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ホンダS660 MUGEN RA(MR/6MT)/ホンダ・シビック タイプR 無限パーツ装着車(FF/6MT)/日産GT-R 2008年モデル ニスモパーツ装着車(4WD/6AT)/日産セレナNISMOパフォーマンスパッケージ(FF/CVT)/日産エクストレイルNISMOパフォーマンスパッケージ(4WD/CVT)

さまざまなワクワクがある 2016.06.08 試乗記 山田 弘樹 自動車メーカー直系の4ブランドが手がけたチューニングカーに試乗。TRDとSTIの“作品”に触れた前編に続いては、無限の手になる特別な「S660」と「シビック タイプR」、さらに、NISMOがカスタマイズした「GT-R」「セレナ」「エクストレイル」の走りを報告する。

ノーマルよりも素直 ―ホンダS660 MUGEN RA

その人気から、納車待ちの状況が続いているというホンダS660をベースに、無限の新たなカスタマイズモデルが登場した。その名は「S660 MUGEN RA」。……あれ? 無限ってすでにS660用のフルエアロキットやらチューニングパーツをリリースしてなかったっけ? そう思ったアナタは鋭い。これはディーラーで購入できるコンプリートカーなのである。

納車待ちの列に並んでいる未来のS660オーナーたちが激怒しないかなぁ? と心配だが、ともかくその概要を説明すると、これは「新しいコンセプトのコンプリートカー」。“RA”の“R”は「レーシング」、“A”はアルファベットの先頭であることから「始まり」を意味しており、ここからさらにカスタマイズしていくベース車にしてほしい、という願いが込められている。

だからボディーパーツも、ノーマルから変わっているのは、無限のアイデンティティーであるドライカーボン製フロントグリルのみ。また足まわりは普段乗りでの快適性をも考慮したサスペンションが組み込まれている。
とはいえ純正装着タイヤは「ヨコハマ・アドバンネオバAD08R」だから、そのグリップに負けない剛性がデフォルトで与えられている。ちなみにバネレートは純正比でフロントが40%、リアは20%ほど高められており、ビルシュタイン製ダンパーの減衰力は縮み側を標準よりも30%ほどアップ。伸び側は1~2割程度低く設定した無限セッティングが施された。しかもシステムは車高調整式だ。
ホイールは、そのデザインおよび設計を無限が担当したBBS製の切削鍛造ホイール。1台分で約5.8kgの軽量化を実現している。

実際にこのMUGEN RAを走らせると、ノーマルよりも素直な操縦感覚が得られた。ノーマルはダンパーの伸び側減衰力が支配的で、コーナリング中の遠心力に対してイン側からクルマをロールさせないようにする。対してRAは伸び側を緩めているせいかロールが自然。そして縮み側を固めた割に、乗り心地も穏やかだった。
タイヤのグリップに頼りながらコーナリングスピードを楽しむという特性は同じ。ただしMUGEN RAのアシは車高調整式だから、その重量配分やライドハイトを調整することで、自分好みのハンドリングを得られるはず。スタビリティーコントロールが邪魔をする可能性もあるが、これだけの安定性と軽さが実感できるのであれば、カートのように、もう少しターンインでリアのグリップバランスを低くしてもよいのではないかと思えた。

無限に限らずS660を走らせて何が楽しいかといえば、“全開率の高さ”だ。今回はエンジンもスポーツマフラーが付いているだけで、さらにはスタビリティーも上がっていることから、サイクルスポーツセンターのコーナーでは、そのほとんどが全開だった。
わずかなアクセルのオン/オフで発生するクルマのロールやピッチングを観察しながら走らせていると、クルマ本来の面白さがジワリジワリと伝わってきた。やっぱり軽いって、すばらしい!

