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2/222025年5月の改良で「アコード」に加わった新グレード「e:HEV Honda SENSING 360+」。日本での販売車種として初めて「ホンダセンシング360+」が採用された。
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3/22インテリアでは「ホンダセンシング360+」の搭載に合わせ、運転席まわりにインジケーターを追加。これが緑や青、オレンジに光ることで、ADASの状態やハンズオフの可否をドライバーに知らせる。
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4/22シート表皮には既存のグレードと同じく本革を採用。ルーフライニングやピラーまでブラックで統一したブラック内装と、ホワイトレザーを用いたホワイト内装(写真)は、「e:HEV Honda SENSING 360+」だけに用意される専用の仕立てだ。
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5/22従来の「アコード」との外装における差異化は限定的で、ブラックのドアミラーやベルリナブラックの専用アルミホイールで、それとわかる程度。車体色が「イグナイトレッド・メタリック」「キャニオンリバーブルー・メタリック」の場合は、シャークフィンアンテナの色もブラックとなる。
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6/22ホンダでは2021年に「レベル3」の自動運転システムを搭載した「レジェンド」を実用化しているが、それは100台限定のリース販売だった。また「ホンダセンシング360+」自体は、ひと足先に中国で実装されているものの、かの地ではハンズオフ走行が禁じられている。私たちが普通に買える、ハンズオフ走行が可能なホンダ車は、この「アコードe:HEV Honda SENSING 360+」が世界的にも初なのだ。
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7/22周囲の状態からハンズオフ走行が可能となると、ハンドルのインジケーターや、メーターおよびヘッドアップディスプレイの表示色が、グリーンからブルーに切り替わる。
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8/22ハンズオフ走行機能の搭載に関しては、国際的に「ドライバーモニタリング機能を備えること」が要件となっており、「アコードe:HEV Honda SENSING 360+」にも、センターディスプレイの基部にドライバーの様子を監視するカメラが装備される。
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9/22今回の取材では東京・千葉・埼玉の高速道路を走行したが、かなり高い頻度でハンズオフ走行が可能となり、機能の有用性を実感できた。
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10/22「レコメンド型車線変更支援機能」は、ハンズオフ走行機能の作動中に前走車に追いついたとき、周囲の状況に応じてシステムが車線変更(追い越し)を提案。ドライバーが承認すると、自動で車線変更するというものだ。
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11/22車線変更の承認スイッチは、ステアリングの右スイッチパネルの右下に、車線維持支援システム(LKAS)のスイッチに代わるかたちで備わっている。これにより「アコードe:HEV Honda SENSING 360+」では、ACC作動中にLKASの作動のみをオフにすることはできなくなった。
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12/22ハンズオフ走行中でも、車線変更支援機能の作動中はハンドルを握っておく必要がある。これは国際基準として定められている要件で、手を離したままでいると警告が表示され、車線変更がキャンセルされる。
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13/22SUVやクロスオーバーモデルが全盛の今日では、4ドアセダンはすっかり貴重な存在となってしまった。「アコード」も、もはや国内で新車販売されているというだけでもありがたい。
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14/222モーター方式のハイブリッドシステムの採用による、優れた燃費性能も「アコード」の美点。WLTCモード燃費は23.8km/リッターで、今回の取材でも実燃費は20km/リッターを超えた。
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15/22ひとつのダイヤルで複数の機能が操作できるという「エクスペリエンスセレクションダイヤル」だが、実際には、ほとんどエアコンのコントローラーとして使うのみである。
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16/22ダイヤル操作と連動してディスプレイには選択項目が表示されるが、いわゆる「戻る」「キャンセル」の操作もかんがみると、直感的に操れるという段には至っていない印象だった。
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17/22ハンズオフ走行機能や車線変更支援機能に加え、カーブでの路外逸脱警報機能や降車時車両接近警報、ドライバー異常時対応システムも備わる「アコードe:HEV Honda SENSING 360+」。これでベースグレードとの差額が40万円なら、決して高い買い物ではないだろう。
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18/22ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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