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2/75クラシックガレージは2016年8月に発足したボルボ・カー・ジャパンのクラシックカー部門である。当初はレストア整備のみを請け負っていたが、2017年より車両の販売も行っている。
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3/752016年が38台、2017年が81台、2018年が95台と、着実に入庫台数が増えているクラシックガレージ。特に「P1800」系のモデルは、日本で登録されている個体のおよそ2割がこちらでお世話になっている計算になるという。
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4/75今回試乗した「122Sアマゾン」。1956年に登場した「120」シリーズの高性能モデルである。試乗車はモデル末期の1970年に生産された個体。
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5/751974~1993年に生産されたご長寿モデル「240」シリーズ。ボディータイプはセダンとワゴンで、排気量の異なる数種類の直4モデルに、直4ターボモデル、直6モデルと、さまざまなモデルがラインナップされた。
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6/75試乗車の「122Sアマゾン」は、北欧自動車(ヤナセ)がディストリビューターだった時代に大阪で新車購入されたもの。高齢となった前オーナーからクラシックガレージが引き取り、管理しているという。
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7/75およそ半世紀前の個体とは思えない、きれいな状態の保たれたインテリア。「クラシックガレージ」の阿部氏いわく、入庫時から「シートも新車みたい」な状態だったという。
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8/75運転の仕方は普通のMT車と共通。トランスミッションは左上がリバースのフロアシフト式4段MTで、パーキングブレーキのレバーは運転席の右側に備わっていた。
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9/75ボルボのクラシックカーは、純正の部品が当時とほぼ変わらぬレートで供給されており、またリプロダクション品も豊富に流通しているという。
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10/75いわゆる“納屋物件”だったとは思えないほど良好な状態だったという「122Sアマゾン」。リフレッシュはブッシュやモールなどといった消耗品の交換が主で、外装についてはフロントの一部を除いて「オリジナルのまま」だという。
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11/75SUキャブレターが2基装備された「B20B」型1986cc直4 OHVエンジン。「120」シリーズに同エンジンが採用されたのは、モデルライフも終盤の1968年になってからだった。
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12/75「122Sアマゾン」には、ミシュランのクラシックタイヤ「XZX」が装着されていた。
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13/75衝突安全性を考慮して、ボディーの前後方向に丈夫なフレームがわたされていたという「122Sアマゾン」。その丈夫なつくりは、走りにも特徴を与えていた。
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14/75試乗車の「240ワゴン」は最終年式にあたる1993年型のエントリーグレード「タック」。グレード名のタック(TACK)は、スウェーデン語で「ありがとう」の意の単語に由来する。
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15/75「240ワゴン タック」のインテリア。センタークラスターなどに備わる大ぶりの押しボタンやロッカースイッチは、「手袋をしたままでも操作しやすいように」という、スウェーデンのプロダクトならではの配慮だった。
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16/75試乗車に搭載されていた、「B230F」型2316cc直4 SOHCエンジン。燃料噴射装置はボッシュの電気式インジェクション「LHジェトロニック」で、115psの最高出力と185Nmの最大トルクを発生した。
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17/75普段使いに耐えられる実用性の高さとクラシカルなスタイリングにより、「240」シリーズはクラシックボルボの中でも高い人気を誇る。
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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