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2/41フロントを飾る“スピリット・オブ・エクスタシー”のマスコットと「RR」のバッジ。「ドーン」は今日のロールス・ロイスにおける第4のモデルとして、2015年9月に発表された。
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3/41インテリアの仕様は、購入者のお好みにより、いかようにもオーダーが可能。テスト車のインテリアもビスポークで仕立てられており、フロアにはラムウールのフットマットが敷かれていた。
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4/41ドアには他のロールス・ロイスと同じく、前が開く“コーチドア”を採用。前席ではバックレスト上部にシートベルト収納機構が装備されており、後席へのアクセス性はもちろん、煩雑な見た目を廃することでデザイン性にも寄与している。
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5/41ソフトトップについてはクローズド時の機密性、遮音性はもちろん、骨格が浮き上がってフォルムを台無しにしないようデザインにも配慮。50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能となっている。
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6/41「ドーン」は2ドアクーペ「レイス」をベースしたオープントップモデルだが、そのボディーパネルは、実に80%が同車専用の形状となっている。
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7/41「ドーン」のセンタークラスターの様子。イグニッションをオンにすると木目のフタが開き、インフォテインメントシステムのモニターが現れる。
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8/41センターコンソールに備わるインフォテインメントシステムの操作パネル。タッチパッド付きのロータリーコントローラーには“スピリット・オブ・エクスタシー”の姿が。
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9/41ソフトトップを収納する、巨大な馬蹄形のパネル。グッドウッドの木材職人が手がけたというウッドパネルと、ステンレス製のフィニッシャーが用いられている。
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10/41フロントのパルテノングリルや長大なボンネットなどにより、ひと目でロールス・ロイスとわかるエクステリア。同時にバンパーの厚みを増したり、グリルを奥まった位置に配したりと、各部に細かな調整を加えることで、ドロップヘッドクーペとして最適化されたスタイリングを実現している。
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11/41インテリアは、Aピラーから始まる左右のサイドパネルとリアバルクヘッドが“一続き”となった「スリングショット・フォルム」が特徴。イタリアの小舟「バルケッタ」を思わせるデザインとなっている。
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12/41左右の後席を分断するセンターコンソールには、後席用の空調が設けられている。
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13/4116個のスピーカーからなるビスポークオーディオの後席用スピーカー。マイクによって車内のノイズをモニタリングし、常に最適な状態となるよう音量と音質を調整する機能が搭載されている。
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14/41エンジンは現行型「ゴースト」から導入された6.6リッターV12ツインターボ。「レイス」では632psの最高出力を発生するが、「ドーン」のものは最高出力570psと、やや“控えめ”なチューニングとなっている。
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15/41メーターは古式ゆかしいアナログの3眼式。中央は速度計、右は水温計と燃料計、左は“POWER RESERVE %”という文字のとおり、エンジン回転計ではなくパワーメーターとなっている。
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16/41テスト車に装着されていた21インチの7スポークアルミホイール。タイヤには「コンチネンタル・コンチスポーツコンタクト5」が装着されていた。
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17/41足まわりには新開発のエアサスペンションとアクティブスタビライザーが装備されており、「魔法の絨毯(じゅうたん)のような乗り心地」と「非常にキビキビとしたハンドリング特性」(プレス資料より)を同時に実現している。
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18/41車両重量が2.5tを優に超える「ドーン」だが、パワフルなV12エンジンの搭載により、0-100km/h加速は4.9秒という動力性能も実現している。
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19/41各所にあしらわれたウッドパネルには、バイオリンなどに見られるブックマッチ加工(はぎ合わせ)が用いられており、車両の中心線を軸に左右対称のデザインとなっている。
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20/41丸みを帯びたリアエンドのフォルムが特徴的な「ドーン」の“後ろ姿”。今回試乗した標準モデルに加え、スポーティーな仕様の「ブラックバッジ」もラインナップされている。
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今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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