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2/192024年の「EICMA」で発表された「ロイヤルエンフィールド・ベア650」。「INT650」をベースとした、排気量650ccクラスのスクランブラーモデルだ。
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3/19競技車両のゼッケンプレートを模したボード。車名の“BEAR”は、アメリカ西海岸で人気を博した往年のデザートレース「Big Bear Motorcycle Run」に由来する。
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4/19カラーリングは全5種類。写真左手前から順に「ペトロール・グリーン」「ボードウォーク・ホワイト」「ゴールデン・シャドー」「トゥー・フォー・ナイン」「ワイルド・ハニー」と名づけられている。
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5/19試乗会の会場に展示された、「ロイヤルエンフィールド・インターセプター700」。
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6/19白のタンクにグリーンのフレームの組み合わせが目を引くスペシャルカラー「トゥー・フォー・ナイン」。“249”とは1960年の「Big Bear Motorcycle Run」で優勝した、エディ・マルダー選手のゼッケンナンバーだ。
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7/19エンジンはロイヤルエンフィールドの「650」シリーズでおなじみの、648cc並列2気筒SOHC。他のモデルとは異なり、エキゾーストは2in1の右側1本出しとなる。
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8/19タイヤサイズは前が100/90-19、後ろが140/80R17。インドのタイヤメーカー、MRFのデュアルパーパスタイヤが純正装着される。
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9/19試乗会での配布資料にシート高は記載されていなかったが、調べたところUK仕様で830mmとのことだった。身長175cmの筆者としてはやや高めの印象で、両足を接地させてバイクを支えることはできたものの、その際も若干つま先立ちとなった。
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10/19フロントサスペンションには、φ43mmのショーワUSDビッグピストンフォークを採用。ホイールトラベルは130mmとなっている。
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11/19リアサスペンションには、ショーワ製のツインチューブRSUを採用。こちらのホイールトラベルは115mmである。
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12/19メーターの役割を担う丸型のTFTモニター。アプリをダウンロードしたスマートフォンを接続すれば、ナビゲーションの画面を表示したり、オーディオのコントローラーとして利用したりできる。
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13/19ジャンル的にはスクランブラーに属する「ベア650」だが、舗装路でもなかなかにスポーティーな走りが楽しめる。
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14/19燃費はUK仕様で4.66リッター/100km(約21.5km/リッター)。燃料タンクの容量は13.7リッターなので、航続距離は300km弱といったところだろう。
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15/19専用に調律された足まわりと184mmの最低地上高により、多少のダート程度なら難なく走行が可能。ただし、サスペンションはもうちょっと柔らかくてもいいかもしれない。
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16/19ロイヤルエンフィールドのゴビンダラジャンCEOいわく、「都会のストリートでも埃(ほこり)っぽいトレイルでも、ライダーの自信とコントロール性を発揮できるようにつくられている」という「ベア650」。ぜひ日本にも導入してほしい一台だ。
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17/19ロイヤルエンフィールド・ベア650
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河野 正士
フリーランスライター。二輪専門誌の編集部において編集スタッフとして従事した後、フリーランスに。ファッション誌や情報誌などで編集者およびライターとして記事製作を行いながら、さまざまな二輪専門誌にも記事製作および契約編集スタッフとして携わる。海外モーターサイクルショーやカスタムバイク取材にも出掛け、世界の二輪市場もウオッチしている。
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