-
1/12間もなく生産終了となるR35型「日産GT-R」。その最終型の「GT-RプレミアムエディションT-spec」に、最後の最後、ちょこっとだけ試乗することができた。
-
2/12R35型「GT-R」のデビュー当時の価格は777万円からであったが、最終型の「GT-RプレミアムエディションT-spec」の価格はなんと2035万円である。
-
3/12スポーツモデルらしくセンターにタコメーターがレイアウトされた針式のメーターパネル。スピードメーターの数字は340km/h(!)まで刻まれている。
-
4/12Z32型「日産フェアレディZ」や「MID4」(コンセプトカー)のチーフデザイナーを務めた前澤義雄さん。少量生産のスーパースポーツカーは採算がとれないとおっしゃった。
-
5/12久しぶりに乗る「GT-R」は、現在の基準からすると、ものすごく武骨なクルマだった。低速時のパワステが重い! この重厚感はナニ!? こんなだったっけ!? すげえなGT-R。
-
日産 GT-R の中古車webCG中古車検索
-
6/12「GT-RプレミアムエディションT-spec」のフロントフェイス。このボンネットの下にひとりの職人が手作業で製造を行った、最高出力570PSを誇る珠玉の3.8リッターV6ツインターボ「VR38DETT」エンジンが収められている。
-
7/12センターコンソール上部に置かれた8インチのタッチスクリーン。各種温度計やアクセル開度計などを好みに応じて表示できる。
-
8/122024年モデルで、面積とポジションが見直された存在感のあるリアウイング。2025年の最終モデルも、その形状や機能に変更はない。
-
9/12前後のバンパーの形状を改め、空力特性をリファインしたことにより、最大ダウンフォース量は10%も向上しているという。今回試乗した車両のボディーカラーは33万円の特別塗装色「アルティメイトメタルシルバー」である。
-
10/12淡いグリーンのインテリアカラーは「プレミアムエディションT-spec」専用色で、独自の雰囲気を醸し出している。シートポジションがぴたりと決まるのも「GT-R」の美点だ。
-
11/12試乗時間も少ないので、取るものも取りあえず全部「R」モードにして、アクセルを床まで踏んでみた。フジツボのチタン合金製マフラーが奏でるエキゾーストサウンドがめちゃくちゃ気持ちイイ!
-
12/12R35型「GT-R」が登場したのは2007年だから、その歴史は18年に及ぶ。もしも前澤さんが最終型に進化したGT-Rを見たら、いったいどんな感想を持たれただろう。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
日産 GT-R の中古車webCG中古車検索
カーマニア人間国宝への道の新着記事
-
第319回:かわいい奥さんを泣かせるな 2025.9.22 清水草一の話題の連載。夜の首都高で「BMW M235 xDriveグランクーペ」に試乗した。ビシッと安定したその走りは、いかにもな“BMWらしさ”に満ちていた。これはひょっとするとカーマニア憧れの「R32 GT-R」を超えている?
-
第318回:種の多様性 2025.9.8 清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。
-
第317回:「いつかはクラウン」はいつか 2025.8.25 清水草一の話題の連載。1955年に「トヨペット・クラウン」が誕生してから2025年で70周年を迎えた。16代目となる最新モデルはグローバルカーとなり、4タイプが出そろう。そんな日本を代表するモデルをカーマニアはどうみる?
-
第316回:本国より100万円安いんです 2025.8.11 清水草一の話題の連載。夜の首都高にマイルドハイブリッドシステムを搭載した「アルファ・ロメオ・ジュニア」で出撃した。かつて「155」と「147」を所有したカーマニアは、最新のイタリアンコンパクトSUVになにを感じた?
-
第315回:北極と南極 2025.7.28 清水草一の話題の連載。10年半ぶりにフルモデルチェンジした新型「ダイハツ・ムーヴ」で首都高に出撃。「フェラーリ328GTS」と「ダイハツ・タント」という自動車界の対極に位置する2台をガレージに並べるベテランカーマニアの印象は?
新着記事
-
NEW
BMW R12 G/S GSスポーツ(6MT)【試乗記】
2025.10.4試乗記ビッグオフのパイオニアであるBMWが世に問うた、フラットツインの新型オフローダー「R12 G/S」。ファンを泣かせるレトロデザインで話題を集める一台だが、いざ走らせれば、オンロードで爽快で、オフロードでは最高に楽しいマシンに仕上がっていた。 -
第848回:全国を巡回中のピンクの「ジープ・ラングラー」 茨城県つくば市でその姿を見た
2025.10.3エディターから一言頭上にアヒルを載せたピンクの「ジープ・ラングラー」が全国を巡る「ピンクラングラーキャラバン 見て、走って、体感しよう!」が2025年12月24日まで開催されている。茨城県つくば市のディーラーにやってきたときの模様をリポートする。 -
ブリヂストンの交通安全啓発イベント「ファミリー交通安全パーク」の会場から
2025.10.3画像・写真ブリヂストンが2025年9月27日、千葉県内のショッピングモールで、交通安全を啓発するイベント「ファミリー交通安全パーク」を開催した。多様な催しでオープン直後からにぎわいをみせた、同イベントの様子を写真で紹介する。 -
「eビターラ」の発表会で技術統括を直撃! スズキが考えるSDVの機能と未来
2025.10.3デイリーコラムスズキ初の量産電気自動車で、SDVの第1号でもある「eビターラ」がいよいよ登場。彼らは、アフォーダブルで「ちょうどいい」ことを是とする「SDVライト」で、どんな機能を実現しようとしているのか? 発表会の会場で、加藤勝弘技術統括に話を聞いた。 -
第847回:走りにも妥協なし ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」を試す
2025.10.3エディターから一言2025年9月に登場したミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」と「クロスクライメート3スポーツ」。本格的なウインターシーズンを前に、ウエット路面や雪道での走行性能を引き上げたという全天候型タイヤの実力をクローズドコースで試した。 -
思考するドライバー 山野哲也の“目”――スバル・クロストレック プレミアムS:HEV EX編
2025.10.2webCG Movies山野哲也が今回試乗したのは「スバル・クロストレック プレミアムS:HEV EX」。ブランド初となるフルハイブリッド搭載モデルの走りを、スバルをよく知るレーシングドライバーはどう評価するのか?