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2/22「ホンダN-BOX」シリーズのLPLを務める諫山博之さんと「N-BOXジョイ」。N-BOXジョイはホンダが満を持して投入する“遊び”の軽スーパーハイトワゴンだが、アクティブさを主張する他社のライバルとは異なり、よりカジュアルで、優しくくつろげるテイストの一台となっている。
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3/22現行型「N-BOX」シリーズの報道資料。よく見ると、確かに日本地図が3色の「N」で構成されている! N-BOXに第3のモデルがあることは、当初からこっそり示されていたのだ。
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4/222011年の誕生以来、何度となく新車販売台数でNo.1に輝いてきた「N-BOX」。累計販売台数は250万台を優に超えており、今日ではN-BOXからN-BOXに買い替えるオーナーも少なくないという。
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5/22チェック柄のシート地が目を引くベージュのインテリア。「N-BOX」のLPLである諌山さんは、実はインテリア開発出身のエンジニアだ。「N-BOXジョイ」のこだわりの車内空間は、諫山さんが開発責任者だからこそ実現したのかもしれない。
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6/22一時は大いに盛り上がったアウトドアブームだが、今やその勢いは下火に。代わって「そこまで大げさなものじゃなくて、気軽に外遊びを楽しみたい。外でくつろぎたい」という機運が高まっているという。
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7/22インテリアとCMFデザインを担当した松村美月さん。チェック柄の明るいインテリアは、松村さんの手になるものだ。
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8/22この日、ホンダのスタッフが身に着けていたチェック襟のシャツや、同じくチェック柄のイヤリング、ちょうネクタイなどは、「N-BOXジョイ」の内装に合わせてデザインチームがつくった非売品とのこと。ホンダの気合の入りようがうかがえる。
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9/222024年8月22日のティザー発表時に先行公開された、フラットな荷室の写真。チェック柄の表皮は車内の雰囲気を明るくすること、黒いピラーとルーフライニングは、外の風景を絵画や写真のように感じてもらえることを意図して採用したという。
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10/22リアシートを折りたたんだ荷室スペース、通称「ふらっとテラス」でくつろぐ松村さん。荷室を“くつろぎ空間”とするのにあたっては、さまざまな素材を車内に持ち込んで、アイデアを膨らませたという。
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11/22チェック柄の織物生地をルーペで拡大して見たところ。ブルーやオレンジの糸が織り込まれているのがわかる。
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12/22チェック柄のシート表皮には、ホンダNシリーズとして初めてはっ水加工を採用。ペットボトルの水をこぼしてもしみ込んだりせず、玉になって転がっていく。
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13/22シート表皮はグレードによって異なり、「N-BOXジョイ」はチェック柄のファブリック、「N-BOXジョイ ターボ」(写真)は同ファブリックと合成皮革のコンビタイプとなる。
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14/22シートの基本構造は、前席には「N-BOXカスタム」のものを使用しているが、後席はよりチェック柄の面積を広くとるため、標準車のものを使用している。
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15/22「N-BOXジョイ」のパッケージデザインを担当した飯泉麻衣さん。機能面でのキモである、荷室空間の“つくり替え”を担った。
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16/22飯泉さんの手をよく見ると、この日のためにネイルもベージュとチェック柄でコーディネートされていた。
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17/22後席を倒すと奥行き161cmのフラットな床面が出現。段差や傾きをなくすために荷室の床面は80mm高められているが、「フラットハンドルなら27インチの自転車も天井につっかえさせずに積める」という広さは保たれている。
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18/22かさ上げされたフロアの下には、容量18リッターの床下収納を設置。水洗いが可能となっているのもうれしい。
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19/22エクステリアデザインを担当した小向貴大さん。SUV的な力強さではなく、気軽に頼れる道具っぽさを大事にしたという。
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20/22フロントまわりではクルマのキャラクターに合わせてヘッドランプの意匠を変更。バンパーはスリットの入った中央部を一段へこませることで、限られた寸法のなかで立体感を表現している。
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21/22こちらもこだわったという斜体の「Joy」のロゴ。ライバルの真似をせず、独自の路線に挑戦した「N-BOXジョイ」。カスタマーがこれをどう受け止めるかに注目したい。
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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