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1/112023年10月に登場してからずっと気になっていた新型「ホンダ・アコード」にやっと試乗できた。ばんざい! 実物のアコードは、写真よりさらにカッコよかった。
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2/11「アコード」は、どこにも派手さがない。ものすごくスタンダードで定番っぽいのに、ものすごくカッコいい。特に顔のオーソドックスさに涙が出る。
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3/1111代目となった「アコード」のリアビュー。ファストバックスタイルを採用している点は今どきっぽいが、それ以外はウルトラオーソドックス。
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4/11水平基調のインテリアは、とてもシンプル。これみよがしにゴージャスな部分は見当たらないけれど、全体に上質で落ち着きがあって心地いい。
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5/11新型「アコード」(写真右)をわが愛車“ちょいワル特急”こと2019年式の「プジョー508 GT BlueHDi」(同左)と比べてみた。508はデイライムランニングランプやサイドの掘り込みなど、今どきっぽいデザインがちりばめられているが、アコードにそういうものはない。
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6/11「ホンダ・アコード」(写真手前)と「プジョー508」(写真奥)。全長が多少違うこと以外、フォルムはクリソツである。斜め後ろから見ると、一世代前ぐらいのアウディの「スポーツバック」系に近いが、アコードはシンプルでもっとすがすがしいデザインに感じる。
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7/11首都高を中心に「アコード」に試乗。パワートレインは大好きな「シビックe:HEV」とほぼ同じハイブリッドだが、モーターが多少トルクアップしているのでボディーが大きく重くなっていても、気持ちよく加速する。エンブレ(回生ブレーキ)がEVっぽく強めに利いてラクチンだ。
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8/112リッター直4直噴エンジン(最高出力147PS、最大トルク182N・m)と新開発の高出力モーター(同184PS、同335N・m)を組み合わせた2モーター式ハイブリッドパワートレインを搭載。
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9/11踏ん張りの効いた六角形のグリルが目を引く新型「アコード」(写真右)は、ハイブリッド車「アコードe:HEV」のモノグレード展開。車両本体価格は544万9400円である。対する「プジョー508 GT BlueHDi」(同左)の新車価格は、2023年の時点で634万2000円であった。
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10/11新型「アコード」のサイドには水平のラインが1本だけ入っている。顔もリアもシンプルな直線基調で、インテリアと同様にこちらもこれ見よがしな意匠はゼロだ。この誰の反感も買わないカッコ良さが、カーマニアの心を打つ。
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11/11今回、「アコード」で首都高を気持ちよく流し、一部アクセル全開も試したりして、燃費計の数値は19.7km/リッター! なんと先日試乗して感動した「スズキ・スイフト」がたたき出した18.6km/リッターに勝った! すごいぞアコード、すごいぞホンダの「e:HEV」!

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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