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2/213グレードが用意される「インプレッサ」のなかから、エントリーグレードの「ST」に試乗。装備は簡素で足まわりも穏当な、まさに“素”のグレードだ。
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3/21インテリアにも、他のグレードで見られるようなシルバーやメッキの装飾はない。ステアリングホイールはウレタン製で、オプションで革巻きのものも用意されている。
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4/21メーターパネルは2眼式で、中央に4.2インチマルチインフォメーションディスプレイを装備。上位グレードとは異なりホワイトリング照明はつかないが、機能面でのちがいはない。
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5/21センターコンソールまわりの装飾も控えめ。オプションのシートヒーターを装備すると、コンソール左端のコイントレイの位置に操作スイッチが配置される。
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6/21選択できるボディーカラーは、試乗車の「アイスシルバー・メタリック」を含む全7色。他のグレードには設定のある「サンブレイズ・パール」「ホライゾンブルー・パール」は、「ST」では選べない。
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7/21「アイサイト」は、広角単眼カメラを追加することで交差点などでの衝突回避性を高めた最新世代のもの。他のグレードとは異なり、緊急時プリクラッシュステアリングや後側方警戒機能、アレイ式アダプティブドライビングビームなどは非採用となる。
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8/21「ST-G」と同じトリコットのシート(ただし一部箇所の表皮のデザインは異なる)。上位グレードには運転席10way、助手席8wayのメモリー機能付きパワーシートが用意されるが(「ST-H」では標準装備、「ST-G」ではオプション設定)、「ST」ではそれは選択できない。
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9/21表皮の設定を除くと、リアシートの仕様は上位グレードと基本的に同じ。6:4の分割可倒式で、センターアームレストには2個のカップホルダーが備わる。ただし他のグレードとは異なり、後席用のUSBポートは装備されていない。
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10/21「ST」の車両重量は、FF車で1380kg、4WD車で1420~1430kg。上位グレードはFF車が1530~1550kg、4WD車が1570~1590kgとなっており、おおむね150kgほどSTのほうが軽い。
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11/21テールゲートを飾るのは車名のロゴのみで、「e-BOXER」のバッジも「SYMMETRICAL AWD」のバッジもない。現行の「インプレッサ」シリーズで“e-BOXERなし”の純エンジン車となるのは、この「インプレッサST」だけだ。
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12/212リッター水平対向エンジンの最高出力は154PS、最大トルクは193N・m。「e-BOXER」搭載車のそれ(最高出力145PS、最大トルク188N・m)と比べると、若干だがパワーもトルクもこちらが上回っている。
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13/21試乗車のステアリングスイッチ。エントリーグレードの「ST」でも、ドライブモード切り替え機構の「SIドライブ」が装備される。
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14/21タイヤサイズは205/50R17。ホイールの基本的な意匠は各グレード共通だが、上位グレードがダークメタリック塗装、およびダークメタリック塗装と切削光輝加工のツートンとなっているのに対し、「ST」はシンプルなシルバー塗装となっている。
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15/21センタークラスターには空調などの操作に用いるタッチスクリーンを装備。ナビ/オーディオ関連については、「ST」は“オーディオレス仕様”が標準となる。試乗車には、ディーラーオプションのパナソニック ビルトインナビが搭載されていた。
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16/21「e-BOXER」用のバッテリーを積まないこともあって、荷室容量は他のグレードが315リッターなのに対し、「ST」は368リッターとなっている(VDA法)。なお、試乗車に搭載されていた消火器は同車を所有する販売店が備えつけたもので、純正アクセサリーやディーラーオプションではない。
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17/21上位グレードとは趣を異にする柔らかな乗り心地と、軽快な走りを備えていた「インプレッサST」。これなら「あえてのエントリーグレード」という選択肢も、大いにアリだろう。
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18/21スバル・インプレッサST
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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