オープントップの高性能スポーツカー「マクラーレン・アルトゥーラ スパイダー」が上陸
2024.04.11 自動車ニュース![]() |
マクラーレン・オートモーティブは2024年4月11日、オープントップのプラグインハイブリッドスポーツモデル「アルトゥーラ スパイダー」を国内初披露した。
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世界初公開から1カ月半というタイミングで、アルトゥーラ スパイダーが上陸。日本で7番目の正規販売拠点となるマクラーレン横浜においてお披露目された。
ボディーサイズ(サイドミラー含まず)は全長×全幅×全高=4539×1913×1193mmで、ホイールベースは2640mm。パワートレインはクーペ(クローズドボディーバージョン)と共通で、3リッターV6ツインターボエンジン(最高出力605PS、最大トルク585N・m)にモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステム(システム最高出力700PS、システム最大トルク720N・m)が採用されている。
最大の特徴である電動式リトラクタブルハードトップは、50km/hまでの車速であれば走行中でも開閉可能。オープントップのボディーを持つハイブリッド車でありながら、車重が1.5t以下(乾燥重量は1457kg)に抑えられているのも自慢である。
ドアはクーペと同様、上方に開くタイプ(ディヘドラルドア)。電子的にルーフの透明度を変えられる「エレクトロクロミックルーフパネル」も特徴的なアイテムとなっている。
パフォーマンスについては0-100km/h加速が3.0秒で、最高速は330km/hと公表される。一方で、一充電あたり33kmというEV航続距離も実現している。
「速く走ること」以外の部分も充実しており、スマートフォンミラーリング機能やワイヤレス充電機能が利用可能。「インテリジェントアダプティブクルーズコントロール」や「レーンデパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)」のほか、「ロードサインレコグニション(道路標識認識機能)」「ブラインドスポットモニタリング」「リアクロストラフィックディテクション」など最新の先進運転支援システム(ADAS)が用意され、“最高のオールラウンダー”とうたわれる。
お披露目会の席では、マクラーレン・オートモーティブのチーフセールス&マーケティングオフィサーを務めるジョージ・ビッグス氏があいさつに立ち、「日本はマクラーレンにとって極めて重要な国です。今回投入するアルトゥーラ スパイダーは山中でも街でもオープントップのドライビングエクスペリエンスが満喫できる一台であり、今年の後半には、日本の皆さんも路上で見られるようになるはずです」などとコメントした。
同モデルの国内でのデリバリーは、ビッグス氏の言うように2024年後半に始まる見込み。価格は3650万円となっている。
(webCG)