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2/20国内では2025年2月に発売された新型「アウディA5」シリーズ。今回の試乗車「A5アバントTFSIクワトロ150kW」の車両本体価格は706万円ながら、この個体は245万円分ものオプションを装着していた(もっと盛ることもできる)。
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3/20ボディータイプはワゴンの「A5アバント」と「A5」の2タイプ。新型は「A4」と「A5スポーツバック」が統合されているため、A5のリアはトランクではなくハッチバックとなる。
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4/20ボディーのスリーサイズは全長×全幅×全高=4835×1860×1470mm(この個体はオプションのサスペンション装着のため1450mm)。全方位にわたって拡大しており、先代の「A6」に近いサイズ感になった。
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5/20Bピラーにはモデルネームのデカールが貼られる。車両にグレード名まで記されるクルマは最近では珍しい。
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6/20シャシーは内燃機関モデル用に新開発したという「PPC」を使う。エンジンは縦置き・前輪駆動ベースのレイアウトだ。
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7/20ダッシュボードはメーター用とセンターの液晶スクリーンがつながっているかのように見せるはやりのスタイル(助手席用はオプション)。ただし、スクリーンサイズは結構違っており(11.9インチと14.5インチ)、メーター用は額縁の面積がだいぶ広い。
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8/20この試乗車の「Sスポーツシート」はオプションの「Sラインパッケージ」装着で得られるスポーツシートに、さらに「Sファインナッパレザーラグジュアリーパッケージ」を上乗せすることで装着できる。アウディらしいさらりとした質感が心地よい。
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9/20後席のスペースは先代「A4アバント」とほとんど変わらないが、もともと広かったのでこれで文句なし。感じ取るのは難しいレベルながら、一応ヘッドルームが少し大きくなっているらしい。
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10/202リッター4気筒ターボエンジンは最高出力204PS、最大トルク340N・mを発生し、7段のデュアルクラッチ式ATを介して4輪を駆動する。WLTCモード計測の燃費は13.1km/リッター。
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11/20全体がピアノブラック仕上げのセンターコンソールはくぼみこそあるものの、飛び出すものがひとつもないフラットデザイン。消しゴムのようなサイズ感のシフトセレクターは指一本でも操作できる。
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12/20ドアミラーやロック/アンロック、ライト類のコントローラーは運転席側のドアアームレストにタッチスイッチとして集約。大開きにしたドアを閉めるときにここを握るかどうか迷うところだ。
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13/20シートと同様にタイヤ&ホイールも2階建てのオプションによって20インチを装着できる。標準は17インチで、3インチも大きなサイズを履けるクルマはそうそうない。
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14/20連続可変ダンパーの「Sスポーツダンピングコントロールサスペンション」は、「Sラインパッケージ」に「テクノロジーパッケージプロ」を上乗せすることで装着できる。
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15/20Bang & Olufsen 3Dプレミアムサウンドシステム(これもオプション)は16スピーカーと前席のヘッドレストスピーカーで構成される。
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16/20ライトグラフィックは全8パターンから好みのデザインを選択できる。フロントのカスタマイズは全車標準だが、リアはオプションのOLEDライトを装着しないと変えられない。
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17/20シェードレスのパノラマガラスルーフは調光ガラスによって電気的にクリアガラスと曇りガラスを切り替えられる。このようなストライプにもできる。
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18/20荷室の容量は448~1396リッター(FWD車は476~1424リッター)。容量としては先代よりも減っていることになる。
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19/20アウディA5アバントTFSIクワトロ150kW
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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