2016年5月26日に発表された、無限(M-TEC)のコンプリートカー「S660 MUGEN RA」。660台限定で販売される。


	2016年5月26日に発表された、無限(M-TEC)のコンプリートカー「S660 MUGEN RA」。660台限定で販売される。
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「S660 MUGEN RA」のインテリア。赤い本革シート(一部合成皮革)が目を引く。
「S660 MUGEN RA」のインテリア。赤い本革シート(一部合成皮革)が目を引く。 拡大
ビルシュタイン製の車高調節式サスペンション。強度上の剛性アップも図られている。
ビルシュタイン製の車高調節式サスペンション。強度上の剛性アップも図られている。 拡大
当日の試乗コースとなった、サイクルスポーツセンターのコーナーを駆け抜ける「S660 MUGEN RA」。
当日の試乗コースとなった、サイクルスポーツセンターのコーナーを駆け抜ける「S660 MUGEN RA」。 拡大
「S660 MUGEN RA」の専用メーター。中央の液晶部分に「無限MUGEN」ロゴが表示される。
「S660 MUGEN RA」の専用メーター。中央の液晶部分に「無限MUGEN」ロゴが表示される。 拡大
 
2016ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/NISMO編)【試乗記】の画像 拡大
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驚きのグリップ力 ―ホンダ・シビック タイプR 無限パーツ装着車

お次は、コンプリートカーではなく、無限のパーツを盛り込んだカスタマイズカー。FF車世界最速の座を「ルノー・メガーヌ ルノースポール」や「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」と争う「シビック タイプR」だ。
その最大の特徴となるのは、エアロパーツ。サスペンションは、電子制御との協調性を乱さないように、今回はその開発を見送ったのだという。

顔つきを見てもわかる通り、まずフロントバンパーが個性的。フォグランプを取り去ることで、フロントオーバーハングの軽量化を果たしながら、通称「Zパーツ」と呼ばれるサイドパーツとともにバンパーまわりの空気を整流。かつリップスポイラーによって純正の倍近いダウンフォースを得ているという。

またリアディフューザーはスロープ角を最適化することで、きちんと床下の空気を排出し、ダウンフォースを発生させた。さらにリアウイングを可変式とすることで、前後バランスを調整しているのだという。

その走りをひとことで表現するなら、ガンコなほどの“ド・グリップ”(笑)。今回は車両の安全を考慮しリアウイングをアンダーステア方向に振っているせいもあったのだろうが、コーナリング中にリアが巻き込む気配は全くない。ブレーキングからターンインにかけてのグリップ力は強烈で、サスペンションがノーマルとは思えない食いつき感がある。ダンパーが底付きしないのも立派だ。

惜しいのは、走行モードに関わらずターボラグがあることで、Rモードでも、ノーズが入った直後にアクセルを踏んだ際、立ち上がりが遅れてしまう。かといって、それを予想しながら早めにアクセルを踏んだところで、タイミングは取りづらい。もしタイプRが2ペダルなら右足で早めにブーストをかけられたかもしれないが、それこそ無限が何らかの方法でアンチラグ制御を施してくれればいいのに……と思った。

S660もそうだが、ホンダのハンドリングは徹頭徹尾スタビリティー重視で、コーナーでは、アンダーステアが基本。そのほうが速いのかもしれないが、クルマと対話する楽しさには欠け、スピードとタイムだけが目的になる気がする。かつての「インテグラ タイプR」(DC2)のような、切れ味鋭い走りを、現代の技術でもう一度。そう思わずにはいられない筆者であった。

“ダイナミックパフォーマンス”をコンセプトに掲げる無限のパーツが装着された「ホンダ・シビック タイプR」。
“ダイナミックパフォーマンス”をコンセプトに掲げる無限のパーツが装着された「ホンダ・シビック タイプR」。 拡大
フルバケットシートや赤いレザーシフトノブ、スポーツマット以外は、ノーマルの「シビック タイプR」と変わらない。
フルバケットシートや赤いレザーシフトノブ、スポーツマット以外は、ノーマルの「シビック タイプR」と変わらない。 拡大
大きなリアウイング。単体でも購入可能だが、無限では、前後のエアロバンパーやディフューザーなどとのセット装着を推奨している。
大きなリアウイング。単体でも購入可能だが、無限では、前後のエアロバンパーやディフューザーなどとのセット装着を推奨している。 拡大
無限の「シビック タイプR」は、フロントのリップ形状を変更することにより、ノーマルよりも走行安定性が向上しているという。
無限の「シビック タイプR」は、フロントのリップ形状を変更することにより、ノーマルよりも走行安定性が向上しているという。 拡大
チタン製のテールパイプは、排気口を1本出しとすることで、さらなる軽量化が図られている。
チタン製のテールパイプは、排気口を1本出しとすることで、さらなる軽量化が図られている。 拡大

