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1/132024年7月18日に発売された「ノート オーラNISMO」のマイナーチェンジモデル。注目は高性能4WDモデル「オーラNISMOチューンドe-POWER 4WD」の登場である。今回はその駿馬を駆り、夜の首都高に出撃した。
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2/13NISMO専用のリアバンパーは両サイドにエアスプリッターをレイアウト。床下からの風をきれいに流すレイヤードディフューザーも備わる。リアバンパーの中央にはお約束の「nismo」ロゴエンブレムと、バックフォグが組み込まれている。
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3/13赤と黒でコーディネートされた「オーラNISMOチューンドe-POWER 4WD」のインテリア。レッドのセンターマークとステッチが目を引くステアリングホイールが標準で装備される。
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4/13エクステリアデザインはFWDも4WDも共通。今回試乗した車両がまとう「NISMOステルスグレー」と「スーパーブラック」のツートンカラーは、NISMOブランドを象徴する専用色として他のNISMOモデルにも採用されている。
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5/13さすがリアモーターのパワー/トルクが増強されているだけのことはあり、出足は軽快。NISMOは足が硬めだが、体が上下に揺さぶられるような不快さはない。もっとも、普通の「オーラ」のほうが乗り心地はもっとよかった。
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6/13フロントグリルは冷却性能向上と空気抵抗低減を両立するフラッシュタイプのNISMO専用デザイン。個人的には「デジタルVモーショングリル」が採用される標準仕様車よりもこちらのほうが断然好み。
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7/13かつて「フェラーリ360モデナ」に乗っていたときは、「自分で改造してチャレストに勝つ!」と決意し、中国製のパチモンエアロを付けるなどして激安「チャレンジストラダーレ」仕様にカスタマイズして悦に入っていた。
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8/13「オーラNISMO」には3つのドライブモードが設定されている。「エコ」「ノーマル」に加え、「NISMO」がこのモデル専用となる。エコでも基準車のスポーツモードに相当する走りが味わえる。赤いスタート/ストップスイッチもNISMO専用だ。
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9/13いつものように夜の首都高・辰巳PAで休憩しながら記念撮影。「NISMOチューンドe-POWER 4WD」専用の17インチホイールが装備され、通常の「ノート オーラ」よりも20mmローダウンしているので、たたずまいが実にスポーティーである。
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10/13いすゞが1981年に発売した「ピアッツァ」は、かのジョルジェット・ジウジアーロがデザインを手がけた2ドアクーペ。担当サクライ君は若かりしころ、ヤナセの専売モデルとしてラインナップされた「ピアッツァネロ イルムシャー」を2台続けて購入したという。
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11/13メータナセル周囲に配置されたサテライトスイッチパネルが目を引く「ピアッツァ」のコックピット。スポーティーバージョン「イルムシャー」では、MOMO製のステアリングホイールが標準装備とされていた。
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12/131985年に登場した「ピアッツァ イルムシャー」のリアビュー。ヤナセで販売された「ピアッツァネロ」の最終仕様はいすゞものと前後のデザインが異なっていた。
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13/13オプションの「NISMO専用チューニングRECAROスポーツシート」にはパワーリクライニング機能が備わった。カーマニアはRECAROシートと聞いただけでテンションが上がる。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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