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1/10神奈川・大磯ロングビーチ大駐車場で開催された日本自動車輸入組合(JAIA)の報道関係者向け試乗会で、7年ぶりにアルファ・ロメオの高性能セダン「ジュリア クアドリフォリオ」のステアリングを握った。その印象やいかに。
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2/10「ジュリア クアドリフォリオ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4635×1865×1435mm。アルファ・ロメオとしては約30年ぶりのFRセダンだったのに、デビュー時は真横から見るとほぼ「BMW 3シリーズ」と揶揄(やゆ)された。
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3/102017年7月に中古で購入したエリート特急こと、先代「BMW 320d」。なんだかんだで5年間・5万km以上の付き合いとなった。(写真=池之平昌信)
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4/10フロントに縦置きされ後輪を駆動する2.9リッターV6ターボは、510PS/6500rpmの最高出力と、600N・m/2550rpmの最大トルクを発生。8段ATと組み合わされる。
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5/10「ジュリア クアドリフォリオ」のコックピット。基本デザインはデビュー時から変わっていないが、12.3インチのデジタルクラスターメーターの搭載やインフォテインメントシステムの充実などでブラッシュアップされている。
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6/10カーボンシェルを採用するスポーティーなデザインのシートはスパルコ製。14スピーカーと900Wアンプで構成される「harman/kardonプレミアムオーディオシステム」も標準で装備される。
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7/10一昨年乗った「ジュリア」の2リッター直4ターボモデルは、とってもフツーになっててビックリしたけど、「クアドリフォリオ」は相変わらずステアリングがウルトラクイックで、エンジン音も最高だった。
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8/10ガンメタリック仕上げの5ホイールデザインホイールと、赤いブレーキキャリパーが目を引く「ジュリア クアドリフォリオ」の足まわり。タイヤはフロントが245/35ZR19、リアが285/30ZR19サイズで、なかなかの存在感だ。
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9/102010年に購入した「ランボルギーニ・カウンタック25thアニバーサリー」は1500万円だった。当方の収入が減る一方なのにクルマの値段は上がる一方で、なかなか新車には手が出せない。(写真=池之平昌信)
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10/10「ジュリア クアドリフォリオ」は、デビュー時から大きく変わらずに元気でいてくれた。カーマニアとしてはそれだけでシアワセだ。(写真=田村 弥)

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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