最新型より刺激的 ―日産GT-R 2008年モデル ニスモパーツ装着車

NISMOといえば、やっぱりGT-R! しかも今回試乗したカスタマイズカーは、そのコンセプトがとてもいい。
ベースとなったのは2008年モデル。そう、今回のNISMOが提案するのは「車検が2巡した初期型GT-Rを使って、チューニングを楽しもう!」というものなのだ。NISMOが08モデルを選んだのは、市場で最もタマ数が多い初期型だからだという。

チューニングパーツはこれまでNISMOが手塩にかけて開発してきたものを中心に据えているが、目を引くのは、このGT-Rで最新スペックのジオメトリーを実現するために、アームやリンクを2013年モデルのスペックに換装していること。そしてオーリンズ製の「BTOモデル」をベースに、車高調サスペンションキットもリセッティングしている点だ。
これに加えて、トランスミッションのコントロールユニット(TCM)も専用チューニング。NISMOのスタッフも「初期型オーナーなら、その違いは絶対にわかります!」と太鼓判を押していた。

さて、実際そのGT-Rに試乗したわけだが、正直、仕様変更の吟味どころではなかった。激しく跳ね上がるブーストのレスポンスに、応答性のよいサスペンション、強烈なブレーキ、抜群のトラクションを実現するディファレンシャル……とにかく速すぎる!
今回のNISMO装着部品は、てんこ盛り状態で約200万円のエキストラだというから(日産純正パーツを使った内外装のコンバージョンは別)、ベースとなる中古車を500万円くらいで見つけ出せるならば、“ドノーマルの新車”を買うよりも、確かに刺激的と思える。べつにこれらの全てを装着する必要もないのだから。

落ち着いて走らせてもみたが、初期型GT-Rのオーナーでない筆者には、その違いがやっぱりわからなかった。ただ、これ単体をスポーツカーとして評価するなら、そのハンドリングは極めて正確で、操舵(そうだ)力は重め。乗り心地は、GT-Rとしては許容できるレベルだ。
現行モデルの洗練された乗り味と比較すれば随分マッシブな印象だが、それはダンパー&スプリングの剛性を高めているからで、スポーツサスペンション自体の動きは素直。だからこれに現行2016年モデルのアシを組み込むのもアリかな……とも思えたが、それはマニアックに過ぎるか。そもそも、初期型を購入するユーザーがスタビリティーチューニングを前提にしていると考えるならば、このテスト車の“鍛え上げられた感じ”は、魅力的に感じるだろう。

TCMに関しては、変速タイミングは抜群だと感じたが、NISMOがアピールしている「洗練」についてはわかりかねた。その点を強く印象付けたいのであれば、駆動系に直結する機械式LSDはあえて非装着か、リアのみにする方がよいと思う。
ともあれ、いまや乗り出し1000万円を超えるGT-R。そのユーズドカーを買っていじるにも、どこから手を付ければよいのか、よほどのマニアでもなければわからない……という状況において、日産ワークスであるNISMOが「初期型チューニング」を提案してくれたことは、ひとつの安心材料だ。
これをきっかけに、クルマ好きをワクワクさせてくれる同様のアイデアが、各ワークスからどんどん出てくればいいと思う。

