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2/262013年のデビュー以来、累計130万台が販売されてきた「スズキ・スペーシア」。新型はただ車内が広いだけではなく、そのスペースを持て余さずに使ってもらえるよう、インテリアに工夫がなされいる。
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3/26インテリアはとにかく豊富な収納スペースが特徴。オープントレイや助手席前の引き出し、グローブボックス、各ドアポケットなどのほか、メーターナセルの上にもポケットが設けられている。
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4/26アウトドア家具のような心地よさを目指したという、標準車のファブリックシート。「カスタム」にはファブリックと合成皮革のコンビシートが装備される。
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5/26コンテナをモチーフにしたという、ボディーサイドのビード形状が目を引くエクステリア。標準車のボディーカラーは、新色の「ミモザイエローパールメタリック」(写真)を含む全8色で、うち4色にはルーフを塗り分けた「ソフトベージュ2トーンルーフ」仕様も用意される。
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6/26従来モデルから設計が刷新されたリアシート。左右個別に、リクライニングおよびスライド調整や格納が可能なのはこれまでどおりで、新たにセンターアームレストと「マルチユースフラップ」が採用された。
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7/26「マルチユースフラップ」は、写真のように引き出して、オットマンやレッグサポートとして使えるほか、フラップ部を上に回せば、座面上の荷物が落ちるのを防ぐストッパーとしても使用できる。
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8/26広大なダッシュボードのオープントレーは、コンビニのお弁当にも対応。その角にはType-A/Type-CのUSB電源ポートが装備される。
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9/26ピクニックテーブルには、500mlの紙パックおよび幼児用マグにも対応するドリンクホルダーや、タブレット端末を立てておきやすいストッパーなどを採用。ショッピングフックはテーブルが格納されていても使えるよう、形状とレイアウトが変更された。
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10/26マットカラーのボルドーやピアノブラック調の装飾が目を引く「スペーシア カスタム ハイブリッドXSターボ」のインストゥルメントパネルまわり。カスタムの「ハイブリッドXS」とハイブリッドXSターボでは、ステアリングホイールやシフトノブが本革巻きとなる。
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11/26燃費は自然吸気(NA)エンジン車では22.4~25.1km/リッター、ターボエンジン車では19.8~21.9km/リッターと、軽スーパーハイトワゴンではトップの性能を実現している(いずれもWLTCモード)。
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12/26NAモデルには現行型「ハスラー」から導入された、新世代の「R06D」エンジンを採用。FFの「ハイブリッドG」グレードで比較した場合、従来モデルより2.1km/リッターの燃費改善を実現している(WLTCモード)。
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13/26足もとの仕様はグレードによって異なり、標準モデルは14インチのスチールホイールとフルホイールキャップの組み合わせ。「カスタム」は「 ハイブリッドGS」が14インチ、「ハイブリッドXS/ハイブリッドXSターボ」が15インチのアルミホイールとなる。
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14/26新型「スペーシア」ではミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた新開発の先進運転支援システムを採用。アダプティブクルーズコントロールには、カーブを検知して車速を抑制する機能や、方向指示レバーと連動して自動で加減速を行う車線変更補助機能などが追加された。
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15/26メーターパネルには4.2インチのTFT液晶ディスプレイを採用。「カスタム ハイブリッドXS/ハイブリッドXSターボ」にはヘッドアップディスプレイも装備される。
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16/26オプションで用意される、スマートフォン連携メモリーナビゲーション。通信サービス「スズキコネクト」とも連携しており、これまではアプリ専用だったサービスにも対応するなど、機能の拡充が図られている。
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17/26現状では、新型「スペーシア」のモデルラインナップは標準車と「カスタム」のみ。SUVテイストを利かせた「スペーシア ギア」も追加されるのか、気になるところである。
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18/26スズキ・スペーシア ハイブリッドX
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22/26スズキ・スペーシア カスタム ハイブリッドXSターボ
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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