-
1/20いよいよ登場した新型「BMW i3」。長年にわたりスポーツセダンをつくり続けてきたBMWが世に問う、DセグメントのBEVセダンだ。
-
2/20新型「i3」の三面図。相対的にキャビンが大きく、やや丸っこいスタイルをしていることもあって小さく感じられるが、実は結構大柄なモデルなのだ。
-
3/20現行型「3シリーズ」(上)と新型「i3」(下)のリアクオータービュー。まったく同じ画角ではないので参考程度と捉えてほしいが、各部のボリュームの違いがよくわかる。
-
4/20225/40R19サイズ(外径:662.6mm)のフロントタイヤを履いた現行「3シリーズ」(上)と、245/35R21サイズ(外径:705.4mm)のフロントタイヤを履いた新型「i3」の“横顔”。後者はボディーのボリュームが大きいので、大径のタイヤを履かせてデザインのバランスをとったきらいがある。
-
5/20新型「BMW i3」の原型となったコンセプトモデル「ビジョン ノイエクラッセ」。ガラスエリアが大きく、ピラーが細いことに加え、車体のボリュームが下部にあって上部がシュッとしていたため、非常に軽快感のあるモデルとなっていた。
-
BMW 3シリーズ の中古車webCG中古車検索
-
6/20日産が2013年に発表したコンセプトモデル「IDx」。1967年登場の3代目「ブルーバード(510)」がモチーフとされた。
-
7/202026年4月に発表された「BMW 7シリーズ」のマイナーチェンジモデル。デザイナー人事の刷新で将来を危ぶまれた“鼻でかキドニー”だが、もうしばらくは安泰のようだ。
-
8/202025年の「IAAモビリティー」で発表された、新型「メルセデス・ベンツGLC」。カーマニアには嫌われているようだが、巨大なグリルでドヤるトレンドは、高級車(と一部日本製ミニバン)の世界では依然として主流だ。
-
9/20シンプルな方向へ振った新型「BMW i3」のフロントデザインは、かなりチャレンジングといえるだろう。
-
10/201982年登場の「E30」こと2代目「3シリーズ」(上)と、新型「i3」(下)のサイドビュー。ボディーに対するキャビンの位置や、フロント/リアの高さ感などに注目。
-
11/20写真上から、1961年に登場した“最初のノイエクラッセ”こと「1500」。1975年登場の「E21」こと初代「3シリーズ」。1990年登場の3代目「E36」では、キャビンを薄くし、後方に寄せることで、FRのプロポーションを強調。2005年登場の5代目「E90」で、今日に続くモダンな面質を手に入れた。ちなみにE90のエクステリアデザインは、日本人デザイナーの永島譲二氏の手になるもの。
-
12/20コンセプトモデル「ビジョン ノイエクラッセ」(写真右手前)と、1960年代の“ノイエクラッセ”(同左奥)。
-
13/20BMWのデザインスタジオにて、新型「i3」(写真右)と、デザイナーに興味津々(しんしん)で観察される初代「3シリーズ」(同左)。
-
14/20同じBEVの4ドアセダンである「BYDシール」。全長に対してキャビンを長くとれるのは、エンジンを搭載しないBEVの利点だが、相対的にボディーは厚くなり、ボンネットやリアデッキは短くなり、全体のバランスに見るフォルムの自由度は減少する。
-
15/202012年登場の「F30」こと6代目「BMW 3シリーズ」。清水氏もかつて所有し、“エリート特急”と呼んで愛顧していた。
-
16/20FF系のエンジン横置きプラットフォームを用いた4ドアセダン「BMW 2シリーズ グランクーペ」。webCGほった的には、新型「i3」は「3シリーズ」の親戚というより、3シリーズと2シリーズのハーフのように感じられるのだ。
-
17/20似たような画角の新型「BMW i3」の図。読者諸氏の皆さまは、どう感じられるだろう……?
