-
1/14今回の技術説明会で話を聞いた「日産ノートe-POWER」の開発メンバー。左から、野口隆三氏、餌取秀一氏、向 善之介氏、關 義則氏。
-
2/142016年11月に催された、「ノート」のマイナーチェンジモデルの発表会の様子。ハイブリッドモデルの「e-POWER」はこのとき追加された。
-
3/14アクセルだけで加速と制動を操作できる「ワンペダルドライブ」と、シリーズ式ハイブリッドの採用によって実現した、モーター駆動ならではの加速レスポンスも「ノートe-POWER」の特徴となっている。
-
4/14発表会場に展示された「e-POWER」のパワープラント。モーターがリダクションギアとドライブシャフトを介して前輪を駆動する仕組みで、エンジンは発電のみに使われる。
-
5/14技術説明会「ノートe-POWER 開発における新発想」は、もとは技術職以外の社員を対象とした社内向けの勉強会、いわゆる“うんちく大会”だったという。そこで好評を得たことから、今回メディア向けにも同様の説明会が催されることとなった。
-
日産 ノート の中古車webCG中古車検索
-
6/14まずはチーフマーケティングマネージャーの南 智佳雄氏が、販売実績をはじめとした「ノート」の“近況”を説明。このときは「このままいけば、2016年度下期のコンパクトカー売り上げナンバーワンになれると思います……」という表現だったが(説明会は3月29日開催だったため)、その後、ノートは南氏の言葉通り2016年度下期のコンパクトカー売り上げナンバーワンを達成した。
-
7/14続いて「ノート」のチーフエンジニアを務める小宮 哲氏が、「e-POWER」の狙いについて説明。モーター駆動ならではの走行感覚や、充電が要らないことなど、同パワープラントの特徴をあらためて語った。
-
8/14パワープラントの制御について説明する、パワートレイン性能開発部の野口隆三氏。「ノートe-POWER」は、SOC(充電率の意。おおざっぱにいうとバッテリー残量のこと)をある程度一定に保とうとする通常のハイブリッド車とは違い、「充電できるときにたっぷり充電しておく」という制御とすることで、エンジンの始動時間および始動頻度を大幅に減らすことができたという。
-
9/14「エンジン音が気にならないよう、発電はアクセル開度が大きいタイミングで行うようにした」と語る、音振性能グループ チームリーダーの餌取秀一氏。ちなみに、私たちが普段「EVの音」と認識しているのは、実はモーターの音ではなくインバーターとバッテリーの音なのだとか。
-
10/14こちらの見慣れぬ装置は、その名も「音源探査球体」。球体にランダムに備えられた32個のマイクによって車内の騒音をデータ化し、カメラによる車内映像と重ねることで、騒音の“出所”を可視化するというもの。「ノートe-POWER」の開発ではこの装置が大いに活躍したという。(写真=日産自動車)
-
11/14電動パワートレインプロジェクトグループ チームリーダーの向 善之介氏。「ノートe-POWER」の開発に際しては、内燃機関に対して回転が滑らかで、操作に対する反応も素早いというモーターのポテンシャルに加え、上質感や静かさについても追求したという。
-
12/14モーターは回転し始めから大トルクを発生できるのが特徴だが、そのままでは動力伝達系にねじり振動が発生し、加速がガクガクとしてしまう。そこで日産では、モーターのトルクをグラフのように緻密に制御。力強さとスムーズさを併せ持つ加速を実現した。(画像=日産自動車)
-
13/14ワンペダルドライブについて解説するEV・HEVシステム開発部 EVシステム開発グループの關 義則氏。回生ブレーキによる制動については、充電効率とともに、“止まり際のスムーズさ”を重視するなどドライバビリティーも追求したとのこと。
-
14/14「ノートe-POWER」の実車を前に、筆者の質問に答える開発メンバー。

鈴木 ケンイチ
1966年9月15日生まれ。茨城県出身。国学院大学卒。大学卒業後に一般誌/女性誌/PR誌/書籍を制作する編集プロダクションに勤務。28歳で独立。徐々に自動車関連のフィールドへ。2003年にJAF公式戦ワンメイクレース(マツダ・ロードスター・パーティレース)に参戦。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを“分かりやすく”“深く”説明することをモットーにする。
日産 ノート の中古車webCG中古車検索
エディターから一言の新着記事
-
