-
1/11BMWのハイパフォーマンスモデル「M5」を相棒に、いつものように夜の首都高に出撃。ただ、この日がいつもと違っていたのは、わが右目の、白内障手術の翌日だったということである。
-
2/11「BMW 5シリーズ セダン」をベースとする「M5」は1984年に初代がデビュー。2024年10月に国内導入が発表された最新モデルは、7代目にあたる。
-
3/11白内障の手術直後、保護メガネをかけて憔悴(しょうすい)した私。目の手術ってホントにこわい。だって見えてるんだから。
-
4/11「M5」のボディーサイズは全長×全幅×全高=5095×1970×1510mm。「5シリーズ セダン」から拡大した前後トレッドや約50:50の前後重量配分、軽量設計ボディーなどの優れた基本性能が自慢。
-
5/11まずは助手席で術後の視覚を確認し、首都高の代々木PAで運転を交代。これに合格すればあと20年くらいカーマニア活動を続けられるだろう。その結果は?
-
BMW M5セダン の中古車webCG中古車検索
-
6/11最高出力585PS、最大トルク750N・mの4.4リッターV8ツインターボエンジンと、8段ATのハウジングに組み込まれた駆動用モーター、容量22.1kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーで構成されるプラグインハイブリッドシステムを搭載。そのシステム最高出力は727PS、同最大トルクは1000N・m!
-
7/11今回試乗した車両は、「フローズンディープグレー」という44万7000円の有償外板色をまとっていた。体育会系の筋肉質なボディーによく似合う。「M5」のキドニーグリルは中央部分が光らないので、大きな一つのグリルみたいに見えるタイプだったことが少し残念。
-
8/11首都高を走っていて案内標識の一番デカい文字はもちろんのこと、「きぬた歯科」の広告看板もハッキリ見える。こんなの何年ぶり? なんてラクチンなんだろう! 「M5」の1000N・mにも感動したが、目がよく見えることのほうに1億倍感動していた。
-
9/11「M5」のコックピット。日本仕様ではBMWインディビジュアルのレザーメリノシートやアルカンターラヘッドライナー、Bowers & Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステムなどのほか、パノラマルーフに代えて30kg軽量なカーボンルーフが標準装備とされる。
-
10/11「M MODE」と呼ばれるドライビングモードの切り替え画面。「SPORT」を選択すると、アンビエントライトがブルーとレッドの「M」を象徴するカラーにともり、がぜんヤル気になれる。
-
11/11中高年のカーマニアにとって大切なのは目が見えるかどうかだ! 目さえ見えれば、カーマニアは元気に楽しく生きていける! 還暦を過ぎたら眼科検診を受けましょう!

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
BMW M5セダン の中古車webCG中古車検索
カーマニア人間国宝への道の新着記事
-
第320回:脳内デートカー 2025.10.6 清水草一の話題の連載。中高年カーマニアを中心になにかと話題の新型「ホンダ・プレリュード」に初試乗。ハイブリッドのスポーツクーペなんて、今どき誰が欲しがるのかと疑問であったが、令和に復活した元祖デートカーの印象やいかに。
-
第319回:かわいい奥さんを泣かせるな 2025.9.22 清水草一の話題の連載。夜の首都高で「BMW M235 xDriveグランクーペ」に試乗した。ビシッと安定したその走りは、いかにもな“BMWらしさ”に満ちていた。これはひょっとするとカーマニア憧れの「R32 GT-R」を超えている?
-
第318回:種の多様性 2025.9.8 清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。
-
第317回:「いつかはクラウン」はいつか 2025.8.25 清水草一の話題の連載。1955年に「トヨペット・クラウン」が誕生してから2025年で70周年を迎えた。16代目となる最新モデルはグローバルカーとなり、4タイプが出そろう。そんな日本を代表するモデルをカーマニアはどうみる?
-
第316回:本国より100万円安いんです 2025.8.11 清水草一の話題の連載。夜の首都高にマイルドハイブリッドシステムを搭載した「アルファ・ロメオ・ジュニア」で出撃した。かつて「155」と「147」を所有したカーマニアは、最新のイタリアンコンパクトSUVになにを感じた?
新着記事
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。
注目のキーワード
注目の記事
-
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
-
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングM5セダン
関連キーワード