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2/192024年2月12日に発表された改良型「アストンマーティン・ヴァンテージ」。155PSパワーアップした4リッターV8ツインターボの搭載や内外装のブラッシュアップなど、マイナーチェンジの内容は多岐にわたっている。
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3/19「V8ヴァンテージ」から車名がシンプルな「ヴァンテージ」へと改められた4代目モデルは2017年11月に登場。今回はオプションの「Qペイント アストンマーティンレーシンググリーン2022」をまとった右ハンドルモデルに試乗した。車両本体価格は2690万円。
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4/19ラジエーターをより効率的に冷やすためにフロントグリルの開口面積を拡大。空気の流入量は50%アップし、排熱のフローも改善された。ヘッドランプデザインも変更され、よりアグレッシブな面持ちになった。
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5/19マイナーチェンジされた「ヴァンテージ」はボディーが従来型より30mm拡幅されており、車体のスリーサイズは全長×全幅×全高=4495×1980×1275mmとなった。ホイールベースは2705mmで、これは「DB12」よりも100mm短いものとなる。
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6/19マイチェン前よりもかなり尖(とが)った雰囲気になった最新型「ヴァンテージ」。エクステリアのデザインについてアストンマーティンは、「スーパーカーの『One-77』からインスピレーションの一部を得た」とコメントしている。
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7/19今回の試乗車はオプションの「21インチ5スポークフォージドサテンブラック315」ホイールに、フロントが275/35ZR21、リアが325/30ZR21サイズの「ミシュラン・パイロットスポーツS 5」タイヤを組み合わせていた。
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8/19マットブラックの「クワッドエキゾーストテールパイプフィニッシャー」は、無償オプションアイテム。エクステリアの細部に組み込まれた「グロス2×2ツイルカーボンファイバー」のアイテムは、「アッパー/ロワーエクステリアパック」によるもの。
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9/19フロントミドシップされる4リッターV8ツインターボエンジンは、カムプロファイルの変更、圧縮比の最適化、タービンの大径化などにより、従来型に比べ155PS/115N・m増しとなる最高出力665PS、最大トルク800N・mを発生。
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10/19山岳路を行く最新型の「ヴァンテージ」。ステアリングホイールにほんのわずかに力を加えたときの心地よい反応や、微妙なアクセルワークにもきっちりと追従するパワートレインのおかげで、常に高揚感と緊張感を覚えながらドライビングできる。
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11/19コックピットは、「DB12」に準じたデザインに刷新された。センターコンソールに埋め込まれた10.25インチのタッチ式ディスプレイや、押しボタン式からレバー式に改められたシフトセレクターが目を引く。
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12/19センターコンソールに設けられたエンジンのスタート/ストップボタン。スイッチを取り囲むリングがドライブモードの切り替えスイッチになっている。
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13/19大きな開口部を持つハッチゲートを開けると、カーペットで覆われた荷室が出現する。容量は346リッターで、標準で装備されるデバイダーを用いて荷室とキャビン後方の空間を分けることができる。
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14/19アストンマーティンのロゴがバックレストに入るコントラストステッチで仕立て得られた「カーボンファイバーパフォーマンスシート」は、有償オプションアイテム。従来型よりも低められた着座位置も、最新モデルの特徴だ。
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15/19シートの後方には小物を置けるスペースが用意されている。今回の試乗車には、15個のスピーカーとトータル出力1170Wを誇るダブルアンプで構成されるオプションの「Bowers&Wilkinsオーディオシステム」が備わっていた。
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16/19センターコンソールに備わる10.25インチのタッチ式ディスプレイにはさまざまな情報を表示できる。写真はエンジンのパワーやトルクの発生状況をリアルタイムで伝える「TELEMETRY」を選択した様子。背景のカラーは、ドライブモードに連動して切り替わる。
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17/19強固なボディー、前後50:50という理想的な重量配分、高度な電子制御システムなどなど、さまざまな要素が丁寧に組み合わされて、唯一無二のドライブフィールを実現。自分がハンドルを握って感じるスリルや興奮と、絶対に大丈夫だという安心感が矛盾することなく両立されている。
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18/19アストンマーティン・ヴァンテージ
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サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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