ポルシェ911カレラ4 GTS(後編)
2022.04.24 池沢早人師の恋するニューモデル 次期愛車候補の一台として期待した「ポルシェ911カレラ4 GTS」の走りに、当初は好意的な意見を述べなかった漫画『サーキットの狼』の作者、池沢早人師。しかし「スポーツ」モードを試すや、その表情はがぜん明るくなった。注目の最終評価は?スポーツモードですべてが変わる
前回、「個人的にも大いに期待していたポルシェ911カレラ4 GTSは、足が締め上げられすぎていて、素の『911カレラ』で感じられた軽やかさとしなやかさが失われているように思える」と評した、漫画界のレジェンドにして元JTCCレーサーでもある池沢早人師先生。
だが試乗の際、「スポーツ」および「スポーツプラス」モードを試していなかったことに気づき、あわてて再びターンパイクを駆け上っていった。
そして戻ってきた池沢先生の、開口一番のコメントは「ノーマル」モードでの評価を180度変えるものだった。
「前言撤回! 911カレラ4 GTSは、ノーマルではなくスポーツモードにすると、すべてのバランスが素晴らしく良好になりますね! かなりいいペースで走りを楽しめます」
走行モードを変えてやれば、足の硬さというか「しなやかさの欠如」は気になりませんでしたか?
「そうですね。もちろん本来はもっともっと高い速度域、サーキットやドイツのアウトバーンなどでこそ最適なバランスになるのでしょうが、少なくとも、ノーマルモードで走っていた際に感じた『クルマに乗せられている感じ』はなくなります」
そうですか!
「端的に言って申し分なく速いですし、足もそれに見合っていると感じられます」
![]() |
![]() |
![]() |
この記事は会員限定公開です。webCGプレミアムプラン会員に登録すると<月額550円(税込)>、続きを読むことができます。
登録初月無料! | クレジットカードで会員登録いただくと、ご契約いただいた日からその月の末日までが無料になります。いつでも解約可能です。 |
---|
- 毎月20本以上、新型車の試乗記が先取りで読める!
- 人気のさまざまな連載エッセイも、いち早く読める!
- 100車種超! 「谷口信輝の新車試乗」がぜんぶ読める!
- あの漫画家・池沢早人師の特集記事も堪能できる!
- 頭脳派レーシングドライバー山野哲也の車評が分かる!
- 『日刊!名車列伝』で世界の名車に毎日触れられる!
- 自動車メーカー関連グッズのプレゼントに応募できる!
- 話題のニューモデルのアツい走りが動画で見られる!