NISMOは今回、最新モデルではなく、中古車をベースとした「GT-R」のチューニングメニューを提案した。
NISMOは今回、最新モデルではなく、中古車をベースとした「GT-R」のチューニングメニューを提案した。 拡大
2008年型の「GT-R」に、2013年型相当のバージョンアップが図られたエンジン。高精度ブーストセンサーの追加や、ECUの変更が実施されている。
2008年型の「GT-R」に、2013年型相当のバージョンアップが図られたエンジン。高精度ブーストセンサーの追加や、ECUの変更が実施されている。 拡大
足まわりは、アーム類を2013年の仕様へとバージョンアップさせた上で、スポーツサスペンションキットが組み込まれている。
足まわりは、アーム類を2013年の仕様へとバージョンアップさせた上で、スポーツサスペンションキットが組み込まれている。 拡大
試乗コースを駆け抜ける、チューンド「GT-R」。ノーマルに比べ、5500rpm付近でのエンジンレスポンスが向上しているという。
試乗コースを駆け抜ける、チューンド「GT-R」。ノーマルに比べ、5500rpm付近でのエンジンレスポンスが向上しているという。 拡大
虹色に浮かび上がる焼け色が特徴の、スポーツチタンマフラー。価格は47万8000円。
虹色に浮かび上がる焼け色が特徴の、スポーツチタンマフラー。価格は47万8000円。 拡大
 
2016ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/NISMO編)【試乗記】の画像 拡大

大人になったNISMO ―日産セレナNISMOパフォーマンスパッケージ/エクストレイルNISMOパフォーマンスパッケージ

ひとことで言えばこのセレナ、世のミニバンオーナーたちの声を、きっちり盛り込んだ仕様となっている。足元には17×6.5Jのアルミホイールを履き、フロント、サイド、リアにエアロを“巻いて”、車高は30mmダウン。ほどよくシャコタン化したその姿が下品に見えないのは、ホワイトのボディーに、ブラック×レッドのNISMOカラーをあしらったスポイラーがクリーンなイメージを与えるからだろう。

NISMOがカスタマイズしたセレナで驚いたのは、その乗り心地だ。
ハンドリングは、いたってフツー。NISMOという看板を背負う上では「ちょっと手を抜きすぎじゃないの?」と最初は戸惑ったのだが、はたと思い出したのは、ベースとなっているセレナの乗り心地だ。筆者はこれを、ミニバンというよりは(商用の)“バン”に近かったと記憶しているのだが、スポーツサスペンションを組み込んだテスト車の乗り味はしなやかで、かつ路面の起伏に対してフラットライドをきっちり保っていたのであった。
前述のエアロはSUPER GTのGT500マシンを手がける空力エンジニアが監修した(!)というから、フロントスポイラーやリアサイドスポイラーは直進安定性に寄与しているのかもしれない。

エクストレイルも、基本的には同じ方向性でチューンされている。“マッチョなアーバンSUV”を気取るなら、もう少し足まわりを引き締めてもよいかと思ったが、その乗り味の妙は、車高を30mm下げて大径アルミを装着しても快適性を損なわないことにあるようで、ロールはするものの、4輪を常にきちっと接地させていた。試乗当日、GT-Rのお目付け役として参加していたミハエル・クルム氏も「リアがナーバスなのはダメ。ドライバーが緊張しないこと、楽しく運転できることが大切」と強調していたから、これは日産とのコンプライアンスを取ったNISMOの判断なのだろう。

2007年にNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)の企画立案によって「フェアレディZ」から始まった“バージョンNISMO”は、その後、ディーラーで購入できるカタログモデル“NISMOグレード”へと成長を遂げ、「マーチNISMO」や「ジュークNISMO」といった商品も誕生した。一方で、NISMOグレード化されていない日産車に対しては、NISMOがパッケージオプションの「NISMOパフォーマンスパッケージ」を用意することで対応している。
今回試乗したセレナとエクストレイルも、まさにそうしたクルマたち。ヤンチャだったNISMOも、大人になったモンだなぁ……と感じられた試乗だった。

(文=山田弘樹/写真=田村 弥)

