-
1/13日産自動車は、フルモデルチェンジした軽スーパーハイトワゴン「ルークス」を2025年8月22日に先行公開した。東京・秋葉原で行われた車両のお披露目イベントには、日産の日本マーケティング&セールス執行職の杉本 全氏が登壇。「日産復活のカギを握る重要なモデル」と紹介した。
-
2/13「日産ルークス」は、日産自動車と三菱自動車との合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画・開発を行った軽乗用車。内外装に“かどまる四角”をモチーフとしたデザインを採用している。
-
3/13新型「日産ルークス」のCMに出演するタレントの仲 里依紗さんも先行発表イベントに登場。後席で足が組めるほどの広い室内空間に驚き、「ホントに軽自動車ですか?」と車両の感想を述べたほか、CMの劇中にも登場する“見えルークス”ポーズを披露した。
-
4/13東京・秋葉原で行われた新型「日産ルークス」の先行お披露目イベントに展示された車両。会場には多くの報道関係者が訪れ、その注目度の高さを実感させた。
-
5/13刷新されたエクステリアは、「ルークス」のネーミングの由来である「Roomy×Max」をコンセプトとし、軽規格のなかで最大限の大きさを表現したという。「ハイウェイスターGターボ」以上のグレードには 「アダプティブLEDヘッドライトシステム」が標準で装備される。
-
日産 ルークス の中古車webCG中古車検索
-
6/13“かどまる四角”をキーワードとしたデザインモチーフを、ヘッドランプやリアコンビランプのほか、インテリアにも採用。遮音ガラスや2層の遮音シート、高機能吸収材、ドア下部シーリングなどを用いて静粛性を追求したのも新型「ルークス」の特徴だ。
-
7/13新型「ルークス」のボディーサイズは全長×全幅×全高=3395×1475×1785mm、ホイールベースは2495mm。先代モデルよりもフロントガラスの傾斜が垂直方向に近く、立ち気味にデザインされている。
-
8/13広く視界のよいインテリアは、リビングルームのような心地よい空間を目指している。インストゥルメントパネルには軽自動車初となる12.3インチの大型統合インターフェイスディスプレイを採用し、クラスを超えた先進性と上質感の実現がうたわれる。
-
9/13サイドにまで大きく回り込んだデザインがワイドで個性的な印象をもたらす新型「ルークス」のフロントフェイス。グリルにも“かどまる四角”をモチーフとするアクセントがちりばめられている。
-
10/13フロントシートとドアインナーパネルはハンモックをイメージしたデザインで、居心地のよさを演出。ヘッドレストや背もたれの上部にも“かどまる四角”をモチーフとするデザインが盛り込まれている。
-
11/13リアはシートの着座接地面積を拡大。振動吸収性の高い高密度ウレタンにより、座り心地を向上させた。シートは左右個別に最大で320mmスライドさせることができる。
-
12/13新型「ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」に搭載される0.66リッター直3 ターボエンジンは、最高出力64PS/5600rpm、最大トルク100N・m/2400-4000rpmを発生する。
-
13/13城郭建築などに使われる唐破風(からはふ)からインスパイアされた、フードを含むウエストラインの上下で塗り分けられた斬新なカラーコーディネートも導入。新型「ルークス」の価格は167万2000円から224万9500円で、2025年秋に正式発売される予定だ。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
日産 ルークス の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
メルセデスとBMWのライバルSUVの新型が同時にデビュー 2025年のIAAを総括する 2025.9.24 2025年のドイツ国際モーターショー(IAA)が無事に閉幕。BMWが新型「iX3」を、メルセデス・ベンツが新型「GLC」(BEV版)を披露するなど、地元勢の展示内容はモーターショー衰退論を吹き飛ばす勢いだった。その内容を総括する。
-
世界中で人気上昇中! 名車を生かしたクルマ趣味「レストモッド」の今を知る 2025.9.22 名車として知られるクラシックカーを、現代的に進化させつつ再生する「レストモッド」。それが今、世界的に流行しているのはなぜか? アメリカの自動車イベントで盛況を目にした西川 淳が、思いを語る。
-
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか? 2025.9.19 中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか?
-
建て替えから一転 ホンダの東京・八重洲への本社移転で旧・青山本社ビル跡地はどうなる? 2025.9.18 本田技研工業は東京・青山一丁目の本社ビル建て替え計画を変更し、東京・八重洲への本社移転を発表した。計画変更に至った背景と理由、そして多くのファンに親しまれた「Hondaウエルカムプラザ青山」の今後を考えてみた。
-
トランプも真っ青の最高税率40% 日本に輸入車関税があった時代 2025.9.17 トランプ大統領の就任以来、世間を騒がせている関税だが、かつては日本も輸入車に関税を課していた。しかも小型車では最高40%という高い税率だったのだ。当時の具体的な車両価格や輸入車関税撤廃(1978年)までの一連を紹介する。
新着記事
-
NEW
トヨタ・クラウン エステートRS(前編)
2025.9.25あの多田哲哉の自動車放談「クラウン」らしからぬデザインや4車種展開などで大いに話題となった、新世代のトヨタ・クラウン。そのうちの一台「クラウン エステート」に、元トヨタの車両開発者である多田哲哉さんが試乗した。 -
NEW
第929回:販売終了後も大人気! 「あのアルファ・ロメオ」が暗示するもの
2025.9.25マッキナ あらモーダ!何年も前に生産を終えているのに、今でも人気は健在! ちょっと古い“あのアルファ・ロメオ”が、依然イタリアで愛されている理由とは? ちょっと不思議な人気の理由と、それが暗示する今日のクルマづくりの難しさを、イタリア在住の大矢アキオが考察する。 -
NEW
新型「フェラーリ849テスタロッサ」発表イベントの会場から
2025.9.24画像・写真V8ツインターボエンジンにプラグインハイブリッドシステムを組み合わせた、フェラーリの新たなフラッグシップスーパースポーツカー「849テスタロッサ」。東京・高輪で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。 -
ボルボEX30ウルトラ ツインモーター パフォーマンス(4WD)【試乗記】
2025.9.24試乗記ボルボのフル電動SUV「EX30」のラインナップに、高性能4WDモデル「EX30ウルトラ ツインモーター パフォーマンス」が追加設定された。「ポルシェ911」に迫るという加速力や、ブラッシュアップされたパワートレインの仕上がりをワインディングロードで確かめた。 -
メルセデスとBMWのライバルSUVの新型が同時にデビュー 2025年のIAAを総括する
2025.9.24デイリーコラム2025年のドイツ国際モーターショー(IAA)が無事に閉幕。BMWが新型「iX3」を、メルセデス・ベンツが新型「GLC」(BEV版)を披露するなど、地元勢の展示内容はモーターショー衰退論を吹き飛ばす勢いだった。その内容を総括する。 -
“いいシート”はどう選べばいい?
2025.9.23あの多田哲哉のクルマQ&A運転している間、座り続けることになるシートは、ドライバーの快適性や操縦性を左右する重要な装備のひとつ。では“いいシート”を選ぶにはどうしたらいいのか? 自身がその開発に苦労したという、元トヨタの多田哲哉さんに聞いた。