『CAR GRAPHIC』2024年12月号発売 スバルの“来し方行く末”

2024.10.31 From Our Staff CAR GRAPHIC 編集部
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『CG』2024年12月号の巻頭を飾るのは、フェラーリの最新ベルリネッタ「12チリンドリ」の試乗記です。フェラーリの象徴ともいうべき自然吸気V12ユニットをフロントに搭載し830PSで後輪を駆動する、驚きのパフォーマンスのファーストインプレッションを、CG代表の加藤哲也がリポートします。続く特集は「これからのスバル」。新たにストロングハイブリッドモデルが追加された「クロストレック」や、「ハイパフォーマンスX」でのスーパー耐久ST-Qクラス参戦など、近ごろアグレッシブなスバルを取り上げます。ほかにも、「ランボルギーニ・ウルスSE」や「BMW M5」の試乗記に、「マクラーレンW1」や「GMA T.50」日本上陸1号車の詳報など、今月号も読み応えたっぷりの内容でお届けします。(CG編集部)

“12気筒”という名を持つ、最新ベルリネッタの実力は? フェラーリの象徴たる自然吸気V12エンジンを搭載し、発表時から世界中の自動車ファンの話題を独占した「12チリンドリ」に、ルクセンブルクで試乗しました。(photo:Ferrari)
“12気筒”という名を持つ、最新ベルリネッタの実力は? フェラーリの象徴たる自然吸気V12エンジンを搭載し、発表時から世界中の自動車ファンの話題を独占した「12チリンドリ」に、ルクセンブルクで試乗しました。(photo:Ferrari)拡大
トヨタの「THS」譲りのシステムを搭載し、ストロングハイブリッド化した「クロストレックS:HEV」に試乗。「e-BOXER」搭載モデルとはどのような違いがあるのでしょうか。(photo:荒川正幸)
トヨタの「THS」譲りのシステムを搭載し、ストロングハイブリッド化した「クロストレックS:HEV」に試乗。「e-BOXER」搭載モデルとはどのような違いがあるのでしょうか。(photo:荒川正幸)拡大
スーパー耐久ST-Qクラスに参戦する「ハイパフォーマンスX」は、CN(カーボンニュートラル)燃料で走るだけでなく、同社の最新技術のテストベッドとしての役割も担う重要なマシン。ベールに包まれた最新レーシングカーの中身をひも解きます。(photo:北畠主税)
スーパー耐久ST-Qクラスに参戦する「ハイパフォーマンスX」は、CN(カーボンニュートラル)燃料で走るだけでなく、同社の最新技術のテストベッドとしての役割も担う重要なマシン。ベールに包まれた最新レーシングカーの中身をひも解きます。(photo:北畠主税)拡大
スバルが技術資料車として所有するヘリテージモデル「360」「1000」、初代「レガシィ」にも試乗。現在まで続く“スバルらしさ”の源流を訪ねました。(photo:市 健治)
スバルが技術資料車として所有するヘリテージモデル「360」「1000」、初代「レガシィ」にも試乗。現在まで続く“スバルらしさ”の源流を訪ねました。(photo:市 健治)拡大
中島飛行機をルーツとするスバルですが、実は現在も航空事業を手がけています。防衛省向け事業やヘリコプター事業、そしてボーイング社との関係など、スバルのもうひとつの顔を紹介します。(photo:Subaru)
中島飛行機をルーツとするスバルですが、実は現在も航空事業を手がけています。防衛省向け事業やヘリコプター事業、そしてボーイング社との関係など、スバルのもうひとつの顔を紹介します。(photo:Subaru)拡大
希代のレーシングカーデザイナー、ゴードン・マレーが自身の50作目として手がけたスーパーカー「GMA T.50」。ついに日本の地を踏んだ同車のディテールとサービス体制について詳細にリポートします。(photo:田村孝介)
希代のレーシングカーデザイナー、ゴードン・マレーが自身の50作目として手がけたスーパーカー「GMA T.50」。ついに日本の地を踏んだ同車のディテールとサービス体制について詳細にリポートします。(photo:田村孝介)拡大

