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2/21テールゲートに装着された「STI」のバッジ。STI(スバルテクニカインターナショナル)は、モータースポーツ活動や純正カスタマイズパーツの開発などを手がけるスバルの100%子会社だ。
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3/21インテリアでは、ブラックを基調にボルドーの差し色を組み合わせたカラーコーディネートと、各所に施されたダークキャストメタリックの装飾が特徴。
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4/21エクステリアでは、ドアミラーやルーフアンテナ、ホイールがブラックないしダーク調のカラーで統一されている。
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5/211270kgの車重に対し、2.4リッターエンジンのアウトプットは十分以上といえる。レスポンスにも優れ、ワインディングロードではコーナーごとにリズムのよい走りを楽しめた。
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6/21排気量2.4リッターの水平対向4気筒エンジン「FA24」。最高出力235PS、最大トルク250N・mを発生する。
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7/21「STI Sport」の専用オプションとして用意される、前後17インチのブレンボ製ベンチレーテッドディスクブレーキ。確かな効能が感じられるアイテムだが、現在は受注を終了している。
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8/21フロントに装備される、STIが独自の調律を加えた「日立Astemo製SFRDフロントダンパー」。サスペンションストロークの大きさによって油圧経路が切り替わり、小さなストローク域では柔軟に動いて振動を低減。大きなストローク域では硬さを増してしっかりと車体を支える。
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9/21スエード調表皮と本革のコンビシート。レッドステッチやブラックのアクセント、「STI」のロゴなどが施されている。
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10/21液晶メーターについては、機能面では他のグレードと変わりないが、ここにもボルドーの装飾や「STI」のロゴを用いて視覚的に差異化を図っている。
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11/21ホイールに施されるダークメタリック塗装も「STI Sport」の特徴。タイヤサイズは「S」と同じく前後同径の215/40R18で、試乗車にはミシュランのスポーツタイヤ「パイロットスポーツ4」が装着されていた。
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12/212021年のモデルチェンジで、AT仕様に「アイサイト」が採用された「BRZ」。それから2年遅れで、ようやくMT仕様にもアイサイトが組み合わされた。
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13/21「BRZ」の先進運転支援システム(ADAS)は、他のスバル車と比べるとやや簡素。レーンキープアシストなど操舵系の支援機能は搭載されていない。
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14/21ACCの操作はレバー式。クラッチを5秒以上切り続けたり、車速が25km/h以下になったりすると、自動で作動が停止する。
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15/21特にACCのありがたみを感じたのは、停車までは至らない程度の低速での渋滞区間。トルクフルなエンジンもあり、2,3速にギアを入れてAT感覚で走り続けることができた。また、高速道路上ではカメラカーのレーダー式ADASが機能停止するほどの雨にも見舞われたが、そうした状況下でも「アイサイト」のACCは機能し続けていた。
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16/21今回の試乗では472.5kmの距離を走行。急峻(きゅうしゅん)なワインディングロードを走ったり、渋滞に突入したりもしたが、燃費は満タン法で11km/リッターと、その行程を思えば存外に良好な結果となった。
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17/21スバルBRZ STI Sport
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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