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2/592018年7月に登場した新型「スズキ・ジムニー」。モーターショーでのプロトタイプのお披露目などもなく、最近ではめずらしいほどに“いきなり”の発表、発売となった。
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3/59車両の姿勢を把握しやすい水平基調のデザインなど、インテリアは機能性を重視して開発。ダッシュボードと操作パネル類とでシボの模様を使い分けるなど、細部にまでこだわりが見られる。
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4/59前席については前後スライド量を240mmに拡大(+45mm)するとともに、調整ピッチを15mmから10mmに変更。幅広い体形の人が、より適切な運転姿勢を取れるようになった。
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5/59後席はベーシックな「ジムニーXG」を除き、ヘッドレスト付きの分割可倒式。やはりジムニーXGを除き、シート表皮には全車はっ水加工が施されている。
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6/59「ジムニー」は今回登場したモデルで4代目。ロングセラーとなった3代目は、モデル末期になっても年間3万台のグローバル販売を維持し続ける“安定銘柄”だった。
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7/59ヘッドランプ一体型のフロントグリルやクラムシェル型のボンネットなど、外装の各部にスズキの歴代SUVをモチーフにした意匠を採用。台形のホイールアーチは、タイヤ交換などの整備性を考慮したものだ。
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8/59視認性を高めるため、ベルトラインはフロントドアウィンドウの前端部で一段下げられている。
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9/59ドアを開けた際に雨が垂れてくるのを防ぐドリップレール。より積載幅の広いルーフキャリアの装着も可能にする。
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10/59オフロード走行時に障害物との接触を防ぐため、フロントバンパーは左右端が斜めに切り上げられている。
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11/59従来モデルと同じく、新型でも軽規格の「ジムニー」と小型車の「ジムニーシエラ」の両モデルをラインナップ。海外ではジムニーシエラがジムニーとして販売される。
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12/59ドーナツを思わせる偏平率の高さが目を引くタイヤ。サイズは175/80R16で、「XC」には写真のアルミホイールが、「XL」と「XG」にはスチールホイールが組み合わされる。
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13/59走りに関しては、全車標準装備となったESPの制御を応用した運転支援システムの採用もトピック。下り坂で車速を一定に保つ「ヒルディセントコントロール」や、タイヤの空転による駆動力の“逃げ”を防ぐ「ブレーキLSDトラクションコントロール」が全車に搭載される。
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14/59小柄なボディーと四隅に配された大径タイヤがかなえる優れたパッケージは、新型でも健在。3アングルはアプローチアングル=41°、ランプブレークオーバーアングル=28°、デパーチャーアングル=51°。最低地上高は205mmとなっている。
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15/59ヘアライン加工が施されたメータークラスターのガーニッシュ。実用重視のジムニーのインテリアだが、各部の質感は先代より大幅に向上した。
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16/59後席はヘッドレストを外すことでフラットにたたむことが可能。後席のシートベルトを脱着式としたり、両サイドに片側5個のユーティリティーナットを設けたり、床下に収納ボックスを設置したりと、限られたスペースを有効に使うための工夫が凝らされている。
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17/59エンジンは先代の「K6A」型からスズキの現行モデルでおなじみの「R06A」型に変更。ピークトルクはややダウンしているが、ロングストローク化により低回転域から大きなトルクを発生する、よりオフロードに適した特性となった。
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18/59新型「ジムニー」はオンロードでの快適性についても配慮。吸音・遮音材の設定範囲拡大や、フェンダーカバーへのシールの採用、全面にフェルトを施したフロアカーペットの設置などにより、静粛性を向上させた。
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19/59駆動方式はこれまでと同じく副変速機付きのパートタイム4WD。駆動方式の切り替えは手動となるが、センターデフなどの複雑な機構が不要となるため、高い信頼性を確保できる。
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20/59足まわりを前方から見たところ。ステアリング機構は路面からのキックバックを軽減するリサーキュレーティングボール式で、新型では新たにステアリングダンパーが追加された。
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21/59足まわりを後方から見たところ。サスペンションは前後ともに3リンクリジッドとなっている。
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22/59ボディーについては、ラダーフレームに2本のクロスメンバーとXメンバーを追加することで、従来モデルからねじり剛性を1.5倍に向上。新開発のボディーマウントゴムの採用により、操縦安定性の向上と乗り心地の改善も果たしている。
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23/59フレーム剛性の強化や操舵機構の改良などにより、オンロードでのマナーが大きく改善された新型「ジムニー」だが、それらの改良も、もとはオフロード性能の向上を主眼に施されたものなのだ。
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24/595段MTの変速比は、1速から順に5.809、3.433、2.171、1.354、1.000。トランスファーの変速比はハイレンジが1.320、ローレンジが2.643で、最終減速比は3.818となっている。
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25/59安全装備の大幅な強化も新型「ジムニー」のトピック。ESPの標準装備化に加え、自動緊急ブレーキや車線逸脱警報、誤発進抑制制御機能、ハイビームアシストなどが用意される。
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26/59日本での発表、発売に続き、2018年のパリモーターショーで欧州仕様が発表された新型「ジムニー」。東南アジアに関しても2019年のフィリピン市場投入がすでに発表されており、海外からの注目も大いに高まっている。
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27/59スズキ・ジムニーXC
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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