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2/242018年6月上旬、正式発表に先駆けて開催された試乗会でのひとこま。15代目「クラウン」のプロトタイプが、会場にずらりと並んだ。
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3/24車載通信機(DCM)を使って、運転に役立つさまざまな情報を必要な時に得られるのも、新型「クラウン」ならではの機能となっている。
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4/24チーフエンジニアの秋山さんは、新型「クラウン」のデザインに対して、カッコよさと品格、そしてシンプルさ、見飽きないことの4要素を求めたという。
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5/24<秋山 晃さんプロフィール>
1986年入社。実験部で「クラウン」「アリスト」「セルシオ」などFR車のNVを担当し、その後先行車両開発企画室でMCプラットフォーム開発に携わる。2007年に製品企画室に移り13代目、14代目のクラウンを手がけた。15代目クラウンではチーフエンジニアに就任。 -
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6/24学生時代は「トヨタ・クラウン」に憧れていたという秋山さん。それから三十余年がたち、同車の開発責任者を務めることになった。
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7/24まずは国内専用モデルとして販売される新型「クラウン」。欧州のプレミアムセダンに乗ってきたユーザーにアピールすることも、重要なミッションとなっている。
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8/24操作性を追求したという新型「クラウン」のコックピット周辺部。視界のよさも、大きなセリングポイントとなっている。
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9/24ボディーサイズは先代からほぼ変わらないが、クーペを思わせるルーフラインは、新型ならではの特徴といえる。
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10/24新型は「クラウン」として初めて、ドイツのニュルブルクリンク北コースにおけるテスト走行を経て開発された。目指したのは、「目線を動かすことなく安定してコーナリングできるクルマ」である。
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11/24スポーティーグレードの「RS」には、専用デザインの18インチホイールが装着される。
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12/24優れた燃費性能と豊かなトルク特性をセリングポイントとする2リッター直4ターボエンジン。先代からスライドする形でラインナップされている。
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13/24新型「クラウン」では重心高を先代比で10mm下げつつ、理想的な前後重量配分が追求されている。
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14/24これまで一貫してFR車の開発に携わってきた秋山さん。走りのよさについては、強いこだわりがあるという。
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<國重 健さんプロフィール>
1987年入社。最初のしごとは8代目「クラウン」のマイナーチェンジに追加されるスイッチのデザイン。次に初代「アリスト」のインテリアでドアトリムを担当。東京デザインセンターで先行開発に携わった後、「MR-S」のコンセプトカーのインテリア全般をまとめる。レクサスでは3代目「GS」のインテリアを担当し、「LFA」では内外装をまとめるチーフを務めた。15代目「クラウン」ではプロダクトチーフデザイナーに。
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16/24新型「クラウン」の全幅は、先代と同じ1800mm。全長はノーズが延長された分(15mm)だけ長くなっている。
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17/2415代目ではロゴマークも一新された。従来と異なる、やや角張ったデザインが採用されている。
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18/24「Simple & Emotion(シンプル アンド エモーション)」をテーマにデザインされたインテリア。センターコンソールには、8インチと7インチ、2つのディスプレイが備わる。
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19/24エクステリアデザインは、幅を広げることなくタイヤが張り出して見えるよう配慮されている。
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20/24新型では「クラウン」として初めて、6ライトキャビンのデザインが採用された。
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21/24ユーザーが最初に触れる部分であるハンドルバーは、特に触感や操作感にこだわって開発されている。
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22/24車両の傍らでハンドルバーのデザインについて語る國重さん。ドアそのものは、閉めた際の音の響き方まで考慮してデザイン・設計したという。
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23/24有機的なラインを見せるコンビランプが、リアまわりの個性を主張する。
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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