専用サスペンション、スポーツマフラー、エアロパーツ、専用ホイールの4点セットからなる「NISMOパフォーマンスパッケージ」を装着した、テスト車の「日産セレナ」。
専用サスペンション、スポーツマフラー、エアロパーツ、専用ホイールの4点セットからなる「NISMOパフォーマンスパッケージ」を装着した、テスト車の「日産セレナ」。 拡大
シルバーとブラックのツートンカラーが目を引く、「セレナNISMOパフォーマンスパッケージ」の17インチアルミホイール。1本あたりの価格は、4万1040円。
シルバーとブラックのツートンカラーが目を引く、「セレナNISMOパフォーマンスパッケージ」の17インチアルミホイール。1本あたりの価格は、4万1040円。 拡大
「エクストレイルNISMOパフォーマンスパッケージ」。そのエアロパーツは、SUPER GT選手権に参戦しているNISMOのエンジニアの監修のもとで、開発されているという。
「エクストレイルNISMOパフォーマンスパッケージ」。そのエアロパーツは、SUPER GT選手権に参戦しているNISMOのエンジニアの監修のもとで、開発されているという。 拡大
ステンレス製の、「エクストレイルNISMOパフォーマンスパッケージ」用スポーツマフラー。ノーマルとは全く異なる、野太いエキゾーストノートを発する。
ステンレス製の、「エクストレイルNISMOパフォーマンスパッケージ」用スポーツマフラー。ノーマルとは全く異なる、野太いエキゾーストノートを発する。 拡大
試乗コースに並んだNISMOのチューニングカー。
試乗コースに並んだNISMOのチューニングカー。 拡大
ホンダS660 MUGEN RA
ホンダS660 MUGEN RA 拡大
運転席まわりの様子。ステアリングホイールの上部はトリコロール(白、赤、金)の、下部には赤のアクセントで飾られる。赤いスポーツマットは、1万7280円のオプション。
運転席まわりの様子。ステアリングホイールの上部はトリコロール(白、赤、金)の、下部には赤のアクセントで飾られる。赤いスポーツマットは、1万7280円のオプション。 拡大

ドライカーボン製のフロントグリル。上部に「RA」のロゴが添えられる。


	ドライカーボン製のフロントグリル。上部に「RA」のロゴが添えられる。
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1台分(4本)で5.8kgの軽量化を実現した、BBS製の切削鍛造アルミホイール。バネ下の軽量化により、絶対的な走行性能を向上させるとうたわれる。
1台分(4本)で5.8kgの軽量化を実現した、BBS製の切削鍛造アルミホイール。バネ下の軽量化により、絶対的な走行性能を向上させるとうたわれる。 拡大

テスト車のデータ

ホンダS660 MUGEN RA
(ベース車:ホンダS660 α)

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=3395×1475×1180mm
ホイールベース:2285mm
車重:826kg
駆動方式:MR
エンジン:0.66リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ
トランスミッション:6段MT
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク:10.6kgm(104Nm)/2600rpm
タイヤ:(前)165/55R15 75V/(後)195/45R16 80W(ヨコハマ・アドバンネオバAD08R)
燃費:21.2km/リッター(JC08モード)
価格:289万円/テスト車=290万7280円
オプション装備:スポーツマット<レッド>(1万7280円) ※販売店オプション

テスト車の年式:2016年型
テスト開始時の走行距離:1171km
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター

ホンダ・シビック タイプR 無限パーツ装着車
ホンダ・シビック タイプR 無限パーツ装着車 拡大
エンジンルーム。今回のカスタマイズには、機関のチューニングは含まれていない。
エンジンルーム。今回のカスタマイズには、機関のチューニングは含まれていない。 拡大
「MS-R」と名付けられたフルバケットシート。ほかに、リクライニング機構を持つセミバケットシート「MS-Z」もラインナップされる。
「MS-R」と名付けられたフルバケットシート。ほかに、リクライニング機構を持つセミバケットシート「MS-Z」もラインナップされる。 拡大
ノーマルのホイールに対して、1本あたり3kgの軽量化を実現した専用アルミホイール。1本あたりの価格は15万9840円。
ノーマルのホイールに対して、1本あたり3kgの軽量化を実現した専用アルミホイール。1本あたりの価格は15万9840円。 拡大
フロントエアロバンパーには、左側ヘッドライトのそばに、立体的な「TYPE R」ロゴが添えられる。
フロントエアロバンパーには、左側ヘッドライトのそばに、立体的な「TYPE R」ロゴが添えられる。 拡大

