-
1/17
-
2/172016年末にも国内販売の開始が予定される、トヨタの新型クロスオーバーモデル「C-HR」。今回は、そのプロトタイプの試乗会で、開発にまつわる話を主要スタッフに聞いた。
-
3/17「C-HR」という車名には、スタイリングの特徴を示す「Compact High Rider」と、走りを表現する「Cross Hatch Run-about」の、2つの意味が込められている。
-
4/17<小西良樹氏 プロフィール>
1991年入社。ボデー設計部で、「セリカ」「コロナ」「bB」などのボディー設計に携わる。その後、製品企画室で「カローラ」「RAV4」の製品企画を担当。商品統括部に異動後、TNGAプラットフォームの開発責任者を務めた。2015年に製品企画室に戻り、11代目と12代目の「カローラ」シリーズのチーフエンジニアに就任、現在に至る。 -
5/17
個性的なデザインをまとう「C-HR」。開発に際しては、意のままになる走行性能や、クラストップレベルの燃費にもこだわったという。
-
トヨタ C-HR の中古車webCG中古車検索
-
6/17ソフトパッドや金属調のオーナメントがあしらわれたインテリア。広がりのある空間が演出されている。
-
7/17ガソリンエンジン車に搭載される、1.2リッター直4ターボエンジン。このほかに、1.8リッター直4ガソリンエンジンを用いたハイブリッド車もラインナップされる。
-
8/17
「C-HR」の駆動方式は、ハイブリッド車がFF、1.2リッターのガソリンエンジン車は4WDと、パワーユニットごとに分かれる。
-
9/17低重心パッケージや高いボディー剛性がもたらす操縦安定性の高さが「C-HR」のセリングポイント。開発に際しては、世界のさまざまな道や、国内外のサーキットで走行テストを重ねたという。
-
10/17バケットシートをイメージしたという「スポーティシート」。ショルダー部を薄くする一方で、厚みのあるサイドサポートにより高いホールド性が確保されている。
-
11/17切削光輝処理を施した、18インチアルミホイール。グレードにより、シルバーメタリック塗装の17インチホイールが組み合わされる。
-
12/17<刑部太郎氏 プロフィール>
2001年入社。第3車両実験部で「FJクルーザー」や4代目「ランドクルーザープラド」などの操縦安定性や乗り心地に関わる実験・開発に取り組んだ。その後、第1車両実験部に移り、「アイゴ」および「C-HR」の開発を担当。 -
13/17<伊澤和彦氏 プロフィール>
1989年入社。8代目「スプリンター」や初代「プリウス」などのエクステリアデザインに携わる。CALTYに出向した後は「アバロン」をはじめとする北米向けの車両を担当した。アジア向けの「ヴィオス」ではチームリーダーに。「C−HR」のチーフデザイナーを務めた後、TOYOTA MOTOR EUROPEに異動。 -
14/17「大人の感性に響くスタイリング」を追求したとされる「C-HR」。リアドアのノブがルーフ付近にレイアウトされていることもあり、2ドアクーペのようなたたずまいを見せる。
-
15/17複雑な面と線で構成されるリアまわり。写真のボディーカラーは、トヨタの新開発色「ラディアントグリーンメタリック」。
-
16/17試乗会場に並んだ、「C-HR」のプロトタイプモデル。市販モデルでは、全8色のボディーカラーが選べる。
-
17/17
安全性能にも力が注がれる「C-HR」。歩行者検知機能付きのプリクラッシュセーフティーや全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールなどがセットになった「Toyota Safety Sense P」が全車に標準で備わる。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
トヨタ C-HR の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。