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2/212025年1月に登場した「トヨタ・アルファード」のプラグインハイブリッド車は、最上級グレードの「エグゼクティブラウンジ」にのみ設定される。車両本体価格は1065万円。
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3/21アルファードのPHEVは、「音や振動の少ないEV的な静粛性の高い走りと、大容量リチウムイオンバッテリーを床下に搭載したことによる、重心の低い安定した走りを実現した」とうたわれる。
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4/21右リアフェンダーに配置される充電ポート。普通充電に加え、急速充電にも対応する。最大出力50kW以上の急速充電器を使った場合、満充電量の80%までの充電時間は約38分と公表される。
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5/21「アルファード エグゼクティブラウンジ プラグインハイブリッド」のリアビュー。シルバースパッタリング塗装の専用19インチアルミホイールとリアゲートの「PHEV」のエンブレムで他のモデルとの差異化がなされている。
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6/21「アルファード」の現行モデルは、当初からプラグインハイブリッドシステムの設定を想定して開発が行われた。容量18.1kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーは、室内スペースを浸食することなく床下にレイアウトされている。
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7/212.5リッター直4自然吸気エンジンをベースとするプラグインハイブリッドシステムを搭載。エンジン単体の最高出力は177PS、システム最高出力は306PSを誇る。
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8/21本杢ステアリングホイールとウルトラスエード張りの天井がPHEVモデル専用となる。運転席側ドアトリムにはパワースライドドアの開閉スイッチと、2列目シートをニュートラル状態へと戻す操作スイッチが備わる。
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9/21プラグインハイブリッドシステムのエネルギーフロー表示画面。「アルファード エグゼクティブラウンジ プラグインハイブリッド」は、16.7km/リッターのハイブリッド燃費と73kmというEV走行換算距離を実現している(WLTCモード)。
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10/21ボディーサイズは全長×全幅×全高=4995×1850×1945mm、ホイールベースは3000mm。従来モデルよりも全高が10mm高くなっている。
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11/21「アルファード エグゼクティブラウンジ」で最上位席とされる2列目シート。内装色とコーディネートされた足もとの「ラグマット」は、抗菌・消臭・抗ウイルスなどの機能を持つ「PENTAGONSTAR 5」を採り入れたオプションアイテムで、価格は1万5400円。
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12/212列目シートには当然のように、前後スライドやリクライニング角度はもちろん、クッション部前端の高さやオットマンの角度・長さなどのフルパワー調整機能も備わっている。
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13/21「14インチリアシートエンターテインメントシステム」は「エグゼクティブラウンジ」に標準装備とされるアイテム。テレビやスマートフォンの映像表示のほか、接続したHDMI-CEC対応機器をリモコンで操作することができる。
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14/21助手席には前方へ可倒するヘッドレストを採用。助手席サイドのスイッチを用いて前後スライドや背もたれの角度調整を行い、2列目シートの居住空間を広げることができる。
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15/212人掛けとなる3列目シート。左右を独立してスライドさせることも可能である。シートの左右にはUSB Type-C端子が各1個配置されている。
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16/213列目シートのスライド機構を実現しながら、床下に収納スペースを確保。床面は左右が独立した脱着折りたたみ式で、荷物の出し入れがしやすいように配慮されている。
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17/21「遮光しつつ景色も楽しめる」をテーマに開発された下降式の「後席用パワーサイドサンシェード(スライドドアガラス/リアクオーターガラス)」を標準で装備。
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18/21天井の集中スイッチパネルでLEDルーフカラーイルミネーションや後席用LEDドームランプ、後席用パワーサイドサンシェード、スライドドアパワーウィンドウ、パワースライドドアなどを操作できる。
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19/21いわゆるブレーキの抜きをコントロールし、停止間際のノーズダウンを抑制する「スムーズストップ」制御を新たに採用。乗員の姿勢を安定させるショーファーカーらしい上質な乗り心地を実現したのも、「アルファード」のPHEVにおける特徴だ。
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20/21トヨタ・アルファード エグゼクティブラウンジ プラグインハイブリッド
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河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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