ロータス・エキシージ スポーツ410(後編)
2021.01.31 池沢早人師の恋するニューモデル 漫画『サーキットの狼』の作者、池沢早人師が「ロータス・エキシージ スポーツ410」に試乗。かつて劇中に登場する「ロータス・ヨーロッパ」で、軽量ミドシップスポーツの魅力を世に知らしめた漫画界のスーパーレジェンドが下した総合評価は?ストイックさが魅力
漫画界のレジェンドにして元JGTCレーサー、池沢早人師先生。箱根のワインディングロードでステアリングを握ったロータス エキシージ スポーツ410は、「端的に言って“公道を走るレーシングカー”そのもの。かなり好みの乗り味」とのことであった。
だが、それを普通に街なかで使ったりする場合はどうなのか? 話の続きをお聞きした。
「エキシージ スポーツ410って、価格はいくらでしたっけ?」
ええと、車両価格が1358万5000円で、今回の試乗車両はメタリックホワイトのスペシャルペイントやインテリアのカラーパック、カーボン製のスポーツシート、オーディオ、フロアマット等々のオプションを入れて1450万3500円とのことです。
「えっ? オプションを入れると1400万円以上もするの? ちょっと高いなあ……。そうなると同じロータスの『エヴォーラGT410』に近い価格だし、他メーカーでもけっこうな数のライバルが考えられますよねぇ。ううむ……」
でも“公道を走れるレーシングカー”だと思えば?
「価格に関してはそう思うしかないですよね。ズバリ、ムダや快適性をそぎ落とした走りに特化した潔さやストイックさが魅力です。ただ……」
ただ?
「エンジンを始動させる瞬間はものすごい音がしますし、回すとレーシングカー並みのサウンドなんです」
ということは、街なかでは少し悪目立ちするのでしょうか?
「いえいえ、そうしたいっぽうで(エンジンを)回さなければ静かにも走れます。比較的コンパクトなボディーサイズも扱いやすいですよね。もちろん、ノンパワーステアリングや重いクラッチは覚悟すべきですが(笑)」
![]() |
![]() |
![]() |
この記事は会員限定公開です。webCGプレミアムプラン会員に登録すると<月額550円(税込)>、続きを読むことができます。
登録初月無料! | クレジットカードで会員登録いただくと、ご契約いただいた日からその月の末日までが無料になります。いつでも解約可能です。 |
---|
- 毎月20本以上、新型車の試乗記が先取りで読める!
- 人気のさまざまな連載エッセイも、いち早く読める!
- 100車種超! 「谷口信輝の新車試乗」がぜんぶ読める!
- あの漫画家・池沢早人師の特集記事も堪能できる!
- 頭脳派レーシングドライバー山野哲也の車評が分かる!
- 『日刊!名車列伝』で世界の名車に毎日触れられる!
- 自動車メーカー関連グッズのプレゼントに応募できる!
- 話題のニューモデルのアツい走りが動画で見られる!