第865回:ブリヂストンが新タイヤブランド「フィネッサ」を発表 どんなクルマに最適なのか? 2026.3.13 ブリヂストンが2026年1月に発表した「FINESSA(フィネッサ)」は、同社最新の商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を搭載する乗用車用の新タイヤブランドである。高いウエットグリップ性能と快適な車内空間の実現がうたわれるフィネッサの特徴や走行時の印象を報告する。
-
第864回:冬の北海道で「CR-V/ZR-V/ヴェゼル」にイッキ乗り! ホンダ製4WDの実力に迫る 2026.3.9 氷雪に覆われた冬の北海道で、新型「CR-V」をはじめとするホンダのSUV 3兄弟に試乗。かつては実力を疑われたこともあるというホンダ製4WDだが、今日における仕上がりはどれほどのものか? 厳しい環境のもとで、そのコントロール性を確かめた。
-
第863回:3モーター式4WDの実力やいかに!? 「ランボルギーニ・テメラリオ」で雪道を目指す 2026.3.3 電動化に向けて大きく舵を切ったランボルギーニは、「ウラカン」の後継たる「テメラリオ」をプラグインハイブリッド車としてリリースした。前に2基、リアに1基のモーターを積む4WDシステムの実力を試すべく、北の大地へと向かったのだが……。
-
第862回:北極圏の氷上コースでマクラーレンの走りを堪能 「Pure McLaren Arctic Experience」に参加して 2026.2.25 マクラーレンがフィンランド北部で「Pure McLaren Arctic Experience」を開催。ほかでは得られない、北極圏のドライビングエクスペリエンスならではの特別な体験とは? 氷上の広大な特設コースで、スーパースポーツ「アルトゥーラ」の秘めた実力に触れた。
-
第861回:冬道性能やいかに ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」を北の大地で試す 2026.2.18 2025年9月に日本ミシュランタイヤが発表した最新のオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」と「クロスクライメート3スポーツ」の冬道性能を確かめるために、北海道に飛んだ。ドライやウエット路面に続き、ウインターシーンでの印象を報告する。
新着記事
-
NEW
ポルシェ・タイカンGTS(後編)
2026.3.15思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ポルシェ・タイカン」に試乗。後編ではコーナリングマシンとしての評価を聞く。山野は最新の「GTS」に、普通のクルマとはだいぶ違う特性を感じているようだ。 -
アストンマーティン・ヴァンキッシュ ヴォランテ(FR/8AT)【試乗記】
2026.3.14試乗記英国の名門、アストンマーティンの旗艦車種「ヴァンキッシュ」に、待望の「ヴォランテ」が登場。5.2リッターV12エンジンを搭載した最上級コンバーチブルは、妥協のないパフォーマンスと爽快なオープンエアのドライブ体験を、完璧に両立した一台となっていた。 -
テスラ・モデルYプレミアム ロングレンジAWD(4WD)
2026.3.13JAIA輸入車試乗会2026電気自動車(BEV)「テスラ・モデルY」の最新モデルは、これまで以上に無駄を省いた潔いまでのシンプルさが特徴だ。JAIA輸入車試乗会に参加し、マイナーチェンジによってより軽くより上質に進化したアメリカンBEVの走りを確かめた。 -
ルノーから新型車「フィランテ」が登場 仏韓中の協業が生んだ新たな旗艦はどんなクルマ?
2026.3.13デイリーコラムルノーが韓国で新型クーペSUV「フィランテ」を世界初公開! 突如発表された新たな旗艦車種(?)は、どのようないきさつで誕生したのか? フランス、韓国、そして中国の協業が生んだニューモデルの概要と、そこに込められたルノーの狙いを解説する。 -
第865回:ブリヂストンが新タイヤブランド「フィネッサ」を発表 どんなクルマに最適なのか?
2026.3.13エディターから一言ブリヂストンが2026年1月に発表した「FINESSA(フィネッサ)」は、同社最新の商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を搭載する乗用車用の新タイヤブランドである。高いウエットグリップ性能と快適な車内空間の実現がうたわれるフィネッサの特徴や走行時の印象を報告する。 -
新型「リーフ」は日産の救世主になれるか BEVオーナーの見立ては?
2026.3.12デイリーコラム日産自動車は3代目となる電気自動車(BEV)「リーフ」の受注台数が、注文受け付け開始から約4カ月で6000台を超えたと明らかにした。その人気の秘密や特徴を、自らもBEVを所有するモータージャーナリスト生方 聡が解説する。





























