-
1/132023年8月28日~9月2日に静岡・エコパで開催された「学生フォーミュラ日本大会2023」では、上限の80チームが参加して盛大におこなわれた。第22回となる2024年大会は愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」を舞台に、9月9日~14日の日程で動的審査がおこなわれる。
-
2/13「学生フォーミュラ日本大会2023」の協賛企業。未来の日本自動車産業を支える金のタマゴ(!)が集まるイベントだけに、協賛企業は国内の自動車および二輪車メーカー全社をはじめ、有力サプライヤーや商社など、今回も計200社を超える見込み。ICVクラスに使われるエンジン(実質的には二輪用)と、各種部品やコンポーネンツの多く、そして審査員などは協賛各社から提供・派遣される。
-
3/13日本大会の1~3日目は安全性や騒音などをチェックする車検がおこなわれる。写真は傾斜した際のガソリンやオイル、水漏れなどがないか、横転の危険はないかなどをチェックするチルトテーブル試験で、受けているのは「学生フォーミュラ日本大会2023」でコスト賞2位を獲得した九州工業大学。
-
4/13車検風景。車体は写真のような鋼管スペースフレームが主流だが、モノコック構造を採用するチームもある。写真のマシンは「学生フォーミュラ日本大会2023」でベスト三面図賞1位、プレゼンテーション賞2位の静岡理工科大学EV。
-
5/13車検は、1:機械車検、2:脱出、3:フラッグ、4:電気車検(EVのみ)、5:チルトテーブル試験、6:騒音試験、7:レインテスト、8:ブレーキ試験の8項目でおこなわれる。車検合格車両には、それを示すステッカーが配布される。
-
6/13「学生フォーミュラ日本大会2023」でマシンを整備する名古屋工業大学EV。同校は省エネ賞2位、EVクラスのルーキー賞などを獲得した。リアスポイラーなどの空力部品の有無や形状はチームによって千差万別だが、大会関係者によると「近年はエアロパーツ装着マシンが上位に入る傾向にある」という。
-
7/13アップルのCM動画で一躍有名となった東京大学EVチームは、昨年の「学生フォーミュラ日本大会2023」で省エネ賞1位を獲得。エンジン車で参加した2009年9月の第7回大会では初優勝を遂げている。
-
8/13「学生フォーミュラ日本大会2023」で総合3位に入った岐阜大学は、いかにも走りそうなスタイリングで、スキッドパッド賞と耐久走行賞でともに3位を獲得した。写真はプラクティスでの走行風景。
-
9/13参加チームは大学だけでなく、この日本自動車大学校のような専門学校も参加。同校は「学生フォーミュラ日本大会2023」で総合2位に輝いたほか、加速性能賞と耐久走行賞で2位を獲得している。
-
10/13「学生フォーミュラ日本大会2023」でデザイン賞とプレゼンテーション賞という静的審査二冠を獲得した名古屋大学EVは、加速性能賞でも日本新記録を樹立。ほかにも国土交通大臣賞やEV総合優秀賞など多くの賞を獲得している。
-
11/13「学生フォーミュラ日本大会2023」にチャレンジしたタイのプリンス・オブ・ソンクラー大学チーム。同校を含め2023年は海外から10校が参加した。
-
12/13静岡・エコパを舞台に開催された「学生フォーミュラ日本大会2023」のピットエリアにならんだ参加チームのテント。世界に目を向けると、「学生フォーミュラ」は23カ国で開催され、約60カ国から参加チームが集う国際的なイベントに成長している。
-
13/13現在2連覇中にして5勝という歴代最多勝タイを誇るのが京都工芸繊維大学だ。「学生フォーミュラ日本大会2023」では静的審査でコスト賞1位を取り、スキッドパッド賞、オートクロス賞、耐久走行賞でも1位という動的審査三冠も達成。見事に総合優勝を果たした。このマシンは、商品としてはまさに「安くて速い!!」ということか。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
デイリーコラムの新着記事
-
目指したのは二律背反の克服! 新型「三菱パジェロ」こだわりの走りを開発責任者が語る 2026.11.6 まもなく日本でも販売が開始される、新型「三菱パジェロ」。新時代を担う三菱のフラッグシップは、どのようなクルマに仕上がっているのか? 高い悪路走破性と舗装路での快適性を併せ持つ走りや、そこに込められた三菱のこだわりを、開発責任者が語った。
-
日産がピックアップトラック「フロンティア プロ/ナバラ プロ」をグローバル市場で発売 日本上陸は? 2026.11.5 日産が中国を設計・開発・生産の拠点とする新たなグローバル戦略をスタートさせた。その第1弾モデルが、新型ピックアップトラック「フロンティア プロ/ナバラ プロ」だ。豪州向けに右ハンドル仕様も用意されるが、果たして日本上陸の可能性は?
