第585回:「ミツオカ・ロックスター」もはだしで逃げ出す!?
「シトロエンHトラック」が製作キットで復活!

2018.12.21 マッキナ あらモーダ!

熱い視線を浴びるキャンピングカー

日本ではミツオカの創業50周年記念モデル「ロックスター」が、2018年11月29日に発表された。同車は「マツダ・ロードスター」がベースだ。だが、多くの人が2代目「シボレー・コルベット」を連想させる造形であることは、本サイトの自動車ニュース欄に詳しい。

いっぽうイタリアでは、こんなレトロ風モデルが、というのが今回のお話である。

2018年10月、イタリア・パドヴァで開催されたヒストリックカーショー「アウトモト・デポカ」を訪れたときのことだ。展示台数が5000台に達する大イベントゆえ、宿泊料が高騰する周辺の宿を避けてキャンピングカーで来場し、駐車場で寝泊まりする来場者も少なくない。

そうしたなか、妙に目立つレトロ風キャンピングカーがいた。他の来場者たちも、気がついては足を止めている。

奇抜なデザインのモチーフとなったクルマは、誰が見てもすぐにわかる。シトロエンにおける伝説の商用車「ティープ(タイプ)H」だ。Hはフランス語でアッシュと読む。日本でもクレープ屋台などでさかんに活用されている、あれだ。

2018年10月、イタリア北部パドヴァの「アウトモト・デポカ」の駐車場にて。「TYPE H」のキャンパー仕様。
2018年10月、イタリア北部パドヴァの「アウトモト・デポカ」の駐車場にて。「TYPE H」のキャンパー仕様。拡大
「TYPE H」は「アウトモト・デポカ」の会場でも熱い注目を浴びていた。
「TYPE H」は「アウトモト・デポカ」の会場でも熱い注目を浴びていた。拡大
大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト/イタリア文化コメンテーター。音大でヴァイオリンを専攻、大学院で芸術学を修める。1996年からシエナ在住。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとして語学テキストやデザイン誌等に執筆活動を展開。19年にわたるNHK『ラジオ深夜便』リポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストなど、ラジオでも怪気炎をあげている。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、電子書籍『イタリア式クルマ生活術』(NRMパブリッシング)、『メトロとトランでパリめぐり】(コスミック出版)など著書・訳書多数。YouTube『大矢アキオのイタリアチャンネル』ではイタリアならではの面白ご当地産品を紹介中。

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