「安心と楽しさ」を求めて

2024年12月号の巻頭試乗記は、イタリア語で“12気筒”というそのままの名が与えられ、登場するやいなや世界中の自動車ファンの話題をさらったフェラーリの最新ベルリネッタ「12チリンドリ」です。2002年登場の「エンツォ」から熟成を重ねた、自然吸気V12ユニットをフロントミドシップに搭載する究極のGTの実力やいかに。CG代表の加藤哲也が、ルクセンブルクで試乗しました。

特集では、独創的な個性の光る自動車メーカー、スバルを取り上げます。スバルといえば、「水平対向エンジン」や「シンメトリカルAWD」といった独自のメカニズムを搭載し、国内外にコアなファンを抱えるイメージがあります。そのいっぽうで、「アイサイト」に代表される安全運転支援システムを積極的に採用し、安全技術の追求にも先鞭(せんべん)をつけてきました。そんな「安心と楽しさ」を追求するスバルの“現在地”と“その先”を見据えるべく、さまざまな側面からフォーカスを当てています。

特集冒頭では、話題のストロングハイブリッドを搭載する「クロストレックS:HEV」に早速試乗。トヨタの「THS」譲りのハイブリッドシステムを伝統の水平対向エンジンと組み合わせ、“燃費”という長年の課題克服に挑んだモデル。マイルドハイブリッドの「e-BOXER」との違いも気になるところです。さらに、スーパー耐久ST-Qクラスに参戦し、将来に向けた新技術のテストベッドとして注目を集める「ハイパフォーマンスX」や、アイサイトの開発現場などを詳しくリポートしています。藤貫哲郎CTO(最高技術責任者)にもインタビューを行い、“スバルらしさ”のつくり方についてうかがいました。

さらに、懐かしの「360」や「1000」、初代「レガシィ」といった、これまでのスバルの歩みを語るうえでは欠かせないクルマに試乗したほか、“もうひとつの顔”である航空事業についても取り上げます。航空機メーカーの中島飛行機をルーツに持ち、モノコック構造など航空機開発のノウハウを自動車設計の現場に持ち込んだことでも知られる同社ですが、現在もスバル航空宇宙カンパニーとして航空事業を手がけています。防衛省向け事業やヘリコプター事業、民間事業におけるボーイング社との関係など、自動車だけにとどまらない“六連星”の取り組みを紹介します。

もちろん、特集以外の記事も読み応えたっぷり。PHEV化が話題のランボルギーニ・ウルスSEや新型BMW M5の試乗記は、ハイパフォーマンスカー好きならずとも必見です。マツダの新たな最上級SUV「CX-80」やマイナーチェンジを受けたフォルクスワーゲンの小型SUV「Tクロス」、シトロエンのMPV「ベルランゴ」にも試乗しました。ほかにも、システム最高出力1275PS/システム最大トルク1340N・mを発生し後輪駆動という“究極のマクラーレン”W1をピックアップ。ついに日本に上陸したゴードン・マレー入魂のスーパーカー、GMA T.50については、そのディテールから国内でのサービス体制まで詳細にリポートしています。

特別付録『Go on a Road Trip――自動車旅行への招待』も見逃せません。ようやく秋めいてきた今日このごろ、本書を片手に愛車での「自動車旅行」計画を立てるのもまた楽しいひとときになることでしょう。そんなCG12月号は定価1740円です。デジタル版は、Amazon/Kobo/BookLive!/ブックパス/SonyReaderStore/Fujisanで購読できます。お近くの書店や、オンライン書店でお買い求めください。

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『CAR GRAPHIC』2024年12月号
発行所:株式会社カーグラフィック
定価:1740円
A4判変型・188ページ

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関連キーワード:
クロストレック, 12チリンドリ, M5セダン, ウルス, スバル, フェラーリ, BMW, ランボルギーニ