-
ポルシェの「ミッションS」にはどんなエンジンが積まれるのか 2026.11.4 「ポルシェ・ミッションS」はリアミドシップレイアウトの次世代スポーツカーだ。興味深いのは“「911」より上”とされる商品のポジションで、911といえば水平対向6気筒、ミッションSにはどんなパワートレインが積まれるのか。状況証拠をもとに検証した。
-
いま軽自動車を選ぶなら、エンジン車とEVのどちらが得か? リアルな数値でコスパを比較・検証する 2026.11.2 海外ブランドまで参入するなど、近年活況をみせる軽EV。従来型の軽自動車と比べた場合の、コスト面の良しあしは? ホンダの2車種を例にとり、そのコストパフォーマンスを考えよう。
-
「BYDラッコ」がアジアにはばたく!? ニッポンの軽自動車規格が海外勢に奪われる日 2026.10.30 中国のBYDが、軽BEVの「ラッコ」を日本以外でも販売すると発表! 日本独自のスモールカー規格は、はたして海外でも受け入れられるのか? 本家・日本のメーカーが、海外展開に及び腰だった理由とは? BYDが食指を動かす、軽自動車の秘めた可能性を探る。
新着記事
-
NEW
ルノー・キャプチャー エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】
2026.11.7試乗記マイナーチェンジで「フルハイブリッドE-TECH」の直4エンジンを1.6リッターから1.8リッターに変更した「ルノー・キャプチャー」が上陸。インフォテインメントや快適装備の充実もうたう、最新フレンチコンパクトSUVの仕上がりやいかに。 -
レクサスES500e“バージョンL”(4WD)【試乗記】
2026.11.6試乗記レクサスのラグジュアリーセダン「ES」がフルモデルチェンジ。ボディーの大型化などにも注目が集まるが、やはりシリーズ初の電気自動車版の設定こそがトピックだろう。2モーター4WDの上位グレード「ES500e“バージョンL”」を試す。 -
目指したのは二律背反の克服! 新型「三菱パジェロ」こだわりの走りを開発責任者が語る
2026.11.6デイリーコラムまもなく日本でも販売が開始される、新型「三菱パジェロ」。新時代を担う三菱のフラッグシップは、どのようなクルマに仕上がっているのか? 高い悪路走破性と舗装路での快適性を併せ持つ走りや、そこに込められた三菱のこだわりを、開発責任者が語った。 -
「ルノー カングー ジャンボリー2026」の会場から
2026.11.5画像・写真山梨・山中湖畔に約1400台もの「ルノー・カングー」が集結! 日本で愛され続けるフレンチMPVのファンミーティング「ルノー カングー ジャンボリー2026」の様子を写真で紹介する。 -
日産がピックアップトラック「フロンティア プロ/ナバラ プロ」をグローバル市場で発売 日本上陸は?
2026.11.5デイリーコラム日産が中国を設計・開発・生産の拠点とする新たなグローバル戦略をスタートさせた。その第1弾モデルが、新型ピックアップトラック「フロンティア プロ/ナバラ プロ」だ。豪州向けに右ハンドル仕様も用意されるが、果たして日本上陸の可能性は? -
アストンマーティンDB12 S(FR/8AT)【試乗記】
2026.11.5試乗記アストンマーティンのスポーツツアラー「DB12」が、より高性能な「DB12 S」に進化。エンジンもシャシーも空力も、すべてに手が加えられた名門の基幹車種は、いかなるモデルに仕上がっているのか? ブリティッシュスポーツの血統を感じさせる、その走りを報告する。