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1/122025年3月3日に販売が開始された改良型「GRカローラ」に首都高で試乗。サーキットに行く元気もない私にとって、もはやこのテのクルマは守備範囲外なのだが、気合を入れてホンモノの走りを味わうことにした。
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2/12最新型「GRカローラ」はカタログモデルとして通常販売される。ただし、2025年6月上旬時点では注文殺到により受注停止状態にある。価格は6段MT車が568万円、新設定された8段AT車が598万円。
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3/121.6リッター直3ターボエンジンを搭載。304PSの最高出力と、400N・mの最大トルクを発生する。6段MTに加え、「GRヤリス」と同じく新開発の8段AT「GAZOO Racing Direct Automatic Transmission(GR-DAT)」が設定されたのもトピックだ。
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4/12「GRカローラRZ」(8段AT車)のコックピット。手引き式のパーキングブレーキを全車に標準で採用している。
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5/12「GRカローラ」のパワーウェイトレシオはわが「フェラーリ328」とほとんど同じ。しかし、シャシー性能が良すぎるので、首都高では乗せられてると感じてしまう。
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6/12レインボーブリッジを経由し首都高湾岸線に入り、いつもの辰巳PAに向かう。最大トルクが1000N・m系のモンスターマシンに比べれば、その走りは平和そのものである。
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7/12電子制御多板クラッチを用いたアクティブトルクスプリット4WDシステムを搭載。「NORMAL」「GRAVEL」「TRACK」の3種類から制御モードを選択できる。
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8/12軽快なスポーツ走行に直結する軽量化と低重心化を実現するために、SMC工法で成形されたCFRP素材のルーフパネルが標準で採用される。
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9/12私のかつての愛車でもあり、「グランドシビック」と呼ばれたEF型「ホンダ・シビック」に集まる首都高・辰巳PAの訪日外国人。彼らは古い日本車が大好きなようで、最新の「GRカローラ」には、さして興味を示さなかった。不思議だ。
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10/1220代のころ、ゲレンデエクスプレスとして活躍してくれた愛車「日産サンタナXi5アウトバーンDOHC」。最高出力140PSの2リッター直5 DOHCエンジンを搭載していた。アウトバーンという名前がエリートなら、DOHCもエリート。その魅力にあらがえず、社会人3年目にしてサンタナからサンタナへと買い替えた。
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11/12ゲレンデに通いまくっていたころに私が履いていたスキー板のブランドはプレシジョン。K2と並ぶおしゃれブランドとして人気だったような気がする。当時はオーリンを見れば「エリート!」と憧れ、オガサカを見れば「硬派!」と尊敬した。
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12/12平日にもかかわらず、夜の首都高・辰巳PAには多くのカーマニアが集まっていた。本格派の「GRカローラ」にとって首都高というステージは役不足かもしれないが、購入者が満足していればそれでいいのだ。たぶん。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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