-
1/22
-
2/22
アメリカ国内で生産される2代目「NSX」は2016年8月にデビュー。その2年後の2018年10月に、マイナーチェンジ版が登場した。
-
3/22インテリアは、写真のレッド(赤系)のほか、エボニー(黒系)、オーキッド(白系)、サドル(茶系)、そして新色のインディゴ(青系)が選べる。シートのデザインはヘルメットの着用にも配慮したもので、座面や背もたれは写真のアルカンターラ以外に本革仕立て(オプション)にもできる。
-
4/22インテリアのデザインはマイナーチェンジ前と変わらない。天地のつぶれた形状のステアリングホイールは、握りやすさに配慮してリムの太さも不均等になっている。
-
5/22マイナーチェンジを機に、シルバーだったフロントグリルのパネルはボディー同色に変更。フロントおよびリアのメッシュパーツや、オプションの各種カーボンパーツはマット仕上げからグロス仕上げに改められた。
-
ホンダ NSX の中古車webCG中古車検索
-
6/22
今回は「アクティブダンパーシステム」の制御や「スポーツハイブリッドSH-AWD」の駆動力配分が見直され、高速コーナリング時のコントロール性や車両安定性が向上した。
-
7/22フロント側のボンネット下はご覧のとおり。ラゲッジスペースは皆無で、ラジエーターや前輪を駆動するツインモーターユニットがおさまっている。
-
8/22キャビン後方は、パワーユニットの積載スペース(写真左上)と荷室(同右下)にあてられる。荷室のフロアは、トランスミッションのアクチュエーターが干渉するためフラットにはなっていない。
-
9/22マフラーエンドはセンターの4本出し。その両サイドにはフィン形状のディフューザーが並ぶ。
-
10/22「スポーツ+」モードを選択すると、EV走行とアイドリングストップが無効に。ツインモーターによるトルクベクタリングをより積極的に生かしたコーナリングが可能となる。
-
11/22「NSX」の走行モードは、「クワイエット」「スポーツ」「スポーツ+」「トラック」の計4モード。ドライバーの好みに合わせてエンジンや足まわりなどの制御を個別に変更する“個人設定モード”は用意されない。
-
12/2210スポークの「NSX」専用鍛造アルミホイール。タイヤは専用開発の「コンチネンタル・スポーツコンタクト6」が組み合わされている。奥に見えるカーボンセラミックのディスクローターとカラードキャリパーはセットで120万円のオプション。
-
13/22最新の「NSX」は、外乱の影響を受けることなく一体感が得られる直線加速と、より自在なトラクション性能を感じられる旋回加速を手に入れた。
-
14/22市街地で車両を静かに走らせたいときには「クワイエット」モードが使える。排気音が抑えられるほか、アクセルレスポンスや乗り心地もマイルドに変化する。
-
15/22ステアリングホイールの右側スポーク部には、走行速度を維持するクルーズコントロールのスイッチが並ぶ。
-
16/22シフトセレクターはスイッチ式で「P」「R」「N」「D/M」のボタンが独立して並ぶ。走行モードの選択ダイヤル(写真右上)も同一直線上にレイアウトされる。
-
17/22
2019年型「NSX」のデリバリーは、2019年5月に始まる見込み。以後、オーダーから配車までのインターバルはだいたい半年ずつになるという。
-
18/22ホンダNSX
-
19/22カーボンファイバー製のエンジンカバー。40万円のオプションとして用意される。
-
20/22ホンダ純正のインターナビは標準装備。Apple CarPlayやAndroid Autoをはじめ、スマートフォンとの連携機能も充実している。
-
21/22
運転席と助手席の間に設けられた小物入れスペース。HDMIやUSBのソケットが備わる。
-
22/22
ボディーカラーは、初代「NSX」に採用された「ニューイモラオレンジ・パール」をイメージしたという新色「サーマル・オレンジパール」(写真)を含む、全8色がラインナップされる。

下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
ホンダ NSX の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。