第2回:ハンドルを握ればそこはヨーロッパ!
輸入車チョイ乗りリポート~ラテン&北欧編~

2018.02.23 JAIA輸入車試乗会2018
ルノー・トゥインゴGT EDC
ルノー・トゥインゴGT EDC拡大

JAIA合同試乗会の会場から、お手ごろ価格なのに楽しさ満点の「ルノー・トゥインゴGT」や「シトロエンC3」、北欧プロダクトの香りただよう「ボルボV40 D4」、イタリアの名門が放つ「アルファ・ロメオ・ジュリア」「マセラティ・ギブリ」の魅力をリポートする。

 
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キビキビ? ドッシリ?
ルノー・トゥインゴGT EDC……239万円

RRでターボ、ルノー・スポールが専用チューニング。
思い返せば、先代の「メガーヌR.S.」はとびきりのホットハッチだったし、「ルーテシアR.S.」も街でもサーキットでもよしの万能車だった。新型「メガーヌGT」も懐の深い走りが味わえた。

ルノー・スポール謹製の末弟は、どんな走りを見せてくれるんだろう?

そんな期待に、パンパンに胸を膨らませて乗ると、……すこ~し肩透かしを食うのがトゥインゴGTである。

意外とフツー。つまり、走り始めてすぐに“さすがルノー・スポール!”と感じるような分かりやす~いクルマにはなっていないのだ。パワーアップしたといっても109psは驚くほどのものではないし、RRレイアウトならではのオーバーステアを抑えるためか、キビキビ感はかなり控えめ。また、前輪荷重が少ないせいもあって、ステアリングフィールもやや心もとない。

ボディーサイドにエアインテークの設けられたルックスは精悍(せいかん)だし、2本出しのエキゾーストパイプは勇ましい。オレンジ色も効いていて、コンパクトなサイズの割に存在感は抜群だ。今回、ルノー・スポールはスタイリング担当だったの? なんてふうにも思ったりして……。

ところが、ワインディングロードでちょっと飛ばすと印象は一変する。ペースが上がるに連れて、ルノー・スポールがどんどん出てくる。ここで言うルノー・スポールとは敏しょう性と安定性とのバランスだ。タイヤはヨコハマのエコタイヤ「ブルーアースA」。なのに、こんなに曲がる。こんなにトラクションがかかる。みたいな。

ヨコハマのハイグリップタイヤ「アドバン ネオバ」を履いた軽ミドシップ「ホンダS660」は、誰が乗っても切れば切っただけ曲がる、分かりやす~い味付けが売りだった。トゥインゴGTはその反対。ドライバーの操作以上に曲がりすぎないようスタビリティーを確保しつつ、ちょっとマニアックな運転の愉しさが味わえるクルマに仕上がっている。

最後に。MTとEDCなら、左足にも居場所があってタコメーターが無くても気にならないEDCにします。制御に不満はないし、ギアも1段多くて、加速にも燃費にも有利。できればオプションでも構わないので、シフトパドルは欲しい。

(文=webCG こんどー/写真=田村 弥)

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