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1/20コンセプトモデル「メルセデス・ベンツ・ビジョン111(ワンイレブン)」と、ゴードン・ワグナー氏(2023年6月)。
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2/20ゴードン・ワグナー(1968年~)
1997年にダイムラー・ベンツ(当時)に入社し、2008年にデザイン部門の責任者に就任。長年にわたりメルセデス・ベンツのデザイン開発を主導してきた。2026年1月31日付で退任。後任は、元AMGデザイン責任者のバスティアン・バウディ氏。 -
3/202013年の6代目「Sクラス」発表などで、何度か日本にも来たことのあるワグナー氏。写真は2015年の東京モーターショーのプレスカンファレンスの様子。中央に写るはコンセプトモデルの、その名も「ビジョン トーキョー」。
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4/202012年9月のパリショーに出展された、「Aesthetics S」と呼ばれる彫刻。翌年登場の6代目「Sクラス」より展開される、メルセデス・ベンツの新しいデザインコンセプトを示唆したものだった。
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5/202013年に登場した、6代目「Sクラス」。
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6/202009年4月のゴードン・ワグナー氏。若い! ワグナー氏は、この前年にダイムラー(当時)のデザイン担当副社長に就任している。
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7/202009年3月のデトロイトショーより、4代目「Eクラス」の世界初公開で壇上に立つワグナー氏(写真向かって左)。隣にいるのは、懐かしのディーター・ツェッチェ会長である。
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8/202003年のフランクフルトショーで発表された「SLRマクラーレン」。F1で共に戦うマクラーレンとのコラボレーションモデルだ。
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9/20より高性能な限定車「722エディション」に、オープントップの「ロードスター」「ロードスター722S」、そしてファイナルエディションの「スターリング・モス」と、さまざまなモデルを設定しながら、2009年まで製造・販売された。
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10/20「SLRマクラーレン」といえば、この超ロングノーズ・ショートデッキのプロポーションだが……。
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11/201999年のデトロイトショーで公開されたコンセプトモデル「ビジョンSLR」。同年のF1イギリスGPで、メルセデス・ベンツとマクラーレンのコラボが発表され、同車をベースとした市販モデル、すなわち「SLRマクラーレン」が市販化されることが表明された。
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12/201999年の東京モーターショーでは、オープントップの「ビジョンSLRロードスター」が出展された。
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13/20メルセデス・ベンツ各車のモックアップに囲まれて、「ビジョンSLR」に腰掛けるワグナー氏。計算上は、氏は30歳やそこらで同車を手がけたことになるが……。
ほった「デザインの良しあしはわかりませんが、入社して数年で、30歳でこんな仕事を任されるのは、ヤバいですね。私なら卒倒します」 -
14/20「センシュアルピュリティー」が提唱される以前の、メルセデス・ベンツの基幹車種。上から順に、5代目「Sクラス」(2005-2013年)、4代目「Eクラス」(2009-2016年)、3代目「Cクラス」(2007-2014年)。これが次の世代になると……。
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15/20……ご覧のとおり。単に各車のデザインが変わっただけでなく、ラインナップの間でイメージが統一されるようになったのだ。上から順に、6代目「Sクラス」(2013-2020年)、5代目「Eクラス」(2016-2023年)、4代目「Cクラス」(2014年-2021年)。
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16/202026年1月に発表された、現行「Sクラス」のマイナーチェンジモデル。ご覧のとおり、フロントグリルが巨大化している。
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17/20「Sクラス」のマイナーチェンジモデルの発表会より、写真向かって右端がワグナー氏。同車の発表会は2026年1月29日、この2日後にワグナー氏は退任となった。
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18/204代目(上)と5代目(下)の「Eクラス」のサイドビュー。特徴的な、下部にボリュームを持たせたトランク背面を含め、そのフォルムやプロポーションはほぼ共通となっている。
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19/20上から順に、現行型の「GLS」「GLE」「GLC」。GLCは間もなく、“小判顔”の新型に移行するようだが……。
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20/2017年にわたりメルセデス・ベンツのデザインを主導してきたゴードン・ワグナー氏。本当に、お疲れさまでした。

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
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