ホンダ・シビック タイプR 無限パーツ装着車

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4390×1880×1460mm
ホイールベース:2600mm
車重:1380kg
駆動方式:FF
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:6段MT
最高出力:310ps(228kW)/6500rpm
最大トルク:40.8kgm(400Nm)/2500-4500rpm
タイヤ:(前)235/35ZR19 91Y/(後)235/35ZR19 91Y(ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2)
燃費:13.0km/リッター(JC08モード)
価格:428万円/テスト車=--円 ※スペックはベース車のもの
オプション装備:--
装着部品:フロントエアロバンパー(17万640円)/リアエアロバンパー&リアディフューザー(14万9040円)/リアウイング(12万7440円)/スポーツエキゾーストシステム(20万3040円)/ハイパフォーマンスオイル MS-R<オイルのみ交換時5リッター分>(2万1060円)/アルミホイールMFC<19×8 1/2Jインセット53>1台分(63万9360円)/ホイールナット&ロックセット(1万5120円)/ブレーキパッド タイプコンペティション<フロント>(3万2400円)/ブレーキパッド タイプコンペティション<リア>(2万4840円)/ハイパフォーマンス ブレーキフルード<フルード全交換時1リッター分>(6480円)/フルバケットシート MS-Rシートレールセット<運転席+助手席>(59万1840円)/レザーシフトノブ<レッド>(1万7280円)/スポーツマット(3万7800円)/ナンバープレートボルト(2484円)/カーボンナンバープレートガーニッシュ<フロント>(1万584円)/カーボンナンバープレートガーニッシュ<リア>(1万584円)/ムゲンメタルロゴエンブレム<クロムメッキ/ブラック>(7344円)

テスト車の年式:2016年型
テスト開始時の走行距離:3051km
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(ハイオクガソリン)
参考燃費:--km/リッター

日産GT-R 2008年モデル ニスモパーツ装着車
日産GT-R 2008年モデル ニスモパーツ装着車 拡大
インテリアの様子。「2015年モデルTrack edition engineered by nismo用インテリアコンバージョン」と題して、ドレスアップが図られている。
インテリアの様子。「2015年モデルTrack edition engineered by nismo用インテリアコンバージョン」と題して、ドレスアップが図られている。 拡大
テスト車には、NISMOの手になる、2015年式「GT-R」用の20インチアルミホイール(写真)が装着されていた。
テスト車には、NISMOの手になる、2015年式「GT-R」用の20インチアルミホイール(写真)が装着されていた。 拡大
ヘッドランプは、2013年以降のものをチョイス。フロントまわりの表情を、オリジナルから変化させた。
ヘッドランプは、2013年以降のものをチョイス。フロントまわりの表情を、オリジナルから変化させた。 拡大
 
2016ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/NISMO編)【試乗記】の画像 拡大

日産GT-R 2008年モデル ニスモパーツ装着車
(ベース車:日産GT-R プレミアムエディション)

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4650×1895×1370mm
ホイールベース:2780mm
車重:1740kg
駆動方式:4WD
エンジン:3.8リッターV6 DOHC 24バルブ ツインターボ
トランスミッション:6段AT
最高出力:485ps(357kW)/6400rpm
最大トルク:60.0kgm(588Nm)/3200-5200rpm
タイヤ:(前)255/40ZRF20 97Y/(後)285/35ZRF20 100Y(ダンロップ・
SP SPORT MAXX GT600 DSST CTT)
燃費:8.3km/リッター(JC08モード)
価格:--円/テスト車=--円 ※スペックはベース車のもの
オプション装備:--
装着部品:エンジンバージョンアップ<NISMOキャタライザー仕様、NISMOスポーツリセッティング含む>(97万8480円)/サスペンションバージョンアップ<車高調整式サスペンション仕様>(79万5744円)/スポーツチタンマフラー(51万6240円)/GT L.S.D. Pro Carbon(35万6000円)/Front L.S.D.(15万1200円)/カーボンナンバープレートリム(1万4580円)/マルチファンクションブルーミラー(2万520円)/フューエルフィラーキャップカバー(5940円)/カーボンルームミラーカバー(1万6200円) ※以下、大森ファクトリー対応メニュー 2013MY LEDヘッドライト/2013MY リアコンビランプ/2015MY Track edition engineered by nismo用フロントフェンダー/2015MY Track edition engineered by nismo用インテリアコンバージョン/2015MY Track edition engineered by nismo用アルミホイール&タイヤ

