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2/17今回の試乗車は2.5リッターハイブリッドの「トヨタ・クラウン スポーツZ」。2023年12月上旬の取材時点ではこの1グレードのみの設定だったが、その後12月19日にプラグインハイブリッドの「RS」が登場した。
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3/17ボディーのスリーサイズは全長×全幅×全高=4720×1880×1565mm。車格はこちらが上のはずだが、全長は「ハリアー」よりもわずかに短い。
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4/17「クロスオーバー」から進化させたというハンマーヘッドフェイスのフロントマスク。台形のグリルがワイド感を強調する。
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5/17「クロスオーバー」ともども車名のバッジは「CROWN」のみ。「O」の上に極小サイズのトヨタエンブレムが備わっている。
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6/17高く盛り上がったリアフェンダーがエクステリアデザインのキーポイント。リアコンビランプの半分がフェンダー側にレイアウトされる。
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7/172.5リッターハイブリッドのシステム出力は234PS。リアにもモーターを搭載する4WDでありながら21.3km/リッターのWLTCモード燃費はさすがというほかない。
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8/17タイヤ&ホイールは「クロスオーバー」と同じ21インチだが、「スポーツ」は10mmワイドな235幅を履く。グロスブラックのアルミホイールが「エモーショナルレッドIII」のボディーによく映える。
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9/17足まわりはフロントがストラットでリアがマルチリンク。後輪操舵の「DRS」も備わっている。
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10/17内装の基本的なつくりは「クロスオーバー」と変わらない。この試乗車の内装色は黒だったが、レッド(PHEV専用色)かサンドブラウンを選ぶと運転席と助手席がアシンメトリーなコーディネートになる。
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11/17シート表皮は本革で、ヒーターもベンチレーション機能も標準装備。電動調整機能も備わっているが、助手席は座面の前後とリクライニングの4ウェイで、高さ調整は手動でもできないところが少し気になった。
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12/17リアフェンダーが張り出しているだけでキャビンが絞り込まれているわけではないので、後席は意外に広い。
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13/17シフトセレクターには「ウォームスティール」のアクセントがあしらわれる。スマートフォンのワイヤレス充電器はその前方で、縦に差し込むのが特徴。
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14/17メーターパネルの表示はくっきりとクリアだが、相変わらず表示内容が細かく、一覧性が今ひとつ。「始動後走行距離」などと漢字で丁寧に表記しているためだろうか。
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15/17397リッターの荷室容量は「ヤリス クロス」と同程度。トノカバーは真ん中で折りたたんで床下に収納できる。
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16/17最新のトヨタ車ではおなじみの「いらすとや」のようなエネルギーフロー。
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17/17トヨタ・クラウン スポーツZ

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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