-
18/20もう何度も紹介している、新型「BMW i3」のサイドビューと、そのデザインスケッチ。「ビジョン ノイエクラッセ」が原型ということで、ショートノーズ/ショートデッキのロングキャビンというのが既定路線だったようだが……。
-
19/20ステランティスが2024年に世に問うた新型「ダッジ・チャージャー」。「BMW 7シリーズ」相当のボディーサイズを持つラージモデルで、往年のチャージャーを意識した(=機能的にはいささか無意味な)ロー&ロングなデザインをしている。エンジン車もラインナップされるので単純比較はできないが、世の中にはこういう例もあるということで。
-
20/20ほった「顔の厚みがないからか、同じモチーフでも『iX3』ほど頬がこけた感じというか、グラサンしたドクロ感がないんですよねぇ」
清水「いい印象だよね。このフロントデザインが、BMWの新章の幕開けとなるのだ!」

渕野 健太郎
プロダクトデザイナー兼カーデザインジャーナリスト。福岡県出身。日本大学芸術学部卒業後、富士重工業株式会社(現、株式会社SUBARU)にカーデザイナーとして入社。約20年の間にさまざまなクルマをデザインするなかで、クルマと社会との関わりをより意識するようになる。主観的になりがちなカーデザインを分かりやすく解説、時には問題定義、さらにはデザイン提案まで行うマルチプレイヤーを目指している。

清水 草一
お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。
BMW 3シリーズ の中古車webCG中古車検索
カーデザイン曼荼羅の新着記事
-
第122回:新型「日産キックス」とゆかいな仲間たち(前編) ―すべては計画どおり!? 物議をかもすフロントデザインの正否― 2026.7.29 日産が満を持して日本に導入した、コンパクトSUVの新型「キックス」。失敗が許されない量販車種だけにデザインはコンサバかと思いきや、実際にはかなり強烈な“顔”の持ち主だった。物議をかもすその容貌は確信犯の所業か? カーデザインの識者と考えた。
-
第121回:幽玄なるBMWアルピナ(後編) ―成功のためには美学を捨てろ? “優雅なラグジュアリーカー”の成否を考える― 2026.7.22 BMWのクルマをベースに、優雅で上品なグランドツアラーを仕立ててきたBMWアルピナ。BMWの傘下で再出発を切ったラグジュアリーブランドは、その美学を守り続けられるのか? オラオラ系がもてはやされる高級車マーケットでの成否を、カーデザインの識者と考えた。
-
第120回:幽玄なるBMWアルピナ(前編) ―日本でも愛された「控えめの美学」にこの先の未来はあるか?― 2026.7.15 日本でも、ファンの間で熱く支持されてきたBMWアルピナ。創業家の手を離れ、BMWの傘下となったこのブランドだが、その伝統である「控えめの美学」は今後も受け継がれるのか? ショーカー「ビジョンBMWアルピナ」の造形から、カーデザインの識者と考えた。
-
第119回:デザイン目線で大総括! 2026年上半期のニューモデル ―「日産リーフ」「トヨタ・ランドクルーザー“FJ”」その他もろもろ編― 2026.7.8 2026年の上半期に登場したニューモデルを、カーデザインの識者とともに大総括。「日産リーフ」「トヨタ・ランドクルーザー“FJ”」「トヨタRAV4」などをお題に、いつもの3人が激論(?)を交わす! 上半期ベストデザインの栄冠に輝くのは、このクルマだ!
-
第118回:デザイン目線で大総括! 2026年上半期のニューモデル ―「マツダCX-5」「ホンダ・スーパーONE」編― 2026.7.1 例年同様、さまざまなニューモデルが登場した2026年の上半期。クルマ好きの注目を集めた新型車の数々を、カーデザインの視点で振り返ってみよう。まずは、一見キープコンセプトに見える新型「マツダCX-5」と、古くて新しい「ホンダ・スーパーONE」から!
新着記事
-
NEW
「売れるクルマ」と「いいクルマ」にズレがあるとき、開発者がつくりたいのはどっち?
2026.8.4あの多田哲哉のクルマQ&A「いいクルマが売れるとは限らない」などといわれるが、「売れるクルマ」と「いいクルマ」が一致しないとき、エンジニアが目指したいと思うのはどちらなのか? 元トヨタの車両開発者である多田哲哉さんに聞いてみた。 -
NEW
ホンダ・スーパーONE(FWD)【試乗記】
2026.8.4試乗記ホンダのスポーツハッチバック電気自動車「スーパーONE」がいよいよ公道を走り始めた。その愛らしいスタイリングと走りの楽しさはすでに各所で報告されているが、多くの方が不安に感じているのは“距離”に関してに違いない。幾度かの経路充電を挟みつつ300km余りをドライブした。 -
第341回:「スカイアクティブZ」は大丈夫か
2026.8.3カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。夜の首都高に新型「マツダCX-5」で出撃した。マイルドハイブリッドのパワートレインと進化したシャシーが織りなす走りを確かめつつ、ディーゼルエンジンがラインナップから消えた3代目CX-5について考えた。 -
MINIクーパーSEポール・スミスエディション(FWD)【試乗記】
2026.8.3試乗記人気のプレミアムコンパクト「MINI」に、特別なデザインが魅力の「ポール・スミスエディション」が登場。著名なファッションブランドがコーディネートしたMINIは、クルマに疎い人も、ブランドに疎い人も魅了する、説得力のある装いの一台に仕上がっていた。 -
「フェラーリ12チリンドリ マヌアーレ」の“MTごっこ”は、スーパーカーの新スタンダードになるか?
2026.8.3デイリーコラムフェラーリひさびさの3ペダルMT車として注目される「12チリンドリ マヌアーレ」は、実はDCTがベースの“なんちゃってMT車”だ。やはり、超ハイパワー車と伝統的なMTのコンビは無理なのか? 事情に詳しい西川 淳はこう考える。 -
マツダCX-5 G(後編)
2026.8.2思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「マツダCX-5」に試乗。後編ではマイルドハイブリッド化された2.5リッターエンジンやホイールベースが拡大されたシャシーが織りなす走りをチェック。気になる「スカイアクティブZ」についても聞いてみた。





