テスト車の年式:2008年型
テスト開始時の走行距離:約1万8000km(参考値。メーター交換後860km)
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(ハイオクガソリン)
参考燃費:--km/リッター

日産セレナNISMOパフォーマンスパッケージ
日産セレナNISMOパフォーマンスパッケージ 拡大
フロントアンダースポイラーが組み込まれたフロントまわり。赤いラインが目を引く。
フロントアンダースポイラーが組み込まれたフロントまわり。赤いラインが目を引く。 拡大
リアの側面上部には、フィン形状の空力パーツが装着される。
リアの側面上部には、フィン形状の空力パーツが装着される。 拡大
 
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日産セレナNISMOパフォーマンスパッケージ
(ベース車:日産セレナ ハイウェイスターG)

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4770×1735×1865mm
ホイールベース:2860mm
車重:1680kg
駆動方式:FF
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ
トランスミッション:CVT
最高出力:147ps(108kW)/5600rpm
最大トルク:21.4kgm(210Nm)/4400rpm
モーター最高出力:2.4ps(1.8kW)
モーター最大トルク:5.5kgm(53.6Nm)
タイヤ:(前)205/50R17 93W/(後)205/50R17 93W(ヨコハマ・ブルーアースA)
燃費:15.4km/リッター(JC08モード)
価格:292万2480円/テスト車=--円 ※スペックはベース車のもの
オプション装備:--
装着部品:スポーツサスペンションキット(10万8000円)/スポーツステンレスリアマフラー(6万8040円)/塗装済みエアロキット<フロントアンダースポイラー+リアアンダースポイラー+サイドスカート>(20万3040円)/リアサイドスポイラー(4万6656円)/アルミロードホイール LMX6<17×6 1/2Jインセット51>1台分(16万4160円)/ホイールナットセット(1万800円)/マルチファンクションブルーミラー(2万520円)/ドアハンドルプロテクター(3024円)/フューエルフィラーキャップカバー(5940円)/オイルフィラーキャップ(6696円)

テスト車の年式:2014年型
テスト開始時の走行距離:7027km
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター

日産エクストレイルNISMOパフォーマンスパッケージ
日産エクストレイルNISMOパフォーマンスパッケージ 拡大
LMX6」と名付けられた、19インチアルミホイール。1本の価格は5万760円。
「LMX6」と名付けられた、19インチアルミホイール。1本の価格は5万760円。 拡大
フロントアンダースポイラー(写真)は、リアアンダースポイラーやサイドスカートとのセットオプションとして提供される。
フロントアンダースポイラー(写真)は、リアアンダースポイラーやサイドスカートとのセットオプションとして提供される。 拡大
 
2016ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/NISMO編)【試乗記】の画像 拡大

日産エクストレイルNISMOパフォーマンスパッケージ
(ベース車:日産エクストレイル 20X エマージェンシーブレーキパッケージ)

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4640×1820×1715mm
ホイールベース:2705mm
車重:1500kg
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ
トランスミッション:CVT
最高出力:147ps(108kW)/6000rpm
最大トルク:21.1kgm(207Nm)/4400rpm
タイヤ:(前)225/55R19 99V/(後)225/55R19 99V(ダンロップ・グランドトレックPT3)
燃費:16.0km/リッター(JC08モード)
価格:261万9000円/テスト車=--円
オプション装備:--
装着部品:スポーツサスペンションキット(10万8000円)/スポーツステンレスマフラー(12万7440円)/塗装済みエアロキット<フロントアンダースポイラー+リアアンダースポイラー+サイドスカート>(20万3040円)/ルーフスポイラー(5万9400円)/アルミロードホイール LMX6<19×7Jインセット40>1台分(20万3040円)/ホイールナットセット(1万800円)/マルチファンクションブルーミラー(2万520円)/ドアハンドルプロテクター(3024円)/フューエルフィラーキャップカバー(5940円)/オイルフィラーキャップ(6696円)

テスト車の年式:2014年型
テスト開始時の走行距離:6503km
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター

山田 弘樹

山田 弘樹

ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。

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