-
1/17
-
2/172024年7月のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでお披露目された「メルセデスAMG GT63 PRO 4MATIC+」。スペインのアスカリ・レースリゾートで試した。
-
3/17ボディーサイズは全長×全幅×全高=4730×1985×1355mm。第2世代から2+2クーペに生まれ変わったが、スタイリングの美しさにはむしろ磨きがかかっている。
-
4/17車名に「PRO」のエンブレムは備わらず、「GT63」の横にチェッカードフラッグが添えられる。
-
5/17ヘッドランプの下にも大きなエアインテークが設けられ、パナメリカーナグリルとつながるかのような大開口部を形成。左右それぞれの奥にラジエーターを搭載している。
-
メルセデス・ベンツ AMG GT の中古車webCG中古車検索
-
6/17リアには固定式の大型スポイラーを装備。バンパー下部に整然と並んだディフューザーが高い効果を予感させる。
-
7/17タイヤ&ホイールはフロントが295/30ZR21でリアが305/30ZR21。サーキットテストゆえに試乗車は無償オプションの「ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2 R」を履いていた。
-
8/17フロントミドに積まれる4リッターV8ツインターボエンジンは最高出力612PS、最大トルク850N・mを発生する。
-
9/17ドライブトレインは4WDの「AMG 4MATIC+」。前後トルク配分は50:50から0:100の間でシームレスに変わる。
-
10/17この試乗車のインテリアはブラックのレザーとアルカンターラにイエローのステッチの組み合わせ。センターコンソールやドアアームレストにカーボンが使われているが、このあたりは(予算次第で)いかようにでも仕立てられそうだ
-
11/17バケット形状のシートはバックレストにAMGロゴが入る。第2世代に生まれ変わってキャビンが格段に広くなったのもポイントだ。
-
12/17メーターはセンターだけバイザーをカットした特徴的なスタイル。タコメーターが左右に水の波紋のように広がるこれは「スーパースポーツ」と呼ばれる表示スタイル。
-
13/17最高速が317km/hに設定されている「GT63 PRO 4MATIC+」。3.2秒の0-100km/h加速のタイムは「GT63 4MATIC+」と同じだが、0-200km/h加速は0.5秒速い10.9秒だ。
-
14/17ステアリングホイールは「AMGダイナミックセレクト」のダイヤル付き。左右に巻かれたアルカンターラがレーシーな雰囲気を高めている。
-
15/17サーキット走行を続けてもブレーキもパワートレインもまったくへこたれる気配がなかった「GT63 PRO 4MATIC+」。温度管理に気を使わずに済むという点ではアマチュアドライバーにこそ最適といえるかもしれない。
-
16/17メルセデスAMG GT63 PRO 4MATIC+
-
17/17

島下 泰久
モータージャーナリスト。乗って、書いて、最近ではしゃべる機会も激増中。『間違いだらけのクルマ選び』(草思社)、『クルマの未来で日本はどう戦うのか?』(星海社)など著書多数。YouTubeチャンネル『RIDE NOW』主宰。所有(する不動)車は「ホンダ・ビート」「スバル・サンバー」など。
メルセデス・ベンツ AMG GT の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
-
BYDシーライオン6(FF)【試乗記】 2025.12.10 中国のBYDが日本に向けて放つ第5の矢はプラグインハイブリッド車の「シーライオン6」だ。満タン・満充電からの航続距離は1200kmとされており、BYDは「スーパーハイブリッドSUV」と呼称する。もちろん既存の4モデルと同様に法外(!?)な値づけだ。果たしてその仕上がりやいかに?
新着記事
-
NEW
フォルクスワーゲンID. Buzzプロ ロングホイールベース(前編)
2025.12.18あの多田哲哉の自動車放談現在の自動車界では珍しい、100%電動ミニバン「フォルクスワーゲンID. Buzz」。トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんが、実車に初めて試乗した感想は? -
NEW
第941回:イタルデザインが米企業の傘下に! トリノ激動の一年を振り返る
2025.12.18マッキナ あらモーダ!デザイン開発会社のイタルデザインが、米IT企業の傘下に! 歴史ある企業やブランドの売却・買収に、フィアットによるミラフィオーリの改修開始と、2025年も大いに揺れ動いたトリノ。“自動車の街”の今と未来を、イタリア在住の大矢アキオが語る。 -
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】
2025.12.17試乗記「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。 -
人気なのになぜ? アルピーヌA110」が生産終了になる不思議
2025.12.17デイリーコラム現行型「アルピーヌA110」のモデルライフが間もなく終わる。(比較的)手ごろな価格やあつかいやすいサイズ&パワーなどで愛され、このカテゴリーとして人気の部類に入るはずだが、生産が終わってしまうのはなぜだろうか。 -
第96回:レクサスとセンチュリー(後編) ―レクサスよどこへ行く!? 6輪ミニバンと走る通天閣が示した未来―
2025.12.17カーデザイン曼荼羅業界をあっと言わせた、トヨタの新たな5ブランド戦略。しかし、センチュリーがブランドに“格上げ”されたとなると、気になるのが既存のプレミアムブランドであるレクサスの今後だ。新時代のレクサスに課せられた使命を、カーデザインの識者と考えた。 -
車両開発者は日本カー・オブ・ザ・イヤーをどう意識している?
2025.12.16あの多田哲哉のクルマQ&Aその年の最優秀車を決める日本カー・オブ・ザ・イヤー。同賞を、メーカーの車両開発者はどのように意識しているのだろうか? トヨタでさまざまなクルマの開発をとりまとめてきた多田哲哉さんに、話を聞いた。






























