-
1/16シエナの自動車販売店「アウトサローネ・モンテカルロ」のニコロ・マージ氏(写真向かって左)と、子息のリッカルド・マージ氏(同右)。四十数年にわたりスバルを扱ってきた彼らの新戦略とは?
-
2/16メーカー写真から。「MG EHS」はプラグインハイブリッドのコンパクトクロスオーバーである。EVモードでの航続可能距離は52km。
-
3/16これはフェイスリフト前の「MG EHS」。シエナ近郊で2024年8月撮影。
-
4/16サブコンパクトクロスオーバーの「MG ZS」。シエナで2024年8月撮影。
-
5/162024年9月、アウトサローネ・モンテカルロには、スバル車とともに「MG EHS」が展示されていた。
-
6/16展示車ゆえ、数々の保護カバーはお許しを。「MG EHS」の室内。メーターのディスプレイは12.3インチ、タッチスクリーンは10.1インチ。
-
7/16屋外展示の車両。写真向かって左から「MG3ハイブリッド+」「MG4エレクトリック」「MG ZS」、そして「スバル・アウトバック」(日本名:レガシィアウトバック)。
-
8/16「MG ZS」に貼られた船積み用の“かんばん”を見る。中国河南省の物流ハブである鄭州で出荷され、コスコ社の輸送船サジタリウスで海上輸送された後、イタリア・リグリア州の港湾都市ヴァード・リグレに到着している。
-
9/16面白いので、スバル車に貼られていた輸送用かんばんも。こちらは常陸那珂(ひたちなか)の港を2024年2月に出て、同じリグリア州のジェノヴァに到着していることがわかる。
-
10/16「MG3ハイブリッド+」。目下、最も手ごろなMGである。1.5リッターエンジン(102HP)+モーター(136HP)の組み合わせで、0-100km/h加速は8秒。50km/hまではEVモードのみ、以降はエンジン/モーター双方で駆動する。
-
11/16「MG3ハイブリッド+」のインテリア。ADASや360°カメラが標準で装備されている。
-
12/16マージ家の販売店はMGよりも先に、2023年に電動モトクロッサー「スタルク・フューチャー」の販売も始めた。
-
13/16マージ夫妻の「M80スーパーデラックス」(3代目「スバル・レックス」の欧州名)も健在だった。長持ちの秘訣(ひけつ)はただひとつで、「オイル交換を決して怠らないことです」とニコロ氏。
-
14/16第807回で記したとおり、ニコロ氏は免許を返納したので、現在は夫人であるマルナさんが運転手役を務めている。
-
15/16セントラル硝子製のサイドウィンドウ。富士重工業時代の「フ」マークが懐かしい。
-
16/16ニコロ氏と孫のヴァレンティーノ君。イタリアに2台輸入されたうちの1台という「スバル XT」(日本名 : アルシオーネ)とともに。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
マッキナ あらモーダ!の新着記事
-
第932回:参加者9000人! レトロ自転車イベントが教えてくれるもの 2025.10.16 イタリア・シエナで9000人もの愛好家が集うレトロ自転車の走行会「Eroica(エロイカ)」が開催された。未舗装路も走るこの過酷なイベントが、人々を引きつけてやまない理由とは? 最新のモデルにはないレトロな自転車の魅力とは? 大矢アキオがリポートする。
-
第931回:幻ですカー 主要ブランド製なのにめったに見ないあのクルマ 2025.10.9 確かにラインナップされているはずなのに、路上でほとんど見かけない! そんな不思議な「幻ですカー」を、イタリア在住の大矢アキオ氏が紹介。幻のクルマが誕生する背景を考察しつつ、人気車種にはない風情に思いをはせた。
-
第930回:日本未上陸ブランドも見逃すな! 追報「IAAモビリティー2025」 2025.10.2 コラムニストの大矢アキオが、欧州最大規模の自動車ショー「IAAモビリティー2025」をリポート。そこで感じた、欧州の、世界の自動車マーケットの趨勢(すうせい)とは? 新興の電気自動車メーカーの勢いを肌で感じ、日本の自動車メーカーに警鐘を鳴らす。
-
第929回:販売終了後も大人気! 「あのアルファ・ロメオ」が暗示するもの 2025.9.25 何年も前に生産を終えているのに、今でも人気は健在! ちょっと古い“あのアルファ・ロメオ”が、依然イタリアで愛されている理由とは? ちょっと不思議な人気の理由と、それが暗示する今日のクルマづくりの難しさを、イタリア在住の大矢アキオが考察する。
-
第928回:「IAAモビリティー2025」見聞録 ―新デザイン言語、現実派、そしてチャイナパワー― 2025.9.18 ドイツ・ミュンヘンで開催された「IAAモビリティー」を、コラムニストの大矢アキオが取材。欧州屈指の規模を誇る自動車ショーで感じた、トレンドの変化と新たな潮流とは? 進出を強める中国勢の動向は? 会場で感じた欧州の今をリポートする。
新着記事
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。
注目のキーワード
注目の記事
-
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキング総合