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2/222020年6月に日本に導入された「メルセデス・ベンツGLB」。FFベースのエンジン横置きプラットフォームを用いた、3列シートの7人乗りSUVで、エンジン車に加え、同車をベースとした電気自動車「EQB」も販売されている。
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3/22改良で手が加えられたフロントマスク。「AMGラインパッケージ」装着車では、左右に大きな開口部が設けられたアグレッシブな意匠のバンパーと、クローム仕上げのダイヤモンドパターンが目を引くシングルルーバーのグリルが採用された。
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4/22エクステリアではホイールの意匠も変更。「GLB200d 4MATIC」のタイヤサイズは235/55R18が標準で、「AMGラインパッケージ」を選択すると、写真の20インチホイールと235/45R20サイズのタイヤが装着される。
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5/22インテリアでは、ステアリングホイールをメルセデス・ベンツの最新世代のものにアップデート。センターコンソールも、タッチパッドを廃止してすっきりとしたデザインに変更した。
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6/22ステアリングホイールには、ナビゲーションシステムや液晶メーター、先進運転支援システムなどを操作するスイッチを配置。ドライバーの“手放し”をより精密に検知するため、リムには静電式タッチセンサーが採用された。
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7/22「AMGラインパッケージ」装着車に装備される、「レザーARTICO/MICROCUT」のシート。シート表面の65%、内部材料の85%に再生素材を用いている。
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8/22「GLB200d 4MATIC」に搭載される2リッター直4ディーゼルターボエンジン。燃費はWLTCモードで15.8km/リッターとされている。
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9/22「AMGラインパッケージ」装着車には、状況に応じて各輪のダンピングを自動調整する「アダプティブダンピングシステム付きサスペンション」が装備される。
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10/22「アダプティブダンピングシステム付きサスペンション」の設定は「ダイナミックセレクトスイッチ」と連動。さらに「GLB200d 4MATIC」の「AMGラインパッケージ」装着車には、状況に応じてエンジンサウンドが変化する「スポーティーエンジンサウンド」も装備される。
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11/222列目シートは6:4の左右分割式で、個別にリクライニング/スライド調整が可能。フロントセンターコンソールの背面には、エアコン吹き出し口と2口のUSB Type-Cポートが備わる。
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12/22多人数乗車のSUVのなかではコンパクトなモデルだけに、3列目シートの広さは限定的。大人が座ると、やや“体育座り”寄りな姿勢を強いられる。
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13/22車体に貼られた注意書きのステッカー。3列目シートに座れるのは身長が169cmまでの人、となっている。
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14/22改良ではナビゲーションシステムもメルセデス・ベンツ最新のものにアップデート。オプションでARナビも用意される。
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15/227人乗車時の荷室容量はわずかに130リッターだが、2・3列目シートをたためば、最大で1680リッターの積載スペースが得られる。
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16/223列目シートをたたんだ状態なら、トノカバーの装着も可能だ。
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17/22SUVというジャンル名にも表れているとおり、この手のクルマは本来、多機能性が特徴だったはず。「メルセデス・ベンツGLB」はある意味、SUVの本分に非常に忠実なクルマといえるだろう。
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18/22メルセデス・ベンツGLB200d 4MATIC
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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