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2/195代目「レンジローバー」に設定された3リッター直6ガソリンターボエンジンと電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル「SV P510e」に試乗した。SV P510eはショートホイールベース車のみの設定で、車両本体価格は2551万円。
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3/19最高出力400PS、最大トルク550N・mを発生する3リッター直6ガソリンターボの変速機内に、モーターを配したプラグインハイブリッドシステムを採用。システムトータルでの出力は510PS、同トルクは700N・mを誇る。
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4/19上質な仕立てと、レンジローバーの伝統である横基調のインストゥルメントパネルデザインが特徴となるインテリア。「サンクチュアリ(聖域)のような空間」を目指したという。
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5/19「レンジローバーSV P510e」のボディーサイズは全長×全幅×全高=5060×2005×1870mm、ホイールベースは2995mm。車重は2900kgと発表されている。
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6/19電動パワートレインの搭載を念頭において開発されたプラットフォーム「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用。ボディー剛性は従来モデルより50%高められたという。
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7/19ダッシュボード上部中央にタッチ式の13.1インチディスプレイを配置。エアコンやシートの設定、ナビやオーディオ、インフォテインメントシステムの操作などが行える。写真はエネルギーフローの表示画面。
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8/19バッテリーは最大7kWの普通充電とCHAdeMO規格の急速充電に対応する。EV走行距離はWLTPモードで100km、リチウムイオンバッテリーの容量は96Ah、総エネルギー量は31.8kWh。
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9/19エンジンのスタート/ストップスイッチやレザー仕立てのシフトセレクター、走行モードが選択できる「テレインレスポンス2」の操作スイッチなどが配置されたセンターコンソールパネル。今回の試乗車は2023年モデルで、2024年モデルからはシフトセレクターとスタート/ストップスイッチのみが配置される、よりシンプルなパネルデザインに変更される。
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10/19シグネチャーDRLとイメージプロジェクション内蔵の「デジタルLEDヘッドライト」を標準で装備。ナビゲーションデータに基づき、前方のカーブに合わせて照射角度や範囲を自動調整するアダプティブフロントライティング機構も採用されている。
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11/19ボディーの凹凸を極力排した、塊から削り出したようなエクステリアデザインが特徴となる5代目「レンジローバー」。ボディーに埋め込まれた縦長のテールランプと、リアガーニッシュに配置された横長のウインカーが目を引く。
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12/19「シンダーグレイ」と呼ばれるカラーリングでコーディネートされたインテリア。今回の試乗車では、無償オプションの「プレミアムノンレザーアップグレード」と「ノンレザーステアリング」が選択されていた。
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13/193人掛けとなる「レンジローバーSV P510e」の後席。リアのヘッドルームは996.5mm、レッグルームは1027mmもの余裕がある。導入されるP510eにはスタンダードホイールベースしか用意されないが、一般的な日本人の体格ならこちらでも広さに不足はないだろう。
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14/19今回の試乗車は、グロスブラックフィニッシュの「22インチ“スタイル1073”」ホイールを装備。これに285/45R22サイズの「ピレリ・スコーピオンゼロ オールシーズン」タイヤを組み合わせていた。
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15/19後席左側には、フットレスト(前席の背面下部に内蔵)とオットマンを装備。シートのスライドやリクライニング、オットマンの調整は、センターアームレストに内蔵されるタッチ式ディスプレイで行える。
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16/19テールゲートは「レンジローバー」の伝統にのっとり上下2分割式が採用される。後席を使用した際の荷室容量は818リッター、後席を倒した状態では同1841リッターとなる。フロア床面には、格納式のグローサリーバックホルダー(写真)が組み込まれていた。
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17/19電子制御サスペンションとアクティブスタビライザー、ロールコントロール、後輪操舵機構などを包括的に制御する「インテグレーテッドシャシーコントロールシステム」を採用。5mを超える全長にもかかわらず、最小回転半径は5.3mmにおさまっている。
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18/19レンジローバーSV P510e
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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