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1/12「Honda eMaaSシステム」のイメージ。「再生可能エネルギー」には気象条件次第で変動してしまうという弱点があるが、これを個々の輸送機器のバッテリーに分散・貯蔵し統合管理することで、社会全体のエネルギー平準化を実現する。
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2/12
2020年に欧州で発売される予定の「ホンダe」(写真はプロトタイプ)。充放電対応型のピュアEVで、「Honda eMaaSシステム」の要素となることが期待されている。
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3/12電動パーソナルモビリティー「ESMOコンセプト」。電動車いす「モンパルML200」のパーツを流用しながらも、幅広い年齢層に支持されそうな、クールなデザインに仕立てられている。
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4/12ホンダの電動スクーター「PCXエレクトリック」。モーターの最高出力は4.2kWで、一充電あたりの走行可能距離は41kmと公表されている。
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5/12「PCXエレクトリック」のシート下には、48V系の「モバイルパワーパック」が2つ並ぶ。走行時はこれらを直列に接続してシステム電圧を96V系に変更、電力による損失を抑え、システム全体の効率を高める。
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6/12こちらの小型EVは2電源式。あらかじめ搭載されているハイブリッドバッテリーで高出力を実現しながら、車体後部に可搬型の「モバイルパワーパック」を追加することで航続距離を稼ぐ。技アリのEVといえる。
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7/12「モバイルパワーパック」を充電ステーションから抜き挿ししている様子。バッテリー本体の重量は約10kgで、こうした充電施設が利用できるほか、車体に搭載したままでのチャージも可能。
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8/12こちらはハーフサイズの「モバイルパワーパック」。重量が大幅に抑えられるというのは、可搬型の製品としては重要なポイントである。
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9/12ハーフサイズの「モバイルパワーパック」で駆動する「3E-B18」。下方の黒い部分が本体で、アタッチメントを装着することでさまざまなツールに“変身”できる。今は研究開発段階である。
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10/12「モバイルパワーパック」に対応する機器の中には、オフロード走行を得意とするATVの姿も。単なる展示用コンセプトモデルではなく、事業の実証実験に用いられている。
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11/12車体の多くの部分が荷台にあてられる、物流用自動運転プラットフォーム「3E-C18」。車体右側面(写真で青く見える部分)に「モバイルパワーパック」を挿入して使う。
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12/12「バッテリーを可搬型にすれば、充電・給電の自由度が増すだけでなく、EVの車両本体価格も大幅に抑えられる。その点でもEVの普及を促す効果がある」とホンダの開発者は熱く語る。

青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
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