 コラムニストの大矢アキオが、欧州最大規模の自動車ショー「IAAモビリティー2025」をリポート。そこで感じた、欧州の、世界の自動車マーケットの趨勢(すうせい)とは? 新興の電気自動車メーカーの勢いを肌で感じ、日本の自動車メーカーに警鐘を鳴らす。
-
第929回:販売終了後も大人気! 「あのアルファ・ロメオ」が暗示するもの 2025.9.25 何年も前に生産を終えているのに、今でも人気は健在! ちょっと古い“あのアルファ・ロメオ”が、依然イタリアで愛されている理由とは? ちょっと不思議な人気の理由と、それが暗示する今日のクルマづくりの難しさを、イタリア在住の大矢アキオが考察する。
-
第928回:「IAAモビリティー2025」見聞録 ―新デザイン言語、現実派、そしてチャイナパワー― 2025.9.18 ドイツ・ミュンヘンで開催された「IAAモビリティー」を、コラムニストの大矢アキオが取材。欧州屈指の規模を誇る自動車ショーで感じた、トレンドの変化と新たな潮流とは? 進出を強める中国勢の動向は? 会場で感じた欧州の今をリポートする。
-
第927回:ちがうんだってば! 「日本仕様」を理解してもらう難しさ 2025.9.11 欧州で大いに勘違いされている、日本というマーケットの特性や日本人の好み。かの地のメーカーやクリエイターがよかれと思って用意した製品が、“コレジャナイ感”を漂わすこととなるのはなぜか? イタリア在住の記者が、思い出のエピソードを振り返る。
新着記事
-
NEW
MTBのトップライダーが語る「ディフェンダー130」の魅力
2025.10.14DEFENDER 130×永田隼也 共鳴する挑戦者の魂<AD>日本が誇るマウンテンバイク競技のトッププレイヤーである永田隼也選手。練習に大会にと、全国を遠征する彼の活動を支えるのが「ディフェンダー130」だ。圧倒的なタフネスと積載性を併せ持つクロスカントリーモデルの魅力を、一線で活躍する競技者が語る。 -
NEW
トヨタ・スープラRZ(FR/6MT)【試乗記】
2025.10.14試乗記2019年の熱狂がつい先日のことのようだが、5代目「トヨタ・スープラ」が間もなく生産終了を迎える。寂しさはあるものの、最後の最後まできっちり改良の手を入れ、“完成形”に仕上げて送り出すのが今のトヨタらしいところだ。「RZ」の6段MTモデルを試す。 -
ただいま鋭意開発中!? 次期「ダイハツ・コペン」を予想する
2025.10.13デイリーコラムダイハツが軽スポーツカー「コペン」の生産終了を宣言。しかしその一方で、新たなコペンの開発にも取り組んでいるという。実現した際には、どんなクルマになるだろうか? 同モデルに詳しい工藤貴宏は、こう考える。 -
BMW R1300GS(6MT)/F900GS(6MT)【試乗記】
2025.10.13試乗記BMWが擁するビッグオフローダー「R1300GS」と「F900GS」に、本領であるオフロードコースで試乗。豪快なジャンプを繰り返し、テールスライドで土ぼこりを巻き上げ、大型アドベンチャーバイクのパイオニアである、BMWの本気に感じ入った。 -
マツダ・ロードスターS(後編)
2025.10.12ミスター・スバル 辰己英治の目利き長年にわたりスバル車の走りを鍛えてきた辰己英治氏。彼が今回試乗するのが、最新型の「マツダ・ロードスター」だ。初代「NA型」に触れて感動し、最新モデルの試乗も楽しみにしていたという辰己氏の、ND型に対する評価はどのようなものとなったのか? -
MINIジョンクーパーワークス(FF/7AT)【試乗記】
2025.10.11試乗記新世代MINIにもトップパフォーマンスモデルの「ジョンクーパーワークス(JCW)」が続々と登場しているが、この3ドアモデルこそが王道中の王道。「THE JCW」である。箱根のワインディングロードに持ち込み、心地よい